Tダイ成形機の基礎とフィルム成形トラブル対策【東京開催】

※会場開催のみ。WEB配信はございません。

セミナー概要
略称
Tダイ【東京開催】
セミナーNo.
2405100
開催日時
2024年05月31日(金) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第2会議室
講師
アクスモールディング(株) 代表取締役社長 横田 新一郎 氏
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
 ・1名46,200円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
 ・10名以上で申込される場合は大口割引がございます。
  お気軽にメールでご相談ください。info@rdsc.co.jp
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
15名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
・Tダイを用いての製造・開発に携わっている方
・特に、若手技術者を中心とした装置・技術・理論の知識習得を希望している方
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
・Tダイの構造、特徴など成形機の仕組みがわかる
・問題・トラブルに対して、対応できる知識が習得できる
・自社に合わせた最適な活用法を習得できる。
趣旨
 日頃からTダイ成形機をお使いの方も、Tダイ成形機の詳細はご存知でないものの興味がある方など幅広い業界関係者に対し、Tダイ成形機で特徴、使いこなすポイントは何か、について分かりやすく説明します。また、問題・トラブルについて事例を交えて紹介し、その原因から対策について解説します。
プログラム

第1章 Tダイ設計のプロセスと構造
1.Tダイの種類とラインナップ
 1-1 フィルム用Tダイの特徴
 1-2 シート用Tダイの特徴
 1-3 多層用Tダイ
 1-4 ディッケル付Tダイ
 1-5 ラミネート用Tダイ
 1-6 キャスティングダイ(塗工ダイ)
 1-7 フィッシュテールダイ
 1-8 特殊ダイ
 1-9 2枚シート金型
2.Tダイを設計するためのプロセス
3.Tダイのリップ調整ボルトとチョークバーの構造
4.チョークバーの役目
5.ロールエアギャップとネックインについて
6.ヒータ温調の考え方
7.Tダイの精度
8.硬質クロームメッキによるTダイ先端リップの最小R加工
9.芯直度0.001mm以下の高精度芯直度ダイの製作と測定
10.Tダイ内部の滞留軽減のための流路形状
11.Tダイのリップランドの長さ
12.Tダイ内部の面粗度と表面処理
13.Tダイの当たり面(取付面)
14.樹脂焼けが起こった場合のトラブルと対策
15.ダイリップのシャープエッジによる目ヤニ対策
16.ダイ内部の固形化防止ためのフィッシュテールダイ設計
17.Tダイによるメルトフラクチャ対策
18.樹脂漏れ対策とTダイの設計思想
19.樹脂の流れが不均一の場合のTダイ修正加工対策

第2章 ディッケル付Tダイの構造
1.アウタディッケル
2.インナディッケル
3.全幅ディッケル
4.他社のディッケルダイの比較
5.特殊成形 スタンピングモールド法について
6.特殊成形 スクリュダイについて

第3章 Tダイを製作する工程
1.Tダイの加工材料
2.3Dマニホールドの形状からCAM加工まで
3.Tダイの研磨加工
4.ミガキ工程
5.硬質クロームメッキとカニゼンメッキ
6.Tダイの修理について

第4章 多層シート・フィルム成形
1.共押出の問題点
 1-1 合流部での渦
 1-2 包み込み現象
 1-3 境界面の乱れ
2.多層シート・フィルム成形の金型構造
 2-1 フィードブロック付Tダイの特徴
  ・フィードブロック方式の利点、欠点
  ・フィードブロックの種類
 2-2 マルチマニホールドダイの特徴
  ・マルチマニホールドダイ方式の利点、欠点
  ・並列配置のマルチマニホールドTダイ
  ・他社の参照図面にて多層ダイを比較する
3.超多層成形
4.最新の多層金型事例
5.金型製作メーカの選定
6.将来の多層シート例

第5章 Tダイの3次元解析
1.3次元CADデータによるTダイ内部の解析事例
2.3次元解析の事例
 2-1 マニホールドが分岐する部分
 2-2 マニホールドからスリットに入る部分
 2-3 マニホールドのサイド部
 2-4 チョークバーの種類の比較
 2-5 チョークバー締めた時の比較
 2-6 リップの締めた時
3.3次元の多層解析モデル

第6章 Tダイの2.5次元解析

第7章 自動リップ式Tダイ

 【質疑応答】

キーワード
Tダイ,ダイコーティング,塗布,フィルム,シート,セミナー
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