強磁性共鳴によるエネルギーハーベスティング【LIVE配信】
~磁性とスピントロニクスに関する基礎知識から、技術開発の現状と実用化に向けた課題について~

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
【アーカイブ配信受講:9/5(木)~9/19(木)】を希望される方は、⇒こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
エネルギーハーベスティング【WEBセミナー】
セミナーNo.
240919
開催日時
2024年09月04日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
大阪公立大学 大学院工学研究科 教授 博士(工学)
仕幸 英治氏

【ご専門】
スピントロニクス、磁気工学、磁性物理学

【ご経歴】
2004年   東北大学 大学院工学研究科 応用物理学専攻 博士後期課程 修了
2004-2006 北陸先端科学技術大学院大学 材料科学研究科 助手
2006-2007 同 マテリアルサイエンス研究科 助手
2007-2010 同  助教
2010-2011 大阪大学 大学院基礎工学研究科 システム創成専攻 特任助教
2011-2013 同  特任准教授
2013-2018 大阪市立大学 大学院工学研究科 電子情報系専攻 准教授
2018-2022 同  教授
2022-   大阪公立大学 大学院工学研究科 電子物理系専攻 教授(現職)
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
 会員価格で1名につき55,000円(税込)、2名同時申込で66,000円(税込)になります。
 メッセージ欄に「LIVEとアーカイブ両方視聴」と明記してください。

◆◇◆10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。◆◇◆
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会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。

3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・これから磁性やスピントロニクスに関する勉強をしようとしている方、およびこれから磁性やスピントロニクスに係る業務に携わる方。
・磁性やスピントロニクスについて学び直したい方。
・強磁性共鳴を用いるエネルギーハーベスティングについて、その基礎を学びたい方。
必要な予備知識
・一部の内容に対して、大学3回生以上の物性物理の知識があると理解が早いですが、そうではない方でも理解できるよう、時間の許す範囲で丁寧に解説します。
習得できる知識
・磁性とスピントロニクスに関する基礎知識を習得できる。
・磁石がなぜ磁石になるのか、他人に説明できる知識を習得できる。
・強磁性共鳴とは何か、他人に説明できる知識を習得できる。
・強磁性共鳴を用いるエネルギーハーベスティングに関する基礎知識を習得できる。
趣旨
 厚さが数十ナノメートル程度の磁石材料の膜(磁性膜)に特定の条件を満たす静磁界と高周波磁界をかけると強磁性共鳴と呼ばれる現象が起きます。同時に、その磁性膜に十数マイクロボルト程度の起電力が生じます。講演者らはこの微小な起電力の生成現象に着目し、環境電磁波の高周波磁界成分を利用して強磁性共鳴を励起し、その際に生じる起電力を用いるエネルギーハーベスティング技術の創成を目指しています。
 本セミナーでは最初に磁性とスピントロニクスに関する基礎知識についてお話しします。ここでは磁石はどうして磁石になるのか、スピン流とは何かについて解説します。次に開発中の技術を紹介します。まず、強磁性共鳴とは何か、強磁性共鳴状態の磁性膜にどのようにして起電力が生成されるのかについて実験結果を基に解説します。続いて技術開発の現状と蓄エネルギー実験について紹介します。最後に今後の展望として実用化に向けた課題等についてお話しします。
プログラム

1. 緒言 
 ~本技術の概要~

2. 磁性とスピントロニクスに関する基礎知識
 ~本技術関連を中心として~

 2-1. 常磁性体
 (1) 磁化の温度依存性(キュリー則の導出)
 (2) 磁化過程(磁化曲線)
 2-2. 強磁性体
 (1) 交換相互作用 ~磁石はなぜ磁石になるのか~ 
 (2) 磁化の温度依存性(キュリー・ワイス則の導出)
 (3) 磁化過程(磁化曲線)
 2-3. スピン流
 (1) 電流とスピン流
 (2) スピン流の生成方法と検出方法

3. 強磁性共鳴によるエネルギーハーベスティング
  3-1. 強磁性共鳴
  3-2. 強磁性共鳴による起電力生成原理 ~電磁波から電気へのエネルギー変換~
  3-3. 本技術開発の現状と蓄エネルギー実験
  3-4. 今後の展望 ~実用化に向けた課題~

4. まとめ
 

キーワード
磁性,スピントロニクス,強磁性共鳴,エネルギーハーベスティング,起電力生成,セミナー,講演
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