☆本講座では、乳化技術を軸に、界面活性剤・油剤・水相・添加剤の相互作用を「腑に落ちる」ように体系的に解説致します

乳化の基礎と処方設計テクニック【LIVE配信】
・界面化学的な理論を実際の処方設計にどのように結びつけるのか?

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

【アーカイブ配信2/17~2/25(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
乳化処方【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2026年02月16日(月) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
(有)久光工房 チーフ エグゼクティブ アドバイザー  松尾 真樹 氏

【専門】
界面化学、化粧品製剤学

【略歴】
・株式会社クラブコスメチックス(1999年4月~2005年4月)
・株式会社ファンケル(2005年4月~2008年5月)
・株式会社マンダ厶(2008年5月~2019年4月)
・化粧品原料会社(2019年4月~現在)
・化粧品会社技術顧問(2023年6月~現在)
・有限会社久光工房(2023年10月~現在)
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付

【LIVE配信セミナーとは?】
・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
  ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
  ZOOM WEBセミナーのはじめかたをご覧ください。

・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
 一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
 LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料は前日までに、お伝えいたします。
 ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく
 複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

【アーカイブ配信2/17~2/25(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。
講座の内容
受講対象・レベル
・化粧品メーカー、OEMメーカー、原料メーカーの研究開発・処方設計担当者
・スキンケア製品の処方開発を担当する若手~中堅技術者
・原料メーカーの学術・営業技術担当者
・化粧品開発の基礎を学び直したい技術者・教育担当者
習得できる知識
〇 乳化の基礎理論の理解
〇 乳化安定化の原理と実践
〇 乳液・クリーム・クレンジングの処方設計の基礎
〇 O/Dゲルエマルションの応用技術
趣旨
 スキンケア化粧品の処方設計において、界面活性剤の特性を界面化学的見地から理解することは、処方設計のスピードと精度を飛躍的に高める鍵となります。
 近年、開発現場では「より短期間で」「安定した新規処方」を求められるケースが増えており、単なる経験則に頼らない、科学的根拠に基づく処方設計の考え方が求められています。しかしながら、界面化学的な理論を実際の処方設計にどのように結びつけるかは、多くの設計技術者が悩むポイントでもあります。
 本講座では、乳化技術を軸に、界面活性剤・油剤・水相・添加剤の相互作用を「腑に落ちる」ように体系的に解説します。
プログラム

 1 スキンケア化粧品設計 概念図

 2 乳化技術とは何か

 3 乳化の安定化条件について

 4 最適な界面活性剤とは
  4-1 HLB法
  4-2 最適な界面活性剤の考え方

 5 乳化(O/W)製剤の処方設計の仕方
  5-1 ストークスの式
  5-2 エマルションの微細化について
  5-3 エマルションの表面電位について
  5-4 水和層の役割について
  5-5 油-水界面膜と安定性との関係ついて
  5-6 各種成分が安定性に与える影響について
  5-7 オストワルド熟成とは?その対策方法

 6 乳化製剤に活用されるα-ゲルについて
  6-1 α-ゲルとは何か
  6-2 処方化する時に注意すべき点
  6-3 α-ゲル?ラメラ液晶?どっち?
  6-4 よく陥る技術課題
   - 低温で析出
   - 極性油が苦手?
   - 経時で増粘
   - シリコーンフリーで白浮き

 7 スケールアップ時のトラブル事例
  7-1 ラボ機と実機で粘度が違う!?
  7-2 レシチン乳化時の注意点
  7-3 乳化安定用の増粘剤の選択

 8 今さら聞けない〜乳化編〜
  8-1 ワックス類や植物油はなぜ乳化不良を起こしやすいの?
  8-2 紫外線吸収剤はなぜ乳化しにくいの?
  8-3 界面活性剤は水相?油相?どっちに添加?

 9 スキンケア製品への応用
  9-1 スキンケアで求められる機能
  9-2 全成分を読み解こう(乳液編)
  9-3 乳液の基本骨格
  9-4 全成分を読み解こう(クリーム編)
  9-5 クリームの基本骨格
  9-6 耐水性を付与する方法

 10 クレンジングクリームへの応用
  10-1 全成分を読み解こう(クレンジング編)
  10-2 高内油相
  10-3 最適な界面活性剤の選定基準
  10-4 最適な油剤の選定基準

 11 界面化学を駆使した乳化法
  11-1 転相温度乳化法
  11-2 転相乳化法
  11-3 液晶乳化法
  11-4 D相乳化法

 12 O/Dゲルエマルションの処方設計の基礎
  12-1 全成分を読み解こう
  12-2 O/Dゲルエマルションとは
   - 連続相がD相
   - 界面曲率
   - 粘度制御の仕方
   - 物性制御の仕方
  12-3 クレンジング料への応用
   - 油剤の影響
   - 転相感の出し方
   - 骨格処方

 【質疑応答】

キーワード
開発、処方、設計、研修、講習会、化粧品、スキンケア、WEB
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