実際の商品開発や研究に役立つ接着向上手段を紹介します!

接着の基礎と接着改良技術【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:7/26~8/9(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
接着【WEBセミナー】
セミナーNo.
2407115
開催日時
2024年07月25日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
畠山技術士事務所 所長 技術士 (応用理学部門) 畠山 晶 氏
【略歴】
1980年~2013年まで富士フイルムの研究所に勤務し写真フィルム、光学フィルム、
太陽電池用バックシートなどの商品化研究と高分子の要素研究に従事。
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
 ・3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。
会員登録とは?⇒よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き【PDF配布】

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
接着技術の実際を学びたい方、実務で接着の知識が必要な方
趣旨
「接着」は塗料、接着剤、高機能フィルムなどの様々な分野で重要な技術である。従って接着改良の方法は多くの技術者にとって興味があるものであろう。一方、初心者にとって接着は難しいと言われることも多い。そのため、経験や勘に頼って接着剤選びをしていることもある。"この講演では接着の基本的な考え方と接着改良方法を初心者にも分かりやすく説明したい。具体的には、接着改良の実際的手法を下記の3つに分けて説明する。
 ①接着剤と基材の間に1次結合を形成する方法
 ②接着剤と基材の親和性を利用する方法
 ③接着剤と基材の界面混合を利用する方法
また、接着が難しいポリオレフィンやポリテトラフルオロエチレンの接着改良の例についても紹介したい。実際の接着力は、基材の表面粗さや接着剤の乾燥条件などの多数の要因の影響を受けている。このような要因をうまく制御することで大きな接着力が得られることが多い。ここではこの要因とこれを利用した接着改良手段についても紹介したい。本講演で、自分の商品開発や研究に役立つ接着技術について身に着けていただければ幸いです。
プログラム

1.初めに
  1.1 剥離面の形状
   (1) 剥離面
   (2) 界面剥離
   (3) 凝集破壊
   (4) 剥離箇所の変化
  1.2  いろいろな剥離法とピール剥離
   (1) いろいろな剥離法
   (2) ピール剥離
2.基材と塗布層の素材
  2.1 基材
   (1) 基材の種類
  2.2 塗布層の素材
   (1) バインダー
   (2) 架橋剤
   (3) フィラー
   (4) 可塑剤
3.界面の接着
  3.1 界面接着の種類
   (1) 界面を接着させるメカニズム
  3.2 界面1次結合を利用する接着改良
   (1) 基材と塗布層の間の界面1次結合
   (2) 下塗りを利用する方法
   (3) 架橋剤を利用する例
   (4) 表面処理を利用する例
   (5) プラズマ重合を利用する方法
   (6) プラズマ開始重合を利用する方法
   (7) シランカップリング剤を利用する例
   (8) 官能基の2量体化を利用する例
   (9) セグリゲーション
   (10) 吸着を利用する例
  3.3 界面2次結合を利用する接着改良
   (1) 基材と塗布層の間の界面2次結合
   (2) 基材の特性
   (3) 基材の表面処理
   (4) 基材と塗布層の親和性
  3.4 界面混合を利用する接着改良
   (1) 溶媒を利用する方法
   (2) ドープセメントを利用する方法
   (3) モノマーを利用する方法
  3.5 界面接着に影響する要因
   (1) 剥離力に影響する要因
   (2) 基材の凹凸
   (3) 基材の結晶化度
   (4) バインダーの分子量
   (5) バインダーの極性基
   (6) ポリマーの偏在
   (7) 界面活性剤
   (8) 塗布層の架橋
   (9) 塗布層の粘弾性
   (10) 塗布層の内部応力
   (11) 水分
   (12) 剥離方法
  3.6 難接着材料の接着
   (1) ポリオレフィン
   (2) ポリテトラフルオロエチレン
4.塗布層の凝集破壊の防止
   (1) 塗布層の凝集破壊
   (2) 塗布層のバインダーの分子量
   (3) 第2世代アクリル接着剤(SGA)
5.まとめ

キーワード
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