使用者の感じた感覚をいかに正確に評価し、商品設計やマーケッティングに結び付けるか?

商品開発のための感性・官能評価用アンケート設計と物性値への落とし込み【LIVE配信】
~官能評価データの解析と感覚に関する機器分析手法 / 手触り・触感の定量化を解説

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

セミナー概要
略称
アンケート【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2024年05月24日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
山形大学 工学部 バイオ化学工学科/化学・バイオ工学科
    理工学研究科 バイオ化学工学専攻 教授 野々村 美宗 氏

ご専門:
 界面化学、化粧品学
ご略歴:
 慶應義塾大学大学院後期博士課程修了、花王株式会社入社。
 11年間メイクアップ化粧料、皮膚洗浄料の商品開発を担当し、
 2007年から山形大学。
 日本化学会コロイドおよび界面化学部会奨励賞(2008年)など受賞。
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付【PDFにて配布いたします】

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
化粧品、繊維、食品、自動車、情報機器、原料、部品メーカー などの商品開発担当者向けです。
習得できる知識
・官能評価のやりかた
 ・データの解析の仕方
 ・手触り・触覚の官能評価に基づいた商品設計の実例
 ・物性・官能評価に基づいた触覚の評価と制御
趣旨
官能評価は食品・衣料・化粧品から自動車・情報機器・ロボット・まであらゆる商品開発の現場で使われる必須のツールです。しかし、使用者の感じた感覚を正確に評価し、商品設計やマーケッティングに結び付けるのは難しいものです。この セミナーでは、モノの手触りや触覚に関するアンケートを設計、得られたデータを解析し、商品設計の基本になる物性値に結び付ける方法を、具体例を交えて説明します。
プログラム

 1.官能評価とは?
  1.1 なぜ官能評価をするのか?
  1.2 機器分析との違いと特徴
  1.3 官能評価のプロセス
  1.4 倫理審査
 2.官能評価に影響を及ぼすファクターとそのコントロール
  2.1 評価方法の種類
  2.2 実験環境をどうするか?
  2.3 試料数とその提示法
  2.4 パネルの選び方と数
  2.5 評価に使うことばの選び方
  2.6 官能評価の尺度と特徴
 3.官能評価用質問紙の作り方
  3.1 フェイスシートにはどんな内容を盛り込むか?
  3.2 質問紙の具体例
 4.官能評価データの解析
  4.1 データ解析の基本
   ・平均
   ・分散
   ・標準偏差
   ・ガウス分布
   ・t分布
  4.2 検定:2つのスコアの間に差があるか?
  4.3 相関分析:2つの変量の間の関係
  4.4 回帰分析:3つ以上の変量の間の関係
  4.5 高度な解析法
   ・クラスター分析
   ・パス解析
   ・共分散構造解析
 5.手触り・触感のメカニズムと触覚センシング
  5.1 ヒトの触覚認識メカニズム
  5.2 商品開発の現場で使われる触覚センサ
 6. 触覚センシングの最新動向
  6.1 ヒトはなぜ多彩な触感を感じるのか?
  6.2 ヒト指モデル・人工皮膚を利用した触覚センシング
  6.3 ヒトの触動作を模倣した触覚センシング
  6.4 高速カメラ・フォースプレートハイブリッドシステム
  6.5 しっとり感・さらさら感の発現メカニズム
  6.6 ヒト皮膚および毛髪の摩擦ダイナミクスと触感
  6.7 メイクアップ化粧料の摩擦ダイナミクスと触感
  6.8 手術用ロボットのための触覚ディスプレイシステム

キーワード
官能評価,パネル,感覚,触覚,セミナー,Web,LIVE,講習会,研修
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