MDシミュレーションで扱うことのできる現象、予測できる熱力学量や材料特性など基礎から学ぶ。
書籍などでは触れられることが少ない、統計力学とMDシミュレーションとの密接な関係を解説し、データ解析において重要なポイントや産業分野での材料設計に繋がるシミュレーション例も紹介!

ゼロから学ぶ分子動力学シミュレーション―基礎から材料開発へ―【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

セミナー概要
略称
分子動力学シミュレーション【WEBセミナー】
セミナーNo.
2602125
開催日時
2026年02月12日(木) 13:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
(国研)産業技術総合研究所
      マテリアルDX研究センター 主任研究員 博士(理学) 森下 徹也 氏

【ご専門】
分子シミュレーションによる物性解明

学位取得後、理化学研究所、東京大学を経て2003年に産業技術総合研究所入所。
専門は分子動力学(MD)シミュレーションの理論開発、並びにMDシミュレーションによる液体、アモルファス、及びナノ物質の物性解明。
これまでに王立メルボルン工科大学客員研究員、分子科学研究所客員准教授、東京農工大学や京都大学などの非常勤講師を歴任。日本物理学会若手奨励賞、分子シミュレーション学会学術賞及び能勢賞を受賞。
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
  49,500円(1名当たり 24,750円)(税込)です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
MDシミュレーションを初めて学ぶ方。MDシミュレーションの実行やデータ解析の基礎を習得したい方、など
必要な予備知識
高校~大学教養レベルの数学や力学に関連する知識があると理解しやすいと思いますが、必須ではありません
習得できる知識
・MDシミュレーションでどのような現象が扱え、
 どのような物性・材料特性を予測できるか習得できる
・MDシミュレーションの実行において、必要な知識やアルゴリズムを習得できる
・MDシミュレーションのデータ解析において、必要な知識や注意点を習得できる
趣旨
 分子動力学(MD)シミュレーションは、原子レベルから物質の性質を予測することが可能なコンピュータシミュレーション手法です。近年は学術分野に加えて、ナノスケールの材料開発や創薬など、幅広い産業分野で重要な開発ツールとして位置付けられています。
 本講義は、MDシミュレーションについて初めて学ぶ方や、基礎的な理論・アルゴリズムを復習したい方などを対象とします。MDシミュレーションで扱うことのできる現象や、予測できる熱力学量や材料特性について、基礎レベルから講義します。特に書籍などでは触れられることが少ない、統計力学とMDシミュレーションとの密接な関係を解説し、MDシミュレーションのデータ解析において重要なポイントや注意点を紹介します。また、産業分野での材料設計に繋がるシミュレーション例も紹介します。
プログラム

1.はじめに

2.基礎編(アルゴリズムと基礎理論)
 2-1 ミクロな話1:運動方程式の数値積分
 2-2 ミクロな話2:原子間相互作用(力場)と周期境界条件
 2-3 マクロな話:MDシミュレーションと統計力学

3.応用編(温度・圧力制御とデータ解析)
 3-1 温度制御手法:カノニカル集合の生成
 3-2 温度圧力制御手法:圧力集合の生成
 3-3 データ解析:熱力学量や材料特性の評価方法

4.シミュレーションの実例紹介
 半導体材料探索や流体特性評価など、時間に応じて話題を選択


【質疑応答】

キーワード
分子動力学シミュレーション,MD,統計力学,材料設計,データ解析,セミナー,講演,研修
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