⭐本セミナーでは表面処理技術の基礎知識から、種類、得られる皮膜の特徴、工法、選定方法、実用事例、トラブル対策を動画も交えて解説します。

表面処理技術の基礎と正しい選び方【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:7/23~8/2(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
表面処理【WEBセミナー】
セミナーNo.
240785
開催日時
2024年07月22日(月) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
HAI技術士事務所 代表 服部 篤彦 氏

【経歴】
1998年、名古屋大学工学部分子化学工学科卒。
同年、新光電気工業に入社し、プリント配線板の銅めっきや無電解めっきによる微細配線
形成技術の研究に携わる。
2002年には自動車用ボルトメーカーの青山製作所に移籍し、開発本部にて自動車用ボ
ルトの亜鉛めっき三価クロメート、クロムフリー防錆塗装の液開発に従事する。
2005年からは生産技術本部で、めっきの新規設備計画、設備調達、現地生産準備を担当(国内、海外多数経験)。
めっき排水を低減する設備設計にも携わり、排水を従来機の1/100まで削減し、
大手自動車メーカーより技術開発賞を受賞する。
2020年からはデジタル推進室にてAI画像処理を用いた自動化改善を多数実施する。
2023年にHAI技術士事務所を設立し、現在に至る。

【主な保有資格】
技術士(金属/表面技術)
JDLAディープラーニングE資格(2021#1)

【所属】
日本技術士会、表面技術協会、愛知県鍍金工業組合賛助会員
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
・セミナー資料は事前に郵送いたします。会社以外の場所で受け取りを希望される場合は、申し込みフォームのコメント欄にご住所をご記入下さい。
 ※資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちら からミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・製造業務にたずさわって2~3年の若手技術者や新人の方。
・メーカーで表面処理に関わる設計、生産技術、調達、品質管理部門等の方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
・表面処理技術の種類、特徴、工法、実用事例が理解出来る。
・表面処理技術で得られる機能特性が理解出来る。
・表面処理トラブルを未然に防ぐポイントが理解出来る。
趣旨
表面処理技術は、耐食性の向上や機械的特性や電気的接続性の付与などを目的に、様々な製品で活用されています。適用製品の高度化と多様化に伴い、要求される機能特性は複雑になっており、それに対応した表面処理の種類も非常に多様化し、より専門的になっています。 本セミナーでは、メーカー内で表面処理に関わる業務を行う設計、生産技術、調達、品質管理部門の方々を対象に、表面処理技術の基礎について解説します。
まずは、基礎知識として表面処理の種類、得られる皮膜の特徴、工法、実用事例を動画も交えて解説します。次に、機能特性を軸にして、それぞれの表面処理が実際にどのような場面で利用されているかを具体例と共に見ていきます。最後に、予期せぬ品質不具合を未然に防ぐために、表面処理選定時に留意すべきポイントについて、トラブル事例を交えながら解説します。本セミナーを通じて、要求される機能に応じた表面処理が正しく選択できるようになるための基礎知識を得られます。
プログラム

1.表面処理の概要
 1-1.表面処理の定義と目的
 1-2.表面処理の全体像
 1-3.表面処理の原理、工法、皮膜の特徴、代表的な皮膜の紹介、皮膜のバリエーション
  (1) 湿式めっき(電気めっき、無電解めっき)
  (2) 塗装
  (3) 陽極酸化
  (4) 化成処理
  (5) 溶射
  (6) 溶融めっき
  (7) 乾式めっき(CVD、PVD)

2.表面処理で付加出来る機能特性と適用事例
 2-1.要求機能特性の全体像
 2-2.機能特性別に適用される表面処理と事例の紹介
  (1) 装飾性
  (2) 耐食性
  (3) 硬度(耐摩耗性)
  (4) 摺動性(低摩擦係数)
  (5) 熱的特性
  (6) 光学特性
  (7) 電気特性
  (8) その他の機能性表面処理

3.表面処理選定時に注意すべきポイントとトラブル事例
 3-1.よくあるトラブルと対策方法
  (1) 酸洗い
  (2) 寸法精度
  (3) 表面粗さ
  (4) 皮膜の剥がれ(密着性不足、熱的影響)
  (5) 色調
  (6) ウィスカ
  (7) 異種金属接触腐食
  (8) 水素脆性
  (9) 外的影響によるトラブル(熱、雰囲気、耐薬品など)
 3-2.加工先の選定方法
  (1) 加工先選びの注意点
  (2) 加工先の選び方

4.まとめと質疑応答

キーワード
表面処理,めっき,皮膜,加工,セミナー,研修
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