★高分子の結晶化メカニズムからその解明に用いられる各種測定手法、結晶化制御技術まで詳解!

高分子結晶化のメカニズムと制御【LIVE配信】

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セミナー概要
略称
高分子結晶化【WEBセミナー】
セミナーNo.
260581
開催日時
2026年05月28日(木) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
京都工芸繊維大学 材料化学系 准教授 博士(理学) 橋本 雅人 氏

<ご専門>
 高分子物理学

<学協会>
 高分子学会、日本物理学会、繊維学会、日本顕微鏡学会

<ご略歴>
 1994年 京都大学大学院理学研究科物理学第一専攻博士課程退学
 1994年 京都工芸繊維大学繊維学部 助手
 2007年 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科 助教
 2015年 京都工芸繊維大学材料化学系 准教授
 現在に至る
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、44,000円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問

ライブ配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合は、会員価格で1名につき49,500円(税込)、2名同時申込で55,000円(税込)になります。お申し込みフォームのコメント欄に「ライブとアーカイブ両方視聴」とご記入下さい。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

・セミナー資料は郵送します。職場以外での受け取りを希望される場合はご住所をお知らせ下さい。
セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。


【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】

1.Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧下さい。セミナー開始直前のトラブルについては対応いたしかねますのでご了承下さい。

3.開催日の数日前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加下さい。

【アーカイブ配信:6/1~6/5】の視聴を希望される方は、高分子結晶化【アーカイブ配信】からお申し込み下さい。
講座の内容
受講対象・レベル
・プラスチック材料の基礎から結晶化挙動までを体系的に学びたい研究者・開発者・技術者
習得できる知識
・高分子結晶の基礎(階層構造)
・融点・過冷却度・結晶化速度など、結晶化に関係する主要パラメータの理解
・高分子結晶の核形成および球晶成長の基礎
・結晶化挙動を評価する代表的測定手法とデータの読み取り方
趣旨
 高強度・高弾性率プラスチック材料の多くは結晶性高分子を基盤としており、その材料設計や成形・加工プロセスの最適化においては、高分子結晶の構造および結晶化挙動に関する理解が重要となる。
 高分子の結晶化は、「水が氷になる」現象と同様の相転移である一方で、分子量の大きさや鎖状分子構造といった高分子特有の要因により、結晶構造や成長挙動が複雑化するという特徴を有する。このため、結晶化メカニズムの理解は、材料物性の発現やそのばらつき、さらには成形安定性の制御に直結する。
 本講では、まず高分子結晶が有する階層構造(ヒエラルキー)の特徴について概説し、物性との関係を整理する。次に、融点をはじめとする結晶化理解に必要な各種パラメータを整理した上で、核形成および球晶成長、ならびにそれらの相互作用による結晶化過程について解説する。さらに、結晶化メカニズムの解明に用いられる各種測定手法を紹介するとともに、セルフ・ニュークリエーションや印加場を活用した結晶化制御の考え方について述べる。
 講演の最後には、材料設計や成形プロセスへの応用を念頭に置いた質疑応答を行う。
 
プログラム

0.はじめに
 0-1.高分子とは
 0-2.結晶性高分子と非晶性高分子

1.結晶性高分子
 1-1.結晶とは
  1-1-1.結晶の定義
  1-1-2.高分子の結晶
 1-2.結晶性高分子の持つ階層構造(ヒエラルキー)
  1-2-1.高分子の一次構造と結晶化
  1-2-2.ミクロンオーダーの構造(フィブリル、球晶、球晶の集合体)
  1-2-3.サブミクロンオーダーの構造(ラメラ結晶、折畳鎖結晶)
  1-2-4.ナノオーダーの構造(結晶格子)
  1-2-5.その他の構造(繊維、シシカバブ、伸び切り鎖結晶など)
 1-3.結晶を観察するのに必要な概念
  1-3-1.X線、光 との相互作用
  1-3-2.散乱法と顕微鏡法(逆空間と実空間)
  1-3-3.結晶の形(結晶格子)

2.高分子の結晶を理解するのに重要なパラメータ
 2-1.融点
 2-2.ガラス転移点
 2-3.結晶成長速度
 2-4.結晶化度
 2-5.長周期・ラメラ厚
 2-6.モルフォロジー
 2-7.配向度

3.高分子の結晶化過程のメカニズム(核形成と結晶成長)
 3-1.核形成
  3-1-1.一次核と二次核
  3-1-2.核剤
 3-2.球晶成長
  3-2-1.球晶の構造
  3-2-2.球晶の成長(成長速度)
  3-2-3.軸晶(アクシャライト)
  3-2-4.トランスクリスタル
 3-3.結晶化(核形成と球晶成長の2ステップ)
  3-3-1.核形成(一次核形成)と球晶成長
  3-3-2.Avrami指数による解析
  3-3-3.温度による変化
  3-3-4.伸長場、せん断流動場による変化

4.高分子の結晶化の測定方法と解析方法
 4-1.光の透過度(結晶化度)
 4-2.広角X線回折(結晶化度)
 4-3.小角X線回折(長周期、ラメラ厚、相関関数)
 4-4.光散乱(大きさと相関関数)
 4-5.熱分析(結晶化度)
 4-6.顕微鏡観察(モルフォロジー)

5.高分子の結晶化の制御への提案
 5-1.セルフ・ニュークリエーション
 5-2.場の印加
  5-2-1.電場
  5-2-2.磁場
  5-2-3.温度勾配場
  5-2-4.流動場
 5-3.材料改質のために

6.高分子の結晶化のメカニズムと制御に関する議論(質疑応答を中心に)

キーワード
高分子、プラスチック、結晶、メカニズム、構造、制御、速度、解析、測定、観察
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