さまざまなデバイスへの応用が可能なフタロシアニン。その基礎から最新動向を徹底解説します。

よくわかる!機能性色素:フタロシアニンの基礎と応用分野の最新動向
~有機顔料/カラーフィルター/磁性/薄膜と液晶/電気化学デバイスへ~

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セミナー概要
略称
フタロシアニン
セミナーNo.
st141222
開催日時
2014年12月15日(月) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 6F 中会議室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
 ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
 ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
 ※他の割引は併用できません。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
習得できる知識
フタロシアニンの最新の機能とくに液晶用フィルター、太陽電池およびがん光線力学療法などの知識や最近の研究動向が得られます。
趣旨
 フタロシアニンは堅牢な青から緑色を呈する有機顔料です。現在フタロシアニンは代表的な機能性色素として、様々なところで使われています。
 例えばフタロシアニンは、カールソン方式電子写真の有機感光体、CD-R、さらには増感色素として太陽電池あるいはがん光線力学療法の増感剤としても、利用されています。フタロシアニンは近未来を支える、機能性材料として期待されています。本講演では、機能性色素としてのフタロシアニンの基礎から、機能とその利用まで解説いたします。
プログラム
1.フタロシアニンの基礎
 1.1 色素とは?
  1.1.1 色素の分類
  1.1.2 色素の分子構造
  1.1.3 機能性色素
 1.2 フタロシアニンの歴史
  1.2.1 色素の歴史
  1.2.2 フタロシアニン開発史
 1.3 フタロシアニンの構造と合成
  1.3.1 フタロシアニン
  1.3.2 中心金属
  1.3.3 中心金属とフタロシアニン分子
  1.3.4 フタロシアニン合成の概要
  1.3.5 フタロシアニンの工業的合成方法
 1.4 フタロシアニンの合成と性質
  1.4.1 置換フタロシアニン(ペリフェラルおよびノンーペリフェラル)
  1.4.2 各種フタロシアニンの合成
  1.4.3 ビス(フタロシアニン)、サブフタロシアニン、スーパーフタロシアニン、ポリフタロシアニン
 1.5 フタロシアニンの利用
  1.5.1 フタロシアニン顔料
  1.5.2 非対称フタロシアニン
  1.5.3 フタロシアニンの位置異性体
  1.5.4 フタロシアニンデンドリマー
 1.6 フタロシアニンの分析

2.フタロシアニンの機能とその利用
 2.1 顔料としてのフタロシアニン
  2.1.1 顔料の調整
  2.1.2 分散
  2.1.3 顔料調整技術
 2.2 機能の概要
  2.2.1 機能性色素
  2.2.2 機能性色素の分類
  2.2.3 フタロシアニンの機能
 2.3 スペクトルと結晶
  2.3.1 紫外可視吸収スペクトル
  2.3.2 フタロシアニンの分子軌道
  2.3.3 Qバンド
  2.3.4 会合性
  2.3.5 X線回折
 2.4 液晶ディスプレー用カラーフィルターとしてのフタロシアニン
  2.4.1 LCD用色材
  2.4.2 色の三属性
  2.4.3 カラーフィルター
  2.4.3 液晶ディスプレー
 2.5 磁性
  2.5.1 磁気適正室
  2.5.2 磁性の種類
 2.6 薄膜と液晶
  2.6.1 フタロシアニンのLB膜
  2.6.2 フタロシアニンの液晶
 2.7 電気化学とその応用
  2.7.1 フタロシアニンの電気化学とその利用
  2.7.2 光導電性
  2.7.3 光電気作用(光ディスク、電子写真)
  2.7.4 光増感
  2.7.5 太陽電池
  2.7.6 がん光線力学療法
 2.8 最近の研究から

  □質疑応答・名刺交換□
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