1.リチウムイオン電池塗工の概要
1-1.フィルムが利用されている製品は?
1-2.フィルム部材の役割り
1-3.性能の変遷(半導体)
1-4.性能の変遷(リチウムイオン二次電池)
1-5.リチウムイオン二次電池の構成
1-6.正負電極の塗工方法(間欠塗工)
1-7.間欠塗工の動画
1-8.リチウムイオン電極の塗工ライン(A)
1-9.リチウムイオン電極の塗工ライン(B)
1-10.リチウムイオン電極の塗工ライン(C)
2.特許に学ぶ間欠塗工の変遷
2-1.初期の電極製造(直交貼り合わせ方式)
2-2.初期の電極製造(マスキング)
2-3.初期の間欠塗工(開閉ブレード)
2-4.コンマロール着脱方式
2-5.コンマロール断続回転方式
2-6.スロット間欠方式(流量・ギャップ可変)
2-7.スロット沈降対策
2-8.スロット端部厚み調整
2-9.コッタによるギャップ調整
2-10.塗り切り厚み調整(ギャップ法)
2-11.厚塗り対策エア噴射
2-12.マニホールド・リターン
2-13.ポンプ・バルブ法
2-14.ピストン開閉法
2-15.回収バルブ遅延方式
2-16.開閉バルブ圧力制御方式
2-17.バルブ弁・ギャップのハイブリッド方式
2-18.背面減圧
2-19.背面減圧とエッジ分布
2-20.減圧の安定化(バッファとオリフィス)
2-21.基材サクション
2-22.バックアップサクション
2-23.逆転スロット
2-24.表裏厚み分布
2-25.表裏の塗り位置同期
2-25.表裏の塗り位置同期
2-26.表裏の塗り位置ズラシ
2-27.両面塗工の基材エア保持
2-28.両面塗工の塗工安定板
2-29.圧延クラウンローラー
2-30.加熱プレス分布によるカール補正
3.スロット塗工方式の概説
3-1.塗工方式に分類(ダイ方式は3種類のみ)
3-2.実験サンプルとRollToRoll生産の違い
3-3.塗工液濃度の決め方と適した塗布方法
3-4.RollToRollのスロット塗工設備
3-5.ダイヘッドの向きは?
3-6.薄く塗る時、厚く塗る時
3-7.流れイメージに役立つCouette-Poiseuille流
3-8.Poiseuille流
3-9.Couette流とPoiseuille流のバランス
3-10.スロットダイのCouette-Poiseuille流
3-11.ビード内の剪断速度
3-12.剪断速度のオーダー
3-13.背面減圧しない操作方法
3-14.塗付けの流動
3-15.マニホールド構造
3-16.ダイ内の流れ
3-17.円管・マニホールド・スロットの流動
3-18.マニホールド断面形状と幅流量分布
3-19.テーパー・スロットによる幅分布補償
3-20.幅分布を均一化するために
3-21.シムとエッジの厚塗り
3-22.超硬スロットダイ(M)
3-23.テンションド・ウェブ方式
3-24.テンションと流体圧のバランス
3-25.ギャップの見積もり
3-26.CoatingWindow
3-27.スロット渦
3-28.リップ形状
3-29.リップ形状と塗布性
4.コンマ塗工方式の概説
4-1.ブレード塗工
4-2.コンマロールたわみ
4-3.コンマロール保温
4-4.給液方法
4-5.接合通過
4-6.ストライプ塗工
4-7.液ダム内の流動
4-8.バックプレート
4-9.ダム液面と底面
4-10.液ダムの液漏れ防止フィルム
5.乾燥のツボ…設備・乾燥時間・膜質再現の考え方
5-1.乾燥現象の支配因子
5-2.乾燥方式と乾燥能力
5-3.乾燥効率の支配因子(噴流)
5-4.多孔板と二次元ノズル(軸対象とスリット)
5-5.溶媒の寄与(水と他の溶媒の比較)
5-6.塗膜の表面温度は湿球温度(空気線図)
5-7.各溶媒の空気線図
5-8.他の溶媒との違い~飽和蒸気圧と温度
5-9.乾燥に関わる物性値
5-10.定率期間と減率期間
5-11.減率乾燥速度
5-12.簡易計算法(乾燥係数N=1/2~2/3)
5-13.膜内の溶媒移動
5-14.乾燥計算の練習
5-15.減率乾燥を実測で見積もる方法
5-16.減率乾燥を実測で見積もる手順
5-17.2成分系の減率乾燥(MEK+トルエン)
5-18.2成分系の乾燥挙動
5-19.2成分系で乾燥速度を概算したい場合
5-20.調湿時の含水率履歴
5-21.凝集系の乾燥
5-22.乾燥過程の粘弾性変化
6.RollToRoll製造のオンライン厚み評価(坪量法)
6-1.坪量によるフィルム厚み計測の変遷
6-2.坪量による厚さ計の測定原理
6-3.基材フィルムの厚み計測
6-4.塗工膜の厚み計測
7.スラリーの分散・混錬・調送液
7-1.原材料を膜にするプロセス
7-2.スラリーの分散度
7-3.カーボン・ブラックの分散は一次粒子に留める
7-4.スラリー内の素材がレオロジーに及ぼす影響
7-5.分散度とレオロジー(静電反発・バインダーによる分散)
7-6.水系ではイオンが静電反発を阻害し構造粘性化
7-7.レオロジーのヒステリシスと経時増粘
7-8.混合・分散設備
7-9.攪拌方式と混合度
7-10.タンク形状・サイズと混合度
7-11.混錬方法(ニーダーとプラネタリーミキサー)
7-12.混錬(バッチ/連続)とパドル形状
7-13.混錬パドルのWD形状
7-14.二軸連続式混錬機
7-15.二軸連続式混錬機(負極)
7-16.二軸連続式混錬機(正極)
7-17.混錬時の希釈と分散
7-18.希釈法から予備混合&高剪断分散へ
7-19.ビーズミル(マイルド分散化)
7-20.目標粒子サイズと循環方式
7-21.ビーズのサイズ選定
7-22.RollToRoll工程とのマッチング
7-23.BatchTankとMixTankのタスク
7-24.継ぎ足しと液年齢
7-25.平均ポット経時
7-26.ポンプの種類と特徴
7-27.異物が多い時のフィルター並列化
7-28.ゲル状異物のろ過
7-29.フィルター構造と濾圧
7-30.ポンプ負荷は主にスロット
7-31.脱泡(壁面添加)
7-32.脱泡(真空度)
7-33.脱泡(遠心&減圧)
7-34.脱泡(スクレバー&減圧)
7-35.脱泡(放射ノズル&減圧))