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プラスチック成形品の劣化・破壊メカニズムと破面の特徴【LIVE配信】

※アーカイブ配信(期間:7/26~7/31)のご視聴を希望される方は、【こちらのページ】からお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
プラスチック劣化・破面【WEBセミナー】
セミナーNo.
240765
開催日時
2024年07月24日(水) 13:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
北陸先端科学技術大学院大学 産官学連携客員教授 博士(学術) 樋口 裕思 氏

【専門】
 高分子材料評価、オープンイノベーション、地球温暖化対策

【学協会等】
 マテルアルライフ学会、研究・イノベーション学会、産学連携学会

【略歴】
 大阪大学大学院修士卒、京都工芸繊維大学大学院博士卒
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  33,000円 (本体価格:30,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。
 ・1名申込の場合、44,000円(税込)→33,000円(税込)
 ・2名同時申込の場合、合計88,000円(税込)→合計44,000円(税込)
   ※両名の会員登録が必要です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・高分子の研究や製造業務に携わることになった入社2~3年目ぐらいの方
・成形現場に関わりを持つ経験者でプラスチック成形の品質向上のプロセスを認識されたい方
・プラスチック製品の経年劣化トラブルに悩まれておられる方
習得できる知識
・プラスチック成形品の劣化に対応した品質管理の考え方と、トラブル対策の方法
・プラスチック成形品の劣化による破壊破面から、劣化現象を推定する方法
趣旨
 プラスチック成形加工品の劣化と破壊について、設計時の考え方、劣化に至るプロセスと実際に起こりやすい劣化現象およびその実例を紹介します。また破壊した破面を観察することで劣化要因を推定する方法をご紹介します。
プログラム

1.はじめに
 1-1 受講対象・レベル
 1-2 習得できる知識
 1-3 講座の主旨

2.プラスチック成形品の品質管理の考え方と不具合対策の実施
 2-1 プラスチック成形品が完成するまでの流れ
 2-2 材料における長期耐久性について
 2-3 プラスチック成形品の品質管理スキーム
 2-4 トラブル発生時のクレームの流れ
 2-5 トラブル発生時の解決の流れ(理想)

3.材料設計と劣化およびトラブル発生に対する考え方 
 3-1 プラスチック成形品の材料設計の考え方
 3-2 材料/設計ミスマッチのトラブル発生条件
 3-3 成形品の経時劣化と機能低下(1、2)
 3-4 プラスチック成形品の劣化因子分類(1、2)
 3-5 プラスチック成形品の劣化現象一覧

4.劣化の評価方法の一例(暗所黄変試験)とその基準
 4-1 劣化による変色
 4-2 暗所黄変試験 ~耐熱性・耐候性~
 4-3 色差(変色度)の指標
 4-4 暗所黄変試験 ~耐水性~

5.実際の製品で発生する劣化現象の要因別割合
 5-1 実際の製品で発生する劣化の要因別割合
 5-2 劣化因子分類からの対策
 5-3 材料設計面からの対策

6.環境応力割れ現象と、その破面の特徴
 6-1 環境応力割れ現象とは(1、2、3、4、5、6)
 6-2 環境応力割れのメカニズム(1、2、3)
 6-3 ストレスクラック/ソルベントクラックとの違い(1、2、3、4、5)
 6-4 破面の特徴(1、2、3)

7.劣化の検出方法 ~ケミルミネッセンスアナライザー~
 7-1 極微弱発光検出装置:ケミルミネッセンスアナライザー
 7-2 CCDによるケミルミのイメージ
 7-3 酸化反応由来の微弱発光生成機構
 7-4 酸化すると光る現象
 7-5 早く劣化検出ができる評価方法の順序

8.プラスチック成形部材の劣化事例と対策
 8-1 ABS樹脂の環境応力割れと対策(1、2、3)
 8-2 アクリル樹脂のウエルドライン疲労割れと対策
 8-3 ABS樹脂のウエルドライン割れ
 8-4 PPE樹脂の環境応力割れと対策
 8-5 塩ビ樹脂からの可塑剤の移行と対策
 8-6 POM樹脂の加水分解と対策
 8-7 劣化事例のまとめ一覧表

9.おわりに
 9-1 トラブル発生時の解決の流れ(現実)
 9-2 劣化対策の実施変遷例
 9-3 健全なプラスチック部材のための検討体制

【質疑応答】

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