★ 低炭素社会の構築に必要な、二酸化炭素の分離回収技術へ!実用化には十分な性能を有する分離膜の存在が不可欠!

高分子膜のガス透過メカニズムと高分子CO2分離膜の技術動向【WEBセミナー】
■膜ガス分離の基礎と特徴■ ■高分子膜中の低分子の透過メカニズム■ ■溶解拡散機構と高分子物性との相関■

アーカイブ配信付

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セミナー概要
略称
高分子CO2分離膜【WEBセミナー】
セミナーNo.
st230618
開催日時
2023年06月29日(木) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 44,000円、3名の場合 66,000円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
特典
■Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■
【アーカイブの視聴期間】2023年6月30日(金)~7月6日(木)まで
このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
なお、アーカイブは原則として編集は行いません。
備考
資料付き
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
習得できる知識
・膜ガス分離の基礎と特徴
・高分子膜中の低分子の透過メカニズム
・溶解拡散機構と高分子物性との相関
趣旨
 分離膜を用いたガス分離法は低炭素社会の構築に必要な二酸化炭素の分離回収技術の一つとして期待されている。相変化を伴わないため、原理的に消費エネルギーが少ないためであるが、実用化には十分な性能を有する分離膜の存在が不可欠である。膜の素材は高分子と無機材料に大別できる。分離性能は無機膜の方が高いが、コストなどの理由から未だ普及はしていない。
 一方、高分子ガス分離膜は既に特定の分野では普及している。広い意味では高分子膜と言える促進輸送膜も実証試験まで行われているものが存在する。高分子膜の利用で膜ガス分離の利用実績と経験が増えれば無機膜も普及に至ると思われる。しかし、膜分離が大学の講義で扱われることはほとんどない。
 そこで本講座は、化学産業の技術者が膜ガス分離の理解を深めることを目的に、通常の高分子膜に促進輸送膜も加え、そのガス分離メカニズムを解説し、最近の研究開発動向を概観する。
プログラム

1.膜によるガス分離の基礎 
 1.1 従来のガス分離法との比較
 1.2 透過係数とパーミアンス
 1.3 分離係数
 1.4 性能評価法
 1.5 ガスの分子サイズと凝縮性

2.高分子膜のガス透過の現象論
 2.1 高分子のゴム状態とガラス状態
 2.2 ゴム状高分子膜のガス透過挙動
 2.3 ガラス状高分子膜のガス透過挙動
 2.4 促進輸送膜のガス透過挙動

3.ガス分子の高分子膜透過の分子論的解釈
 3.1 ゴム状高分子膜におけるガス分子の透過機構
 3.2 ガラス状高分子膜におけるガス分子の透過機構
 3.3 促進輸送膜におけるガス分子の透過機構

4.無機膜との比較

5.膜ガス分離プロセス

6.高分子CO2分離膜の技術動向
 6.1 ゴム状高分子膜
 6.2 ガラス状高分子膜
 6.3 促進輸送膜
 6.4 Mixed Matrix Membrane

  □質疑応答□

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