オンラインで開催!フィラー配合に取り組む初級~中堅技術者の方に贈るフィラー活用技術セミナー!

基礎から学ぶフィラー活用術【WEBセミナー】
~種類・性質・選定・配合/表面処理・界面制御/混練・分散/ナノコンポジットまで~

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セミナー概要
略称
フィラー活用【WEBセミナー】
セミナーNo.
st201003
開催日時
2020年10月08日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  0 (本体価格:0)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
資料付
 ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

【ライブ配信対応セミナー】
 ・ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーです(会場開催はありません)。
 ・お申込み受理の連絡メールに視聴用URLを記載しております。
  お手数ですが予め「Zoom」のインストールができるか、接続できるか等をご確認下さい。
 ・セミナー開催日時に、視聴サイトにアクセスしご受講ください。
 ・開催日時にリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
 ・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
 ・セミナー資料はPDFデータで開催前日までに提供いたします。
講座の内容
習得できる知識
・フィラーに対する基礎知識
・フィラー充塡コンポジットの配合設計と特性の考え方
・ナノコンポジットの位置づけ
・分散・界面評価技術の現状 など
趣旨
 フィラーはポリマーと複合化し、ポリマーの特性を大きく向上させたり、新たな機能を付与するために用いる無機・有機化合物であり球状、板状、繊維状の多様な形状で、数十 μm~数 nm の幅広いサイズで、かつ多様な化合物が利用されています。
 所望のフィラー充塡コンポジットを得るためには、フィラーそのものの十分な理解と選択が必要となるほか、ポリマーの種類に合わせた分散性の均質化や複合界面の設計のためのフィラー表面処理、ポリマーとの混合・混練技術といった多岐にわたる知見が必要とな ります。これらの一連の技術により要求特性に合致したフィラー充塡コンポジットが実用化されていますが、経験則で検討が進められる側面もあり、その理解を難しく感じられる方もいると思います。
 本講座では、この分野で40 年近く研究開発に携わっている経験に基づいて、上記の技術を俯瞰し系統的に理論づけした内容を解説します。また、実務に活用頂けるよう各技術 の実際やノウハウ・ポイントも押さえて解説します。現在開発競争にしのぎを削っているナノコンポジット、カーボンコンポジット、高熱伝導性コンポジットなどの研究開発にはこれら技術の理解がなければ、ブレークスルーが出来ないと考えています。
最新の話題として、我々の取り組んでおりますセルロースナノファイバーコンポジットについてもご紹介し、ナノコンポジットの将来展望を述べたいと思っております。
 現在、取り組まれている課題解決の一助になればとの思いで講演します。
プログラム

1.フィラーの基本理解
  ・ フィラーの役割
  ・ 組成物の特性改善・機能性付与におけるフィラー作用効果の原理
  ・ フィラーの能力を引き出すための要点

2.フィラーの化合物としての分類と性質・機能
  ・ 難溶性塩フィラー
  ・ 天然複合酸化物
  ・ 合成複合酸化物
  ・ 酸化物
  ・ 水酸化物&窒化物
  ・ 炭素系&ポリマー系
  ・ 機能性フィラーの代表例とその機能
  ・ フィラーを化合物として捉えることの重要性
  ・ 用途・目的に応じたフィラー選択のポイント

3.フィラーの表面処理と複合界面の制御
  ・ フィラーの表面とその形成過程
  ・ 表面処理の目的と表面処理剤の役割
  ・ 表面処理剤の種類とフィラー表面との反応機構
  ・ シランカップリング剤の用法と表面反応およびその解析
  ・ 機能性フィラーの表面処理のポイント
  ・ 表面処理の方法とノウハウ
    ・ 乾式処理
    ・ 湿式処理

4.ポリマーとフィラーとの混合・混練技術
  ・ ゴム・熱可塑性樹脂の混練のポイント
  ・ 熱硬化性樹脂の混合と分散のポイント
  ・ ポリマー/フィラー界面状態とフィラーの分散性・組成物の特性との関係
  ・ ポリマー/フィラー界面の評価方法

5.ナノコンポジットの現状と可能性
    ・ ゴムを先達としたナノフィラーの活用術と分散技術
  ・ ナノコンポジットの現状
  ・ ナノコンポジットで出来ること・出来ないこと
  ・ ナノコンポジットの本質と今後の展開-ナノフィラーでなければ実現しない特性は何か!

□ 質疑応答 □

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