クリーンな水素製造技術の一つとして注目される人工光合成。本セミナーでは人工光合成の基礎から、半導体光触媒を用いる手法の特長と、長寿命で高エネルギー変換効率を目指した各光触媒材料の設計・合成の指針を解説します。
1.水素エネルギー
1.1 太陽光からの水素生成:人工光合成
1.1.1 半導体光触媒による水素生成の原理
2.半導体光触媒の紹介
2.1 二酸化チタン(TiO2)
2.2 チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)
2.3 シリコンカーバイド(SiC)
3.TiO2の物性
3.1 キャリア再結合
3.2 不純物と欠陥
3.3 光触媒活性
4.SrTiO3の物性
4.1 キャリア再結合
4.2 不純物と欠陥
4.3 構造最適設計
5.SiCの物性
5.1 ポリタイプ
5.2 キャリア再結合
5.3 不純物と欠陥
5.4 光触媒活性
5.5 水分解の様子
5.6 耐久性とTiO2とのタンデム化
6.他材料との比較と将来展望
6.1 他の半導体光触媒
6.2 TiO2・SrTiO3およびSiCの可能性
7.まとめ
□質疑応答□