2025年07月30日(水)
13:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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TSF自動化研究所 代表 村山 省己 氏
<略歴>
東海大学工学部卒、75年(株)アマダ、83年厚木自動車部品(株)
NC工作機械・自動車部品生産設備の設計開発に従事し、数々の自動化設備設計に携わる。
国家技能検定試験「機械・プラント製図」の検定員に長年携わり主席検定委員を歴任。
03年日立製作所工機部長、13年日立オートモティブシステムズ投資計画部長。
16年東海大学工学部特任教授、19年東海大学工学部非常勤講師。同19年~現在、TSF自動化研究所を創設し工場の自動化を支援、東京都中小企業振興公社 デジタル技術アドバイザー。
「グローバル自動化ラインの基礎知識(加工・組立ライン編)」出版、ほか著書多数。国内海外向け自動化ライン等、投資の最適化について幅広い生産技術の知見を有する。実務経験を活かし日立アカデミー並びに各社中堅技術者教育セミナーの講師として活動。専門分野は設計工学、機械工学、ロボット工学、自動化システム、生産技術、投資計画。
非会員: 37,250円(税込)
会員: 37,250円(税込)
学生: 37,250円(税込)
1名:37,250(資料代・消費税込)
2名以降:32,250円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
※ご希望の受講方法(「ライブ配信」または「アーカイブ配信」)をお申込時「コメント欄」にご記入ください。
■ライブ配信受講について
お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、
視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
■アーカイブ配信について
<1>セミナー終了3営業日後から4週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
<2>収録動画配信のご用意ができ次第、
視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、
講師とのお取次ぎをさせていただきます。
日本の製造業は、原材料価格やエネルギー価格の高騰の影響を受け景況感に低調の状態が続いています。
一方で、サプライチェーンの見直しから国内への回帰が増えてきていることや製造業就業者数の減少が続いていることで人手不足が顕著です。製造現場では特に、夜勤など生産を維持する人材を確保できない厳しい状況になっていることから、人手に頼らない自動化や夜間無人化の要望が急速に高まっています。
しかし、生産工場の人手不足に対応した自動化は、作業の代替にロボットを導入すれば即、解決出来るものではありません。作業の代替にロボットを導入し、上手く活用していくためには、考えられる様々なリスクを検討し、事前に対策した上でロボットを導入することがポイントです。
本講座では、人手不足に対応した工場の自動化、無人化を進めていくための重要な考え方や進め方について解説します。工場の人手不足に対応した自動化の推進、生産性の向上にご活用ください。
1.『自動化レベル』を上げ、省人化する方法とは?
(1)人手不足の対策にすべきこと
(2)自動化レベルの定義・・・生産ラインの自動化レベルとは?
(3)機械加工の省人化と自動化・・・無段取りで夜間の自動運転する方法は?
(4)組立加工の省人化と自動化・・・組立工程の無人化はどうすればできるのか?
2.潜む『自動化のリスク』、その解決方法!
(1)ロボット選定のポイント・・・ロボットで作業の代替が本当にできるの?
(2)自動化レイアウトのリスク・・・その自動化にロボット3台も必要か?
(3)自動化レイアウト設計の対策・・・自動化レイアウト設計はどうやるの?
3.『ムダまで自動化しない』、秘訣はこれだ!
(1)自動化の前にやるべき準備・・・事前にやるべき工場の改善の方法
(2)自動化出来るか、できないか・・・自動化を見極め、仕様を決める方法
(3)自動化に必要不可欠なIoT ・・・設備から取得したデータの活用方法
4.『誰』の責任でどう進める?自動化の計画から回収まで!
(1)設備投資計画・・・計画策定は生産技術、承認は管理者・経営者である!
(2)自動化設備設計製作・・・設備設計の良否が自動化の成否を決める!
(3)立ち上げと投資の回収・・・品質は工程能力で判断、投資未回収は全社責任!
5.関連質疑応答
■質疑応答終了後に、講師と個別オンライン対話ができる時間を設けております。