★残留ひずみの種類と発生メカニズム、成形法別の残留ひずみ発生原因と対策、アニール処理法と注意点について現場的観点から解説!

プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術【LIVE配信】

※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。アーカイブ配信はございません。

セミナー概要
略称
アニール処理【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2024年08月22日(木) 10:30~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
本間技術士事務所 所長 本間 精一 氏
(元・三菱エンジニアリングプラスチックス 常務取締役)
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

・セミナー資料はPDFで事前にお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。この点にご了承の上、お申し込みください。


【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】

1.Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧下さい。セミナー開始直前のトラブルについては対応いたしかねますのでご了承下さい。

3.開催日の数日前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加下さい。
講座の内容
趣旨
 残留ひずみは成形過程で生じた弾性ひずみが、成形後に残留しているひずみである。残留応力は(残留ひずみ×弾性率)であるので材料の弾性率によって変化するが、本講では、主として残留ひずみという用語を用いる。過大な残留ひずみがあるとクラック、後寸法変化、そり、光学性能低下などのトラブルを誘発する。成形法によっても発生メカニズムが異なるので原理をよく理解した上で対策する必要がある。
 設計や成形の対策だけで製品不具合が生じないレベルに低減できないときにはアニール処理によらねばならない。
 本講では、次の点について現場的観点から解説する。
 1.残留ひずみの種類と発生メカニズム
 2.成形法別の残留ひずみ発生原因と対策、および残留ひずみ検出法
 3.残留ひずみによる不具合を防止するための材料選定ポイント
 4.アニールによる残留ひずみ低減原理
 5.アニール温度と処理時間
 6.アニール処理の注意点
 
プログラム

第1部 残留ひずみの発生メカニズムと対策
  1.残留ひずみの発生メカニズム
   1.1  残留ひずみと残留応力
   1.2 残留ひずみの特性
   1.3 残留ひずみの種類と発生メカニズム
   2.成形法別の残留ひずみと対策
   2.1 射出成形の残留ひずみと対策
   2.2 押出成形の残留ひずみと対策
   2.3 ブロー成形の残留ひずみと対策
   2.4 真空・圧空成形の残留ひずみと対策
  3.インサート残留ひずみの発生原因と対策
   3.1 発生原因
   3.2 対策
   4.熱ひずみの発生原因と対策
   4.1 発生原因
   4.2 対策
  5.残留ひずみによる不具合を防止する材料選択ポイント
   5.1 ストレスクラック
   5.2 ケミカルクラック
   5.3 後寸法変化、そり
   5.4 光学ひずみ(光弾性ひずみ、複屈折)
  6.残留ひずみの検出方法
   6.1 検出方法と長所、短所
   6.2 光学的測定法
   6.3 化学的方法(溶剤浸漬法)
   6.4 応力解放法

第2部 アニール処理技術
  1.アニール処理の原理
   1.1 アニールの目的
   1.2 残留ひずみ低減メカニズム
  2.アニール処理条件
   2.1 アニール温度
   2.2 アニール時間
   2.3 プラスチックとアニール条件例
  3.アニール処理方法
   3.1 熱風加熱法
   3.2 オイルバス、ソルトバス処理法
   3.3 温水処理法
   3.4 遠赤外線加熱法
  4.アニール処理の注意点
   4.1 変色
   4.2 アニール処理時のクラック
   4.3 加熱収縮
   4.4 脆化
  5.残留ひずみの種類とアニール処理
   5.1 アニール効果のある残留ひず
   5.2 アニール効果のない残留ひずみ
  6.アニール処理を必要とするケース
   6.1 塗装、印刷、接着、湿式めっき
   6.2 厚肉成形品(丸棒、厚板)
   6.3 寸法安定化
  7.アニール処理事例
   7.1 透明光学部品、医療部品などのアニール処理
   7.2 丸棒、厚板などのアニール処理
   7.3 スーパーエンプラ成形品のアニール処理
   7.4 押出製品のオンラインアニール処理

キーワード
プラスチック、樹脂、残留ひずみ、応力、原因、対策、成形、アニール処理、事例
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