2026年03月03日(火)
13:30~16:30
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立命館大学 生命科学部 応用化学科 教授 小林 洋一 氏
【講師経歴】
2002年3月 私立滝高校(愛知)卒業
2007年3月 関西学院大学 理工学部 化学科 卒業
2009年3月 同大学大学院 理工学研究科 化学専攻 博士課程前期課程 修了(玉井尚登 研究室)
2011年3月 同大学院 同学科 同専攻 博士課程後期課程 修了(早期)(玉井尚登 研究室)
2011年10月~2013年8月 トロント大学 JSPS海外特別研究員(Gregory D. Scholes 研究室)
2013年9月~2017年3月 青山学院大学 理工学部 化学・生命科学科 助教(阿部二朗 研究室)
2017年4月~ 立命館大学 生命科学部 応用化学科 准教授
2022年10月~ JSTさきがけ研究者「サステイナブル材料」(兼任)
2023年4月~ 立命館大学 生命科学部 応用化学科 教授
非会員: 44,000円(税込)
会員: 39,600円(税込)
学生: 44,000円(税込)
1名につき 44,000円(税込)※ 資料付
メール会員登録者は 39,600円(税込)
★【メール会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員がメール会員登録していただいた場合、1名あたりの参加費がメール会員価格の半額となります。
★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
【見逃し配信】
・ 当該ウェビナーにお申込みいただいた場合には、サービスとしてZOOMを使用した「見逃し配信」を合わせて提供いたします。
・ 見逃し配信では、ウェビナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・ ウェビナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴可能です。
・ 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・ 視聴期間はウェビナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
・本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
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・当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。
この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
・ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
・「Zoom」については
こちらをご参照ください。
企業で研究開発・プロセス設計・排水処理技術に携わる技術者、
PFASを扱う化学メーカー、特にフッ素化学・半導体関連メーカー、
低環境負荷のPFAS分解・無害化技術に関心をもつ研究者・エンジニア、
吸着だけでなく「分解・リサイクル」まで含めた高度処理を検討したい企業担当者
PFAS汚染の現状と従来技術(熱分解・電気化学・還元等)の課題、
半導体ナノ結晶を利用した光化学的PFAS分解の基本概念、
光による酸化還元反応の基礎(光励起、電子移動、結合開裂)、
低エネルギーでC-F結合を切断する戦略、
分解生成物の特徴とリサイクル利用の可能性、
広い産業分野に応用可能な光分解プロセス設計の基礎
PFAS(有機フッ素化合物)の残留性と有害性は、世界的に深刻な環境・産業課題となっています。従来は活性炭などへの吸着によって除去してきましたが、高濃度PFASを含む廃棄物の処理には、エネルギー負荷やコスト、持続可能性、二次汚染など多くの問題が残されています。また、現行の分解技術は強固なC–F結合を切断するために高温・高エネルギーを要し、副生成物の制御にも課題があります。本セミナーでは、これらの課題に対する新たな解決策として、半導体ナノ結晶を利用した温和な光分解技術を紹介し、光化学的アプローチによるPFAS分解の可能性を解説します。光による酸化・還元反応の基礎、半導体ナノ結晶の電子特性、非線形光反応を含む光化学的メカニズムを概説し、低エネルギーでPFASを分解する戦略と具体的な事例を紹介します。さらに、光分解で得られる生成物の扱いとリサイクル利用の可能性にも触れ、環境負荷を抑えた持続可能なPFAS処理技術の将来像を示します。
1. PFAS問題の背景と現状
1.1 PFASの化学的特徴と環境残留性
1.2 健康影響・規制動向
1.3 従来のPFAS処理技術とその限界
2. PFAS分解と光化学の基礎
2.1 光励起、酸化還元反応の基礎
2.2 C–F結合の反応性と切断メカニズム
3. PFASの分解戦略
3.1 触媒によるC-F結合解離エネルギーの低下
3.2 逐次的多光子反応による高エネルギー変換
4. 半導体ナノ結晶を用いた温和な光分解技術
4.1 ナノ結晶の構造・光物性
4.2 光励起による電子・正孔の利用
4.3 逐次的多光反応による還元型光分解の具体例
4.4 PFASの光分解への応用例
5. まとめと産業応用の展望
5.1 資源化・リサイクルの可能性
5.2 排水処理プロセスへの応用
5.3 市場の可能性