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バイオポリマーの量産が必要不可欠な今!
注目のバイオリファイナリーの実用化はどこまで進む?
産業的な応用へ向けて加速する技術の現状と今後、その可能性とは!!

ポリマー微生物/発酵生産の開発・現状・応用とバイオリファイナリー実用化に向けた展望

~バイオマス資源を現実的な産業応用へ~

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セミナー概要

略称
微生物/発酵生産とバイオリファイナリー
セミナーNo.
st150506  
開催日時
2015年05月20日(水)10:30~16:35
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
ゆうぽうと 5F はまゆう
価格
非会員: 54,000円(税込)
会員: 51,300円(税込)
学校関係者: 54,000円(税込)
価格関連備考
54,000円 (会員受講料 51,300円 )
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の27,000円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※他の割引は併用できません。
備考
資料・昼食付

講座の内容

プログラム

第1部 芳香族ポリマー原料の発酵生産における微生物の可能性・有用性と生産システム構築


<趣旨>これまでに開発されたバイオポリマーの多くは脂肪族系のものであり、芳香族を含有するバイオポリマーの開発は途上段階である。これはポリマー合成に適した芳香族モノマーを天然から大量に得ることが困難なことが最も大きな理由である。我々は、微生物の代謝制御と合成生物学の技術を取り入れ、バイオモノマーとして適した芳香族化合物を糖質を原料として発酵生産することに取り組んできた。この取り組みのいくつかを紹介する。 

<得られる知識・技術>
 微生物代謝の多様性、生物による芳香族化合物の合成
 芳香族化合物の発酵生産、芳香族バイオモノマーの開発の現状

1.微生物の多様性と有用化合物生産の可能性
2.微生物による芳香族化合物の生産
 2.1 ベンゼン環の生合成
 2.2 バルク生産されるバイオ芳香族
 2.3 芳香族バイオモノマーとそれを活用したバイオポリマーの開発
3.芳香族バイオポリマー開発の課題

 □ 質疑応答 □
 

第2部 バクテリアにおけるセルロース合成とナノフィブリル化バクテリアセルロース(NFBC)の大量生産


<趣旨> バクテリアによって合成されるセルロースはバクテリアセルロース(BC)と呼ばれており、高い保水性、高強度、生体適合性などのユニークな性質を有している。また近年、ナノサイズのセルロース素材(ナノフィブリル化セルロース(NFC))が注目を浴びている。一般に、NFCはパルプを原料として、物理的・化学的処理によってトップダウン的に調製され、得られたNFCは水中に高分散している。対照的に、セルロース合成菌の培養条件を最適化することにより、低分子バイオマスからボトムアップ的にナノフィブリル化BC(NFBC)を調製することが可能である。本講演では、バクテリアにおけるセルロース合成機構、NFBCの合成、NFBCの構造と特長NFBC、の大量生産、NFBCの応用例について紹介する。

<得られる知識・技術>
 バクテリア(酢酸菌)におけるセルロース合成機構、
 酢酸菌を用いたナノフィブリル化セルロース(NFBC)の合成、
 NFBCの構造と特長、NFBC応用例

1.バクテリアセルロースについて
   1.1 セルロースとバクテリアセルロース
   1.2 バクテリアにおけるセルロース合成
2.ナノフィブリル化バクテリアセルロース(NFBC)
   2.1 バクテリアセルロースの特長と応用例
   2.2 バクテリアセルロースの産業利用における課題と解決に向けた取り組み
   2.3 ナノフィブリル化バクテリアセルロースの構造と特長
3.ナノフィブリル化バクテリアセルロースの大量生産
4.ナノフィブリル化バクテリアセルロースの応用例
5.まとめ

 □ 質疑応答 □
 

第3部 二酸化炭素をはじめとした非可食性バイオマスを利用した高分子の微生物合成の現状と展望


<趣旨> 微生物発酵を利用した高分子生産は、古くから研究されている。次世代型の微生物培養としては、光合成を利用した炭素固定や、二酸化炭素などの非可食性バイオマスを利用した効率的な物質生産が想定される。これらの技術を達成および確立することを目指し、現在進めている基礎研究を紹介する。
<得られる知識・技術>
 二酸化炭素や光合成を発酵技術に組み込む戦略。
 それらの反応に関わる酵素の基礎反応について。
 海洋性微生物を利用する優位性と問題点について。

1.微生物から合成される高分子
 1.1 バイオプラスチック ポリヒドロキシアルカン酸
 1.2 ポリペプチドおよびタンパク質
2.高分子の微生物合成における炭素源の選択
 2.1 多糖や植物油
 2.2 グルコース
 2.3 リグニン
 2.4 二酸化炭素
3.海洋微生物を利用した高分子合成の利点
 3.1 海洋微生物によるバイオプラスチックの合成例
 3.2 深海微生物の利用
 3.3 汚染海域から単離した海洋微生物によるリグニンからのバイオプラスチック合成
4.光合成の利用と現状
 4.1 シアノバクテリアを利用したバイオプラスチック合成
 4.2 シアノバクテリアや光合成細菌由来のバイオプラスチック合成酵素の可能性
 4.3 光合成細菌の利用と現状
5.結論

 □ 質疑応答 □
 

第4部 非可食バイオマスからのバイオ燃料・グリーン化学品生産技術の開発


<趣旨> バイオマス資源からのバイオ燃料やグリーン化学品製造を行う新規産業を意味するバイオリファイナリー社会の実現が近づいている。このような背景の下、RITEではリグノセルロース系バイオマスを原料として、有用工業微生物コリネ型細菌を用いたバイオ燃料・グリーン化学品製造技術開発を行ってきた。我々は、このコリネ型細菌が還元条件下では、増殖は抑制されるものの代謝機能は維持され、糖類を代謝し有機酸を効率よく生成する現象を見出した。これを基に、高効率バイオプロセス“増殖非依存型バイオプロセス”の開発を進めている。本講演では、該バイオプロセスを用いた各種バイオリファイナリー製品の生産技術開発の現状と今後の展望について紹介する。

<得られる知識・技術>
 バイオリファイナリ―の世界の動向と市場予測
 バイオ燃料、グリーン化学品の研究開発の現状

1.バイオリファイナリーの現状
 1.1 市場予測
 1.2 世界の動向
2.増殖非依存型バイオプロセス
 2.1 原理と特徴
 2.2 バイオマス原料利用時の必須項目
   (混合糖の完全同時利用、発酵阻害物質の耐性)
3.バイオ燃料生産
 3.1 バイオエタノール
 3.2 バイオブタノール
 3.3 グリーンジェット燃料
4.グリーン化学品生産
 4.1 シキミ酸
 4.2 芳香族化合物(フェノール、4-ヒドロキシ安息香酸)
 4.3 乳酸
 4.4 アラニン
 4.5 バリン

 □ 質疑応答 □

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