★第一原理計算で何ができるか・できないかを理解し、企業で導入する際に必要な準備や進め方のポイントが分かる!

第一原理計算の基礎と企業での計算科学導入のポイント 【LIVE配信】
〜数式なしで学ぶ、材料開発・設計現場への応用〜

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

【アーカイブ配信受講:3/6(金)~3/20(金)】を希望される方は、⇒こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
第一原理計算【WEBセミナー】
セミナーNo.
260312
開催日時
2026年03月05日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
大阪大学
エマージングサイエンスデザインR3センター(※)
特任准教授(常勤)博士(理学)
下司 雅章氏

【ご経歴等】
<略歴>
金沢大学大学院自然科学研究科数理情報科学専攻修了(2000年3月)
National Research Council of Canada 研究員(2000年10月~2001年9月)
東京大学大学院工学系研究科 研究員(2001年10月~2003年6月)
大阪大学大学院基礎工学研究科 研究員(2003年7月~2004年3月)
大阪大学大学院基礎工学研究科 助手・助教(2004年4月~2007年7月)
大阪大学ナノサイエンス・ナノテクノロジー研究推進機構、
ナノサイエンスデザイン教育研究センター、エマージングサイエンスデザインR3センター 特任助教・特任講師・特任准教授(2007年8月~現在)
この間、関西大学非常勤講師、理化学研究所計算科学研究センター客員研究員、物質・材料研究機構客員研究員を兼任。
HPCI人材育成タスクフォースメンバー、計算物質科学協議会提言書作成ワーキンググループリーダー/サブリーダーを歴任。
日本学術会議「計算科学を基盤とした産業競争力強化の検討小委員会」委員。

(※)R3の3は上付き文字です。
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
 会員価格で1名につき55,000円(税込)、2名同時申込で66,000円(税込)になります。
 メッセージ欄に「LIVEとアーカイブ両方視聴」と明記してください。

◆◇◆10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。◆◇◆
お申込みご希望の方は 【こちら】からお問い合わせください。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。

3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
第一原理計算を未経験あるいは少し触れただけでの初心者の方。チームや部署で導入を検討されている方。
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
第一原理計算で何ができるか・できないかを理解し、企業で導入する際に必要な準備や進め方のポイントが分かる。
共同研究や講座設置の実例を交え、実践的な導入のヒントを得られる。
趣旨
 材料開発や製造プロセスの高度化において、物質やその表面・界面のミクロな性質、そしてそれを支える電子の状態を理解することの重要性が高まっています。こうした背景から、第一原理計算をはじめとする計算科学を導入する企業が増えています。本セミナーでは、第一原理計算で「何ができ、何ができないのか」をわかりやすく整理し、導入にあたって必要な体制・人材・環境整備のポイントを解説します。また、実際の入力・出力例を通して計算の流れや結果の読み方を紹介し、企業での実務応用のイメージを具体的につかんでいただきます。さらに、これまでに経験した企業との共同研究や共同研究講座の立ち上げ事例を交え、アカデミアと連携して計算科学を活用する際の実際的なノウハウや注意点についてもお話しします。
プログラム

1.物質科学・材料科学におけるシミュレーション
 1-1. 物質科学・材料科学におけるシミュレーションの種類
 1-2. 第一原理計算の概要
 1-3. いくつかの応用事例
 1-4. シミュレーションは日本が生き残るための必須事項

2.密度汎関数理論に基づいた第一原理計算
 2-1. 簡単な理論的背景
 2-2. 計算手法の種類と特徴~一つの方法で全てのことが出来るのではない!~
 2-3. 実際の第一原理計算ソフトウェアとはどういうものか~ソースコードから入手方法まで~
 2-4. 具体的計算の手順~入力ファイルから出力ファイルの中身について
 2-5. 第一原理計算実施の注意点~“ちゃんと”計算しないと意味がない!~

3.第一原理計算を実施する環境整備~ソフトウェア、PCクラスタからスパコンまで~
 3-1. どんな計算機を用意すべきか~スパコンを使えば何でも出来るのではない!~
 3-2. 現在の計算機の動向~スパコンランキングの正しい見方~
 3-3. 外部計算機の利用の仕方
 3-4. 第一原理計算ソフトウェアのインストール
 3-5. 実際に導入する場合のアドバイス

4.第一原理計算を社内に導入すべきか?
 4-1. 第一原理計算は社内の研究に必要か?
 4-2. どんなソフトウェアを選ぶべきか?~有名ソフトが必ずしも良いのではない!~
 4-3. 誰がやるのか?どうやって学べばよいのか?
 4-4. アカデミアと共同研究をする時のポイント
 4-5. 実りある成果を得るために。~餅屋は餅屋に任せつつ、修行もする!?~

5.第一原理計算の簡単な実演
 5-1. Linux環境とPCクラスタの例
 5-2. KKR法
 5-3. 擬ポテンシャル法
 5-4. FLAPW法

キーワード
第一原理計算,物質科学・材料科学,密度汎関数理論,セミナー
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