FFTアナライザ(高速フーリエ変換器)を技術的に正しく使いこなしていますか?

FFTアナライザを理解して技術的に正しく使いこなすための技術ノウハウ
(入門~基礎)

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セミナー概要
略称
FFTアナライザ
セミナーNo.
it140702
開催日時
2014年07月16日(水) 10:00~16:30
主催
(有)アイトップ
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  28,600円 (本体価格:26,000円)
会員:  28,600円 (本体価格:26,000円)
学生:  28,600円 (本体価格:26,000円)
価格関連備考
1社から2名様以上同時にお申込み頂きますと、2名様目から受講料を3,240円割引させて頂きます。
定員
20名
備考
テキスト代
講座の内容
趣旨
この技術セミナーの講師をすでに20年以上行っておりますが、受講者に次の質問をすると、「FFTアナライザを技術的に正しく使いこなし、技術的に正しいデータを取得しているという自信はありますか?」いまだにほとんどの受講者が「No」という返事をされます。
 FFTアナライザという測定器には機能が非常に多く、それに伴いどの順番でどのキーを押すか、またどの機能を選択するかによって、測定結果が大きく変わる、この意味では大変怖い測定器なのです。
 本セミナーでは、FFTアナライザだけでなく、周波数分析について全般的かつ包括的な技術解説をわかりやすく行います。
 また、当日会場にて希望者に測定器であれば基本的にどのような測定器でも作成できるLabVIEW(ラボビュー)というソフトの評価版を無料進呈致します。
プログラム
1.アナログフィルタとは? 
  1-1 理想的なフィルタ    
  1-2 現実のフィルタ    
  1-3 バンドパスフィルタ(BPF)    
  1-4 ローパスフィルタ(LPF)    
  1-5 ハイパスフィルタ(HPF)    
  1-6 (1/1)リアルタイムオクターブ分析とは?    
  1-7 1/3リアルタイムオクターブ分析とは?    
  1-8 1/24リアルタイムオクターブ分析とは?    
  1-9 オールパスとは?    
  1-10 オーバーオールとは?

2.ディジタルフィルタとは?
  2-1 ディジタルフィルタとは? 
  2-2 FIRフィルタとは?
  2-3 IIRフィルタとは?
  2-4 時間領域における畳み込み積分は周波数領域ではどうなるか?

3.フィルタによる振動・騒音の分析例
  3-1 アナログフィルタによる振動・騒音の分析例
  3-2 デジタルフィルタによる振動・騒音の分析例

4.フーリエ級数とは?  
  4-1 実はフーリエ級数は当たり前のことを表現しているだけ。
    ・当たり前のこととは?
    ・フーリエ級数における直流成分とは?交流成分とは?

5.フーリエ変換とは? 
  5-1 フーリエ変換の公式がやっていることを言葉で説明すると?
  5-2 フーリエ変換を理論的に説明
    ・ラプラス変換を理論的に説明し、ラプラス変換と比較
     しながらフーリエ変換を理解しよう!  
  5-2 離散フーリエ変換(DFT)とは?    
  5-3 高速フーリエ変換(FFT)とは?

6.FFTアナライザとは? 
  6-1 騒音解析によく使用するウィンドウとは?    
  6-2 振動解析によく使用するウィンドウとは?    
  6-3 ウィンドウの役割を整理    
  6-4 アベレージング(平均化処理)回数の決め方とは?    
  6-5 従来のスタンドアロン・タイプのFFTアナライザを操作して
    みよう!(講師のみが実施)

7.フーリエスペクトルと(オート)パワースペクトルの違いは?
  ・実はFFTアナライザにおけるパワースペクトルは、ディジタル
   信号処理という学問におけるパワースペクトルとは多少異なる! 
   どこが異なるのか?

8.パワースペクトル密度(PSD)とは?

9.FFTについての参考資料

10.LabVIEW(パソコン上での計測器・分析器作成ソフト)の活用によるメリット
  ・会場にて、希望者に LabVIEW 評価版ソフトを無料進呈

  10-1 LabVIEW とは?
  10-2 LabVIEWを使用するメリット
     ・トータルコスト削減、時間短縮、カスタム測定器も製作
      できるなど。
     ・LabVIEWを活用した成果の出し方、効率的な習得法に
      ついても、講師の経験を基に解説致します。
  10-3 実際にLabVIEWを使用して振動解析をしてみよう!
     (講師のみが実施)

11.ノートパソコン・タイプのFFTアナライザで周波数分析を
  してみよう!(講師のみが実施)
   ・フランスのOROS(オロス)社のFFTアナライザ(東陽テクニカ  
    が販売・技術サポート)を使用して周波数分析を行う!

12.質疑応答
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