高強度鋼、ステンレス鋼、ニッケル・ニッケル合金、アルミニウム合金、鉄及び低合金鋼、、、、
水素脆性破壊、遅れ破壊に立ち向かう指針、素材の選択、組織、添加物、表面処理

水素脆性の基礎と評価、メカニズム解析および脆化抑制への取組み
~材料中の水素の挙動と各種材料の水素脆性~
~破壊メカニズムの諸説~
~脆化の抑制・防止への取り組み~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
水素脆性
セミナーNo.
st200206
開催日時
2020年02月20日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
東京流通センター 2F 第4会議室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,020円 (本体価格:42,745円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
49,500円 ( 会員受講料 47,020円 )
定価:本体45,000円+税4,500円
会員:本体42,750円+税4,270円

【2名同時申込みで1名分無料!(1名あたり定価半額の24,750円)】
※2名様とも会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価の半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
趣旨
 水素脆性とは水素により材料が脆くなり破壊に至る現象で、しばらく使用した後に破壊が起こることから遅れ破壊と呼ばれています。高力ボルトの遅れ破壊を機に、高強度鋼について盛んに研究が行われてきました。また、最近では燃料電池車の実用化に向けて高圧水素によるオーステナイト系ステンレス鋼などの水素脆性の研究が盛んに行われています。しかし、水素脆性のメカニズムについては必ずしも明白でなく、さらにその対策は十分とは言えません。
 本講座では、水素脆性の基礎から、各種評価法、各種材料における水素脆性破壊の特徴、破壊のメカニズムの諸説について平易に詳解し、さらに現在研究されている水素脆性を防止する取り組みについて解説します。
プログラム
1.水素脆性の概要

2.材料中の水素
 2.1 存在状態
 2.2 拡散
 2.3 トラップ
 2.4 転位による輸送
 2.5 環境と固溶水素

3.各種試験法
 3.1 水素透過試験
 3.2 水素固溶量測定法
 3.3 昇温脱離分析法
 3.4 定荷重試験
 3.5 SSRT
 3.6 CSRT
 3.7 規格化に関して

4.各種材料の水素脆性
 4.1 鉄及び低合金鋼
 4.2 高強度鋼
 4.3 ステンレス鋼
 4.4 ニッケルおよびニッケル合金
 4.5 アルミニウム合金

5.水素脆性のメカニズム
 5.1 破壊の基本事項
 5.2 軟化と硬化
 5.3 面圧説
 5.4 鉄の原子間凝集力低下説
 5.5 局所変形助長説
 5.6 水素助長塑性誘起空孔説
 5.7 拡散性水素と非拡散性水素

6.水素脆化の抑制への取り組み
 6.1 指針
 6.2 素材の選択
 6.3 組織
 6.4 添加物
 6.5 表面処理

  □質疑応答□
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連するタグ
フリーワード検索