☆数式を使わず、図や具体例を交えてわかりやすく解説。
 初めてノイズ対策に取り組む設計者・技術者に最適な入門講座です。

ノイズはなぜ出る?どう防ぐ? EMCの基礎と対処法【アーカイブ配信】
~ノイズのしくみと発生メカニズムを直感的に理解し、対策に活かす~

本ウェブページは【LIVE配信(12/22実施)】を録画したアーカイブ配信の申込ページです。
視聴期間中は何度でもご視聴いただけます。

セミナー概要
略称
ノイズ【アーカイブ配信】
セミナーNo.
251202A
配信開始日
2025年12月23日(火)
配信終了日
2025年12月30日(火)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
倉西技術士事務所 所長 倉西 英明 氏

【ご専門】
アナログ回路 電磁両立性(EMC)

【ご活躍】
iNARTE EMC Engineer、iNARTE/KEC Senior EMC Design Engineer

【ご所属学協会】
エレクトロニクス実装学会、電子情報通信学会
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
 ・1名49,500円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計55,000円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
 ・10名以上で申込される場合は大口割引がございます。
  お気軽にメールでご相談ください。info@rdsc.co.jp
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
・配信開始日になりましたら、セミナー資料と視聴用URLをメールでお知らせします。
セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・電子回路開発・設計経験のある方
・電子機器開発でのEMC対策・試験をされる方
・ノイズトラブルでお困りの方、など
必要な予備知識
電子回路の基礎知識、電気物理の基礎的な知識
習得できる知識
・電子機器開発・規格適合で問題にするノイズとは何か、がわかる
・ノイズの物理的な側面とそれに対する対処法が理解できる
・効率の良いノイズ問題を解決のための考え方と手法が習得できる
・設計段階から盛込めるノイズ対策が、その理由と共に理解できる
趣旨
 電子機器の開発設計では、ノイズは常に付きまとう問題です。ノイズの問題が厄介なのは、「作ってみないと分からない」という特性を持つからなのですが、一方でノイズは電磁気という物理法則に従う現象です。いわゆる、フロントローディングで設計段階から「想定外のことを想定する」のがノイズ対策、とも言えますが、原理を知らずにやみくもに対策部品を入れても、コストも重量もかさむ割に、問題が解決しないという事態が避けられません。
 そこで、本セミナーでは、その「原理を知る」に当たり、数式や理論をなるべく使わず、直感的にノイズ現象を理解するように進め、ノイズ発生の物理と「どうすれば防げるのか」といった、課題解決を指向した内容で、ノイズ問題に対処できるようにします。また、「敵を知る」意味で、EMC試験の概要についても対処法と共に解説します。
プログラム

1.ノイズの基礎とEMC
 1-1 ノイズとは何か
  (1) 電磁エネルギーとその出入り
  (2) ノイズの定義
  (3) 電子機器の干渉とEMC
  (4) エミッションとイミュニティ
  (5) ノイズの時間的特性
  (6) ノイズの伝達経路
 1-2 ノイズの物理
  (1) 物理の話に入る前に
  (2) ノイズと物理法則
  (3) 交流の基礎知識
  (4) 交流とスペクトル
  (5) 見えないLとC
  (6) 共振現象
  (7) 電磁波の発生とアンテナ
  (8) 伝送線路
 1-3 ノイズの計測・評価
  (1) ノイズ計測とデシベル
  (2) スペクトル測定の要点
  (3) 電波暗室とレシーバ

2.共通EMC規格とその概要
 2-1 エミッション試験
  (1) 雑音端子電圧
  (2) 雑音電界強度
  (3) 電源高調波
  (4) フリッカ
 2-2 イミュニティ試験
  (1) 静電気放電
  (2) 放射イミュニティ
  (3) ファーストトランジェント/バースト
  (4) 雷サージ
  (5) 伝導イミュニティ
  (6) 電源周波数磁界
  (7) 電源電圧ディップ・瞬停

3.ノイズ問題の方法論と技術論
 3-1 ノイズ問題の方法論
  (1) 素早く原因を掴むコツ
  (2) 再現性を確保する手法
  (3) 技術が身につく試行錯誤
 3-2 ノイズ問題の技術論
  (1) 発生源を抑える
  (2) 伝達経路を断つ
  (3) アンテナを作らない
 3-3 設計時の対策技術
  (1) 回路・基板
  (2) 機内・機外ケーブル
  (3) フレーム・筐体
  (4) 既製品・外部設計品
 3-4 設計後の対策技術
  (1) 磁性コア類
  (2) フィルタ
  (3) シールド・GND強化部材
  (4) 電磁波吸収体

 【質疑応答】

キーワード
ノイズ,EMC,電子機器,回路,設計,対策,セミナー
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