★毒性の高いイソシアネートを用いないポリウレタンの合成法をご紹介!
★従来の合成法との比較や材料設計のヒント、様々な応用についても解説します!

イソシアネートを用いない新しいポリウレタン材料の合成と応用【LIVE配信】

※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。アーカイブ配信はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
新しいポリウレタン【WEBセミナー】
セミナーNo.
2407123
開催日時
2024年07月22日(月) 13:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  39,600円 (本体価格:36,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、39,600円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

・セミナー資料は事前にPDFで送付します。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。この点にご了承の上、お申し込みください。


【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】

1.Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧下さい。セミナー開始直前のトラブルについては対応いたしかねますのでご了承下さい。

3.開催日の数日前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加下さい。
講座の内容
習得できる知識
・新しいポリウレタン材料の設計に向けた知識
・従来のポリウレタン合成法
・光オン・デマンド有機合成法
・フッ素化カーボネートを用いる非イソシアネートポリウレタン合成法
・ポリウレタンの構造と物性
趣旨
【第1部】
 有毒で不安定なイソシアネートを用いない手法である、五員環カーボネートとアミンの反応を利用したポリウレタンの合成法および得られるポリウレタンの機能と応用について、一般的なポリウレタンとの比較も含めて紹介する。五員環カーボネートは、エポキシと二酸化炭素の反応により得られることから、多様な汎用エポキシを原料として合成することができる。二官能性五員環カーボネートとジアミンの反応では、側鎖に水酸基を持つポリウレタン(ポリヒドロキシウレタン)がえられる。この水酸基はさまざまな反応により変換可能である。また、エチレンカーボネートとジアミンの反応ではウレタンジオールが得られ、この脱エチレングリ
 コール重縮合により、脂肪族ポリウレタンを得ることもできる。これらの合成法を講演者の研究を中心に述べるとともに、様々な応用についても述べる。

【第2部】
 毒性の高いホスゲンを使う必要があるためにこれまで合成が困難であった様々な有用化学物質(化学品原料、医薬品原薬・中間体、ポリマーなど)を、当グループで開発した光オン・デマンド有機合成法によって、安全・安価・簡単・低環境負荷で合成できるようになった。当グループはこの新たな方法を使って、産学連携で、これまでにない新しいポリウレタン合成法の開発に成功した。実用化に向けた研究開発の歴史や課題について、社会との情報共有および議論を行いたい。
 
プログラム

第1部 五員環カーボネートとアミンの反応を利用したポリウレタンの合成法

1.ポリウレタンの合成と性質
 1-1.ポリウレタンの合成
 1-2.ポリウレタンの性質

2.五員環カーボネートとアミンとの反応を利用する
    ポリヒドロキシウレタンの合成、反応、及び性質

 2-1.エポキシと二酸化炭素の反応による五員環カーボネートの合成
 2-2.五員環カーボネートとアミンの反応によるポリヒドロキシウレタンの合成
 2-3.ポリヒドロキシウレタンの反応
 2-4.ポリヒドロキシウレタンの性質

3.五員環カーボネートとアミンの反応を利用する脂肪族ポリウレタンの合成
 3-1.エチレンカーボネートとジアミンの反応を利用する脂肪族ポリウレタンの合成
 3-2.得られた両末端反応性ポリウレタンの応用

4.さまざまなポリヒドロキシウレタンの合成と応用
 4-1.ポリヒドロキシウレタンの複合材料への応用
 4-2.ポリヒドロキシウレタンのフォームへの応用
 4-3.その他のポリヒドロキシウレタンの応用


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第2部 フッ素化合物を使った新しい非イソシアネートポリウレタン合成法と応用

1.従来のポリウレタン合成法
 1-1.イソシアネートを用いる一般的なポリウレタン合成法
 1-2.イソシアネートを用いない一般的な非ポリウレタン合成法

2.新しいポリウレタン合成法
 2-1.光オン・デマンド有機合成法によるイソシアネートとポリウレタンのワンポット合成
 2-2.光オン・デマンド有機合成法によるフッ素化カーボネート合成
 2-3.フッ素化カーボネートとジオールからのビスカーボネート合成
 2-4.ビスカーボネートとジアミンを用いる非イソシアネートポリウレタン合成法
 2-5.原料の構造と重合度
 2-6.得られたポリウレタンの構造と物性の関わり

スケジュール
13:00-14:40 第1部
14:40-14:50 休憩
14:50-16:30 第2部

※講義の進行状況により多少前後いたします。
キーワード
ポリウレタン、イソシアネート、毒性、有害、合成、フッ素化合物、五員環カーボネート、アミン
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