2025年12月15日(月)
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山形大学 グリーンマテリアル成形加工研究センター
産学連携教授 博士(理学) 小林 豊 氏
【専門】
ポリマーブレンド
【略歴】
1985年 出光興産入社 ポリプロピレン系ポリマーブレンドの開発に従事
2021年 同社を定年退職
同年 山形大学 産学連携教授 海洋分解性高分子の開発に従事
【著作・受賞・経歴】
(記載は任意) 【著作】
小林豊, 伊藤浩志, 第2節やわらか成形加工,第2部プロセスイノベーションの新潮流,
やわらかものづくりハンドブック ~先端ソフトマターのプロセスイノベーションとその実践~,古川英光,川上勝監修(株式会社エヌ・ティー・エス出版),pp.56-72 (2022)
小林豊, 伊藤浩志, プラスチック用添加剤の作用機構, 塗装工学, 57 (10), 364-370 (2022)
小林豊, 大槻安彦“ポリプロピレンの延伸における結晶化メカニズム”, in延伸による高分子の構造と物性制御, 鞠谷雄士監修, S&T出版, pp.217-226 (2022)
非会員:
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会員:
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(本体価格:50,000円)
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実際にプラスチックを使っている人、特に、プラスチック製品の開発業務を行っている人を対象としています。プラスチックに関しては、初歩から説明します。物理化学に関しては、大学レベルの話になります。
プラスチックに使われている添加剤全般の知識が得られる。
また、高分子との作用機構を理解することにより、適切な使い方が分かる。
高分子科学の入門書には、添加剤の説明はほとんど書かれていません。しかし、現実のプラスチックには必ず添加剤が使われています。この講座では、すべての添加剤を紹介します。そして、その添加剤が機能を発揮する理由を高分子の特性と併せて説明します。人間もプラスチックも同様で、複数の薬を併用するときには、十分に注意しないと、適切な効果が得られません。このように使い方についても、説明します。
1.序章
1.1 ポリプロピレンを安定化させる添加剤
1.2 ポリプロピレンに機能を付与する添加剤
1.3 ポリプロピレンと添加剤との関係
2.添加剤各論
2.1 酸化防⽌剤
2.2 光安定剤
2.3 中和剤
2.4 分散剤
2.5 アンチブロッキング剤
2.6 滑剤、スリップ剤
2.7 アンチフォギング剤 防曇剤 超親⽔コート
2.8 帯電防⽌剤
2.9 抗菌剤
2.10 難燃剤
2.11 化学発泡剤
2.12 架橋剤、分解剤
2.13 ⾊材
2.14 蛍光増⽩剤
2.15 フィラー強化材、カップリング剤
2.16 造核剤
3.添加剤の分析方法
3.1 前処理
3.2 定性分析
3.3 定量分析
4.高分子と添加剤の物理と化学
4.1 劣化における化学変化: 分子鎖の切断と酸化
4.2 劣化における高分子と添加剤との関係
4.3 ポリマーの化学構造 極性について
4.4 ポリマーの相転移と緩和
4.5 溶解度と拡散
4.6 色の見え方 特に粒径と光の方向
5.応用
5.1 添加剤と添加剤の相互作用(拮抗作用)
5.2 トラブル事例
5.3 物理劣化と添加剤について
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