乾燥プロセスのイメージ作りできるように、難し過ぎず解りやすく解説!
※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
【アーカイブ配信:10/22~10/31】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。
第1部 フィルム乾燥の基礎 (浜本氏)
1.はじめに
1-1.はじめに
1-2.「減率乾燥」と「限界含水率」
1-3.塗工と乾燥(開発とパイロットと量産)
1-4.フィルムが利用されている製品は?
1-5.製品に占めるフィルム要素
1-6.フィルムの構成要素~厚みと層数~
1-7.塗る~溶かした液を塗る(Dry厚÷濃度=Wet膜厚)
1-8.開発のステップ
1-9.実験室とRollToRollの違い
1-10.乾かし方も色々
1-11.日常生活で関わる乾燥
1-12.家庭の乾燥機器
1-13.乾燥の支配因子
1-14.このセミナーの進め方
2.【基礎編】乾燥設備と溶媒の寄与
2-1.乾燥風の供給方法(並列と直列)
2-2.乾燥風の供給方法(並行流)
2-3.乾燥風の吹き出し方式(二次元ノズル)
2-4.乾燥風の吹き出し方式(多孔板)
2-5.乾燥風の吹き出し方式(浮上系)
2-6.溶媒の寄与(水と他の溶媒の違い)
2-7.乾燥に関わる物性値
2-8.水系の乾燥速度
2-9.塗膜の表面温度は湿球温度(空気線図)
2-10.比エンタルピー(=潜熱+顕熱)
2-11.水と他の溶媒との違い(1)蒸発潜熱
2-12.他の溶媒との違い(2)飽和蒸気圧
2-13.他の溶媒との違い(3)飽和蒸気圧と温度
2-14.各溶媒の空気線図
2-15.等湿球温度線(1)水はLewis近似式
2-16.等湿球温度線(2)Colburn-Chiltonの相関
2-17.物質と熱の拡散(ルイス数)
3.定率期間と減率期間
3-1.限界含水率と固形分濃度
3-2.乾燥中の膜内の溶媒移動
3-3.減率乾燥の実測(水~PVA)
4,【演習】乾燥計算の練習(第1ラウンド)
4-1.風量の影響
4-2.湿度の影響
4-3.風温の影響
4-4.溶媒の影響
第2部 乾燥設備編 (工藤氏)
1.乾燥設計と熱伝達率
1-1.熱伝達率とは
1-2.熱伝達率と物質伝達率の関係
1-3.物質伝達率と蒸気量の関係
1-4.有機溶剤の飽和蒸気圧の見積り方
1-5.ノズルピッチと熱伝達率の関係
1-6.ノズル高さと熱伝達率の関係
1-7.スリット幅と熱伝達率の関係
1-8.ノズル風速と熱伝達率の関係
1-9.乾燥に最適な炉長はどう決める?
1-10.ノズルの条件を変えて、乾燥炉長を推定してみよう
2.ノズル設計における留意点
2-1.ノズル圧とノズル風速の関係
2-2.ノズル内速度分布はなぜ起きる?
2-3.ノズル速度分布解消方法
2-4.ノズルの笛吹き現象
2-5.笛吹き現象の対処方法
3.乾燥システムの設計
3-1.乾燥熱源の種類と特徴
3-2.水性溶剤の乾燥と除湿空気の関係
3-3.除湿空気の作り方
3-4.水性塗工の生産性を高めるには
3-5.VOCの測定方法・検知方法
3-6.VOC濃度コントロールシステム
3-7.VOC濃度と乾燥効率の関係
3-8.VOC濃度に関する法規要求
4.VOC処理技術
4-1.VOCの処理方法と特徴
4-1.RTOでの圧力変動はなぜ起きる?
4-1.圧力変動対策
第3部フィルム乾燥の応用編 (浜本氏)
1.減率乾燥速度
1-1.簡易計算法(乾燥係数N=1/2~2/3)
1-2.乾燥係数をN=1にすると?(収束しない)
1-3.減率乾燥を実測で見積もるために
1-4.減率乾燥を実測で見積もる手順
1-5.水系の限界点・仮想点・乾燥点(PVA水溶液)
1-6.単溶剤系の乾燥速度(親水/疎水性と湿度)
1-7.2成分系の減率乾燥(MEK+トルエン)
1-8.2成分系の室温乾燥(MEK+シクロヘキサノン)
1-9.2成分系の溶媒比率(MEK+EB)
1-10.2成分系の乾燥挙動
1-11.2成分系の乾燥見積もり
1-12.粒子~高分子の混合系(SiO2+PVA)
1-13.共沸混合物の乾燥
1-14.熱風の風速による風紋対策
2.乾燥設備
2-1.一般的な構成(予熱・加熱・絶乾・冷却)
2-2.乾燥方式と伝熱係数
2-3.各方式の能力比較
2-4.乾燥効率の支配因子(噴流)
2-5.噴流の距離と減衰
2-6.多孔板と二次元ノズル(軸対象とスリット)
2-7.多孔板と二次元ノズルの乾燥計算
2-8.多孔板の孔形状
2-9.幅要因(どこで排気するか?)
2-10.風の分配と風向(傾斜ノズル)
2-11.フローティング(浮上系)
2-12.風の取り回し(直列と並列)
2-13.風の取り回し(品質と省エネと投資)
2-14.揮発溶媒の処理(RTO)
2-15.揮発溶媒の処理(溶剤回収)
3.【演習】乾燥方式と必要な炉長(第2ラウンド)
3-1.並行流
3-2.二次元ノズル
3-3.多孔板
3-4.複合ゾーン