シミュレーション結果を利用して,数値の意味が具体的にわかるように解説!

実験・測定に必要な統計の基礎とデータ解析のポイント【アーカイブ配信】

こちらは8/27実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

セミナー概要
略称
実験測定データ【アーカイブ配信】
セミナーNo.
250841A
配信開始日
2025年08月28日(木)
配信終了日
2025年09月11日(木)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
FIA(エフ・アイ・エー) 代表 福山 紅陽 氏 元 協和界面科学
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
 ★3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
持参物
四則演算(+-×÷)と平方根(√)の計算のできる電卓・スマホ,Excelなど。
備考
こちらは8/27実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日以降に、セミナー資料(PDF)と動画のURLをメールでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・製造業で物理量(長さ,質量,体積,・・・)に関する理工学実験・検査・測定に携わるかた。
・統計的推定をこれから始めてみようというかた。すでに統計的推定をやっているが原理の理解に不安のあるかた。
習得できる知識
・平均,分散,標準偏差などの値の信頼性と標本サイズとの関係を理解できる。
・母平均の推定,母平均の差の推定などの原理を理解できる。
・Excel関数を利用して,母平均の推定,母平均の差の推定などを実行できる。
・解析結果を正しく解釈できる。
趣旨
製造業では研究,開発,量産,出荷後対応の各工程で実験や統計解析を行う必要があります。
しかし,解析の基本原理を理解していないために解析手法や適用対象を誤ったり,正しい結果が得られていたとしてもその解釈・結論を誤ってしまうような例も少なくありません。
本セミナーでは,統計的推定の基本的な手法について,Microsoft Excelの関数を利用して,自力で解析・解釈できるようになることを目標とします。各種手法の原理的な考え方はほぼ共通なので,講義では,最も基本的な母平均の推定,母平均の差の推定に絞り,基礎知識を準備したうえで丁寧に解説します。
そのほかの手法については,独習できる詳しい解説資料とExcelサンプルファイル(Excel 2010以降でのみ動作)を配布します。
プログラム

1.真値,測定値,誤差
  1.1 誤差は永久にわからない。誤差を求めることはあきらめる
  1.2 真値も永久にわからないが,真値の推定値ならわかる
2.平均,分散,標準偏差
  2.1 平均: 多数のデータが示す全体的な特徴をひとことで表したもの
  2.2 偏差: 平均という基準からのずれを表したもの
  2.3 分散: ばらつきを偏差の2乗に着目してひとことで表したもの
  2.4 標準偏差: 分散の平方根をとって,元の次元に戻したもの
3.母集団と標本
  3.1 標本の特性から母集団の特性を推定する。
  3.2 母集団の特性は知りたいもの。標本の特性は実際にわかるもの
  3.3 全数検査であっても,測定値は標本として扱う
4.分布とはなにか?
  4.1 いろいろな分布
  4.2 物理量の測定値は正規分布で近似できることが多い
  4.3 相対度数,確率,確率密度,累積確率の違い
  4.4 累積確率のグラフの読みかた
  4.5 ばらつきとかたよりの違い
5.標本サイズと信頼性
  5.1 生データの分布と標本平均という量の分布の違い
  5.2 平均をとれば,どんな分布も正規分布に近づく
  5.3 測定を繰り返しても生データのばらつきは減らない
  5.4 分散の式で,n−1で割ると母分散をかたよりなく推定できる
  5.5 分散の式に登場するn−1の意味
  5.6 いつもn−1で割るとは限らない
6.統計的推定の原理
  6.1 推定は数値で答える。検定はYes,Noで答える
  6.2 検定より推定のほうが望ましい
  6.3 どの解析手法を選択すればよいか?
  6.4 母平均の推定(母分散既知/未知の場合): 平均の値はどのくらいか?
  6.5 両側信頼区間と片側信頼区間
  6.6 信頼区間の意味
  6.7 信頼率が高いと,知りたいことが曖昧になる
  6.8 母平均既知の場合と未知の場合で何が変わるか?
  6.9 母平均の差の推定(母分散既知/未知の場合): 試料間の差はどのくらいか?
  6.10 無意味な有意差
  6.11 標本サイズを増やせばどんな僅差も有意差になる

  以下,解説資料のみ
  6.12 母分散の推定: ばらつきはどのくらいか?
  6.13 母分散の比の推定: 工程変更によるばらつきの変化はどのくらいか?
  6.14 正規分布に従わない場合に母平均・母分散を推定するとどうなるか?
  6.15 母平均の検定(母分散既知の場合): 製品は不良品として出荷停止にすべきか?
  6.16 第1種の誤り(生産者危険)と第2種の誤り(消費者危険)
  6.17 母平均の推定における標本サイズの決めかた
  6.18 実験の3原則(実験の反復,局所管理,無作為化)
  6.19 各種推定・検定手順のまとめ

キーワード
実験,測定,評価,統計,Microsoft Excel,オンライン,WEBセミナー
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