※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
1/25⇒3/8に延期となりました
0.はじめに
(1) 自然の階層性
(2) 材料においても、スケールにより支配法則が変わる
(3) 粒子の大きさ
(4) 空間の大きさ
(5) 相対的な距離と相互作用
(6) ナノ空間と分子のサイズ
(7) もしスケールが変わっても、一つの法則が支配するならば
1.フィラーを使う理由
1.1 力学的な強度
1.2 表面特性・外観
1.3 耐久性
1.4 電気特性・音響特性
1.5 難燃性
2.フィラーによる補強メカニズム
2.1 予備知識
(1) 目的によるフィラーの分類
(2) サイズ、形状による分類
2.2 複合則
(1) 全体の見方
(2) 力学的性質
(3) 重要なこと
2.3 高分子材料の高次構造
(1) 一次構造
(2) ニ次構造
(3) 高次構造
(4) 固体とは ガラスと結晶
2.4 ナノメータースケール
(1) 非晶のゴムに対する補強効果
(2) 半結晶性高分子に対する補強効果
(3) ナノコンポジット
2.5 マイクロメータースケール
(1) 複合則にあるような力学的な作用を考える前に
(2) タルク
2.6 ミリメータースケール
(1) ガラス繊維強化PP
2.7 メータースケール
(1) 連続繊維
3.複合材料の製造方法
3.1 基本事項
(1) 分散と分配とは
(2) 分散とは、付着しているモノを分離すること
(3) 付着する原因 顔料を事例として
(4) 粒径と付着力との関係
(5) 付着・凝集の原理
(6) 凝集体を壊すために必要な力
3.2 ナノメータースケール
(1) 層間剥離
(2) プラスチック用の混練機と押出機の経緯
3.3 マイクロメータースケール
(1) マスターバッチの話
(2) 生産効率の追求
(3) 現在の日本の主流
(4) 現在の世界の主流
3.4 ミリメータースケール
(1) LFT-D工法
(2) 長繊維マスターバッチによる直接成形
(3) 抄紙法の一般的な製造方法
3.5 メータースケール
(1) GMAT
(2) ハンドレイアップ
(3) フィラメントワインディング
(4) VaRTM
4.フィラー充填材料の成形加工
4.1 粘度の問題
(1) 粘度とは
(2) 分散系の組み合わせと呼び方
(3) 粒子分散系の粘度に対する剛直粒子の効果
4.2 ナノメータースケール
(1) 分子鎖と粘度
(2) ランダムコイルと粘度
(3) フィラー自体のネットワーク: 構造粘性
(4) フィラーをナノ分散した副作用としての増粘
4.3 マイクロメータースケール
(1) タルク充填ポリプロピレン
(2) 分散剤、表面処理剤の併用で粘度は低下
(3) アスペクト比が増大すると、一般的には粘度が増大する
(4) チクソトロピー
4.4 ミリメータースケール
(1) ガラス短繊維を添加すると溶融粘度は一般的に増大する
(2) ガラス繊維長(アスペクト比)が増大すると溶融粘度は一般的に増大する
(3) ガラス繊維の表面処理により溶融粘度は一般的に増大する
4.5 メータースケール
5.高分子系複合材料のトラブル事例
5.1 長期的な耐久性
5.2 フィラーと高分子の組み合わせ