電気的・磁気的信号により粘弾性の制御が可能な機能性流体について、
各種機能性流体の特性から応用デバイスの設計法、期待されてる応用分野まで、1日かけてじっくり学習します。

機能性流体(ER流体/磁性流体/MR流体/電界共役流体)活用のための調整・評価・制御法【WEBセミナー】
~挙動メカニズムから応用まで~
【アーカイブ配信付き】

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セミナー概要
略称
機能性流体【WEBセミナー】
セミナーNo.
st210611
開催日時
2021年06月24日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
特典
アーカイブ(見逃し)配信付き:
 視聴期間:終了翌日から7日間[6/25~7/1]を予定
 ※原則として編集は行いません。視聴期間の延長不可。
備考
※セミナーの録音・撮影はご遠慮申し上げます。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【セミナー視聴・資料ダウンロード】
※資料付:PDFテキスト(印刷可)のみ
※開催の営業日2日前よりダウンロード可
(後日、ダウンロード用のURLをメールにてご連絡申し上げます。)

【ZoomによるLive配信】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・リアルタイムで講師へのご質問も可能です。
講座の内容
受講対象・レベル
・機能性流体に興味を持ち,情報収集を望まれる技術者・研究者
・機能性流体の応用,研究開発に携わる技術者
・アクチュエータ―技術(クラッチ,ブレーキ,振動制御機器,流体ポンプなど)に携わる技術者
・新しい制御技術を用いた研究開発,商品開発を目指す技術者
・絶縁油関連の技術者,または絶縁性液体を用いた製品開発に携わる技術者
・無機・有機紛体材料,磁性材料,液体誘電体に携わる技術者
必要な予備知識
・特に深い知識は必要ありません(講演中に基本的用語,原理などは説明致します)。
習得できる知識
・機能性流体とは何か
・機能性流体のメカニズムと動作特性
・機能性流体の応用分野
・機能性流体応用デバイスの基本的設計
・機能性流体の用途と応用デバイス
趣旨
 ER(電気粘性)流体,磁性流体,およびMR(磁気粘性)流体は,電界または磁界の印加・除去により,見かけの粘弾性が可逆的に変化する流体であり、電界共役流体(ECF)は直流高電圧の印加によって活発な流動を発生する流体である。これらは機能性流体として分類され,電気的・磁気的信号によってアクティブ制御が可能,かつ特性の変化率が極めて大きい点に特徴を有します。また,これらの流体は,機械システムに導入することが比較的容易であり,今後のアクチュエータ―技術を支える制御要素として広範囲な応用が期待されます。本講演では,機能性流体の基本的な動作メカニズムとこれらの応用技術について解説します。
プログラム

1. はじめに
 1.1 機能性流体と歴史的背景
 1.2 機能性流体の基本原理と挙動
 1.3 機能性流体の応用分野と研究状況      

2.ER流体(ERF: Electro-Rheological Fluids)
 2.1 ER流体の種類と組成
 2.2 ER効果発現メカニズムと応力特性   
   2.2.1 分散系ER流体と均一系ER流体のER効果(基本的応力特性)
   2.2.2 ER効果発現の理論的検討(球形粒子分散系ER流体)
   2.2.3 粒子分散系ER流体のER効果(静的特性と動的特性)
   2.2.4 分散系ER流体が具備すべき条件   
 2.3 ER流体デバイスと関連技術への適用
 2.4 ER流体の応用技術
   2.4.1 ER流体の応用デバイス
   2.4.2 応用デバイスが抱える問題
   2.4.3 ERゲル(ERG)の開発とその応用

3.磁性流体(MF:Magnetic Fluids)
 3.1 磁性流体と磁気的性質
   3.1.1 磁性流体の組成
   3.1.2 磁性流体の磁気的挙動
 3.2 磁性流体(MF)の応用例

4.MR流体(MRF: Magneto-Rheological Fluids)
 4.1 MR流体と磁気的性質            
     4.1.1 MR流体の組成
   4.1.2 MR流体と磁性流体の比較
 4.2 MR効果(基本的応力特性)            
   4.2.1 降伏応力の発現
   4.2.2 MR流体が具備すべき条件と問題点
 4.3 MR流体の問題点の解決検討(実用的開発)
   4.3.1 分散媒のチキソトロピー化とMR流体の作製
   4.3.2 開発したMR流体と性能評価                  
 4.4 MR流体の応用技術                                                   
   4.4.1 MR流体の関連技術とデバイスの基本的設計
   4.4.2 MR流体の実用デバイス例
 4.5 磁気混合(MC)流体とその応用

5.電界共役流体(ECF: Electro-Conjugate Fluids)
 5.1 電気流体力学(EHD)による液体ポンピング
   5.1.1 EHD現象の研究分野と体系
   5.1.2 液体を駆動する力の根源
 5.2 EHD液体ポンピングのメカニズム
    5.2.1 従来のメカニズムと実用上の問題点
   5.2.2 問題点の解決に向けた新規メカニズム            
 5.3 EHDポンプとポンピング特性
   5.3.1 EHDポンプ用電極の試作
   5.3.2 EHD液体引き出し現象                                              
 5.4 電界共役流体の応用技術(近年の動向)

6.おわりに
  
  □質疑応答□ 

キーワード
ER流体 / 磁性流体 / MR流体 / 降伏応力 / アクティブ制御要素 / ER・MR
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