2024年05月24日(金)
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(国研)産業技術総合研究所 ナノカーボンデバイス研究センター 主任研究員 工学博士 周 英 氏
【専門】薄膜
【学位】工学博士(金沢大学 自然科学研究科 電子情報科学)
2014年4月-2019年3月 産業技術総合研究所 電子光技術研究部門 研究員
2019年4月-2022年3月 産業技術総合研究所 ナノチューブ実用化研究センター 主任研究員
2022年4月 産業技術総合研究所 ナノカーボンデバイス研究センター 主任研究員
非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
46,200円
(本体価格:42,000円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
・1名46,200円(税込)に割引になります。
・2名申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
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リチウムイオン電池またはカーボンナノチューブなどのナノカーボンの製造や開発に従事している方、またはこれらの分野に興味をお持ちの方
・CNTの基礎知識と市販CNTの特徴についての理解を深めることができます。
・LIBデバイスにおけるCNTの役割と応用技術について習得することができます。
・最新の研究事例を通じて、CNTを活用した先進LIBの研究開発動向を把握することができます。
本講演は、リチウムイオン電池(LIB)デバイスにおいて重要な役割を果たす導電助剤として広く使用されているカーボンナノチューブ(CNT)に焦点を当て、その基礎知識、特徴、そしてLIB開発への応用について詳細に解説します。
現在、CNTは年間5000トン以上がLIBデバイスの電極の電気抵抗低減に利用されており、その重要性は増しています。まず、講演ではCNTの基本的な特性と市販CNTの特徴について紹介します。その後、LIBデバイスにおけるCNTの役割と応用に焦点を当て、CNTがもたらす高い充放電効率、サイクル寿命の向上、エネルギー密度の増大などの効果について詳細に探ります。これにより、CNTの活用がLIBデバイスにおける新たな可能性を切り拓く手段となることが期待されます。同時に、CNTの活用に関する直面する課題や最新の研究事例にも触れ、これらの問題への解決策を紹介します。最新の研究動向を共有することで、参加者がLIBデバイスの更なる進展に向けた知識を深めることができるでしょう。講演の最後では、導電助剤以外、CNTの特徴を活用した先進LIBデバイスの開発事例を具体的に解説し、これらの技術がもたらす革新的なLIB技術について参加者と共有します。本講演を通じて、LIB技術の最新動向を把握し、今後の展望に備えるための知識を獲得することが期待されます。
1.はじめに
2.カーボンナノチューブ(CNT)とは
2-1 CNTの構造・物性
2-2 市販CNTの特徴と分類
2-3 CNTの応用
3.CNTの分散
3-1 CNT分散の基本
3-2 CNT分散の評価
4.CNTと現行LIB
4-1 LIBの研究背景と開発動向
4-2 CNTの役割と優位性
4-3 現行LIBにおける研究事例
4-4 現行LIBにおける研究課題と解決方法
5.先進LIBにおける研究事例
5-1 全固体電池
5-2 Si負極
5-3 空気電池
5-4 硫黄電池
5-5 Li金属電池
6.まとめ
【質疑応答】
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