電子機器のEMCの基礎とノイズ対策の勘所【WEBセミナー】

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セミナー概要
略称
EMC【WEBセミナー】
セミナーNo.
cmc210310
開催日時
2021年03月09日(火) 13:30~16:30
主催
(株)シーエムシー・リサーチ
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  39,600円 (本体価格:36,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
1名につき 44,000円(税込)※ 資料付

メール会員登録者は 39,600円(税込)
 ★ 【メール会員特典】2名以上同時申込で申込者全員メール会員登録をしていただいた場合、2名目は無料、3名目以降はメール価格の半額です。
 ★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
備考
・本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
・当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
・ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
・「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・ 電子機器開発の経験が浅く、基礎的なことからマスターしたい方
・ 電子機器開発、EMC設計・対策について、ある程度の経験はあるが、全体を整理して理解したい方
・ EMC設計・対策に携わっているが、なかなか思うようにいかないと感じている方など
習得できる知識
・ 電子機器のEMC関連の基礎知識、基本メカニズム
・ EMC対策設計の基本的な考え方と要点
・ 機器個別に対応した回路実装設計の実際的手法
・ EMC関連において、見落としやすいポイントの理解
趣旨
 電子機器のノイズ問題に対して、電磁界解析や実験などで得られた対策手法、ノウハウ、ルールなどが蓄積されてきています。それでも、出荷段階で EMC 規格をクリヤできず、苦しむこともあります。この中には、以前は効果があったのに、今回は思うようにいかなかったということもあります。
 このような事態にならないためには、ノイズ問題のメカニズムをきちんと理解し、機器個別に対応した設計を行う必要があります。
 本講座では、一般論を整理します。次に、応用が効くように回路実装設計における重要なポイント、及び、見落としやすいことなどを重点に、わかりやすく解説します。
プログラム
1.電子機器のEMC問題と規格の概要
 1)電子機器から見たEMC問題
 2)EMC規格の構成
 3)EMC規格クリヤが難しい規格は?

2.EMC対策 3つの基本的な考え方
 1)機器開発のステップ:開発工程の上流で配慮
  -開発コスト、期間の最小化のために
 2)エネルギーの流れ:ノイズ発生の上流で配慮
  -効果的な対策のために全方位、全周波数領域で配慮
 3)想定できる個所は、全方位、全周波数領域で配慮
  -もぐらたたきにならないために
  ・想定可能な個所とは
  EMS対策で留意するポイント
  EMI対策で留意するポイント

3.EMC対策の中心はプリント基板の回路実装設計
 1)なぜ、プリント基板の回路実装設計が重要なのか
 2)プリント基板で起きる3つのノイズ-SI、PI、EMI
 3)最も厄介なEMIノイズそのエネルギーの流れ

4.EMC設計のために必要な電磁気・伝送回路の基礎
 1)回路実装設計のために必要な理論
 2)回路図を見て思いこまないために
 3)デジタル回路特有の電磁界
 4)分布定数回路の振舞い
 5)意図せずアンテナになってしまうもの-アンテナモデルと放射

5.EMC設計において必須となる8つの基本ルール
 1)電子回路を構成する3要素とは
 2)デバイスの選択と実装設計―主要なデバイスは大規模LSI
 閑話休題:車載マイコンは、どこまで、EMCへ配慮がされているか
 3)配線への配慮
 4)グラウンド系の強化
 閑話休題:グラウンド設計で混乱しないために

6.まとめ
 
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