2025年05月30日(金)
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(国研)産業技術総合研究所 ナノカーボンデバイス研究センター 主任研究員 工学博士 周 英 氏
【専門】薄膜
【学位】工学博士(金沢大学 自然科学研究科 電子情報科学)
2014年4月-2019年3月 産業技術総合研究所 電子光技術研究部門 研究員
2019年4月-2022年3月 産業技術総合研究所 ナノチューブ実用化研究センター 主任研究員
2022年4月 産業技術総合研究所 ナノカーボンデバイス研究センター 主任研究員
非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
46,200円
(本体価格:42,000円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
・1名46,200円(税込)に割引になります。
・2名申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
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リチウムイオン電池またはカーボンナノチューブなどのナノカーボンの製造や開発に従事している方、またはこれらの分野に興味をお持ちの方
・CNTの基礎知識と市販CNTの特徴についての理解を深めることができます。
・LIBデバイスにおけるCNTの役割と応用技術について習得することができます。
・最新の研究事例を通じて、CNTを活用した先進LIBの研究開発動向を把握することができます。
本講演では、リチウムイオン電池(LIB)において重要な役割を果たすカーボンナノチューブ(CNT)をテーマに、その基礎知識、特徴、およびLIB開発への応用について解説します。現在、CNTは年間5000トン以上がLIBの電極で電気抵抗の低減に利用され、その重要性はますます高まっています。
まず初めに、CNTの基本特性と市販されている製品の特徴について詳しく紹介します。次に、LIBデバイスにおけるCNTの役割や応用に焦点を当て、高い充放電効率、サイクル寿命の延長、エネルギー密度の向上といった具体的な効果について解説します。これにより、CNTがLIBデバイスの可能性を広げる重要な手段であることが理解いただけるでしょう。また、CNTを活用する際に直面する課題や、これに対応する最新の研究事例についても触れ、具体的な解決策を提案します。最後に、導電助剤としての用途に留まらず、CNTの特性を活用した先進的なLIBデバイスの開発事例を取り上げ、これらがもたらす技術革新について共有します。
本講演を通じて、LIB技術の最新動向を把握し、今後の展望を見据えた知識を深めていただけることを期待しています。
1.はじめに
2.カーボンナノチューブ(CNT)とは
2-1 CNTの構造・物性
2-2 市販CNTの特徴と分類
2-3 CNTの応用
3.CNTの分散
3-1 CNT分散の基本
3-2 CNT分散の評価
4.CNTと現行LIB
4-1 LIBの研究背景と開発動向
4-2 CNTの役割と優位性
4-3 現行LIBにおける研究事例
4-4 現行LIBにおける研究課題と解決方法
5.先進LIBにおける研究事例
5-1 Si負極
5-2 Li金属電池
5-3 その他
6.まとめ
【質疑応答】
カーボンナノチューブ,CNT,リチウムイオン電池,LIB,電極,導電助剤,セミナー