ファインバブルの物性・特性・機能、発生原理、装置の特徴・差異・選定・使い方、粒子径・粒子数や特性・機能の計測・評価技術、洗浄や排水処理等の各活用例とポイントなど、基礎から応用までを詳しく解説します。

ファインバブルの特性・機能の理解と発生技術・測定評価法・活用のポイント【WEBセミナー】
~研究や利用に向けて、基礎から応用までを正しく理解する~

ZoomによるLive配信(アーカイブ配信付)

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
ファインバブル【WEBセミナー】
セミナーNo.
st231218
開催日時
2023年12月18日(月) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員: 35,750円(税込)
会員: 33,990円(税込)
学生: 35,750円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,750円(税込)
会員価格:1名につき 33,990円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

・アーカイブ配信について
 視聴期間:終了翌営業日から7日間[12/19~12/25]を予定
 ※動画は未編集のものになります。
 ※視聴ページは、マイページにリンクを設定します。
講座の内容
受講対象・レベル
ファインバブル技術開発を始めたい方、すでに技術開発を行っているが事業化に向けてご苦労されている方など。
予備知識は不要です。気楽にご参加ください。
習得できる知識
ファインバブルの基礎知識、ファインバブルの活用事例など。
趣旨
 昨今、ファインバブルと呼ばれる大きさが100μm以下の微細な気泡が様々な機能を液体に付与することができることから、環境、農業、食品、水産や医療等をはじめとする各種分野での研究開発や産業利用が注目されている。ファインバブルは気泡のサイズによりマイクロサイズのマイクロバブルとナノサイズのウルトラファインバブルの2種類に分類される。最近では数週間から数カ月の寿命があるウルトラファインバブルへの関心が高いが、研究者や利用者の声に耳を傾けると、「発生装置を買ったのに効果がない」「データの再現性が確保できない」「本当にウルトラファインバブルが液中に存在するのか」など懐疑的な意見もあり、ファインバブル技術の普及に向けた問題の一つとなっている。一方で、我々は保有するウルトラファインバブル発生技術を用いて加圧操作や濃縮操作をせずに1000億個/mLを超える個数密度の制御を可能としたことで、ウルトラファインバブルの安定化機構の解明に新たな視点で挑戦している。
 本セミナーでは、ファインバブルの研究や利用を正しい理解のもとで進めていただくために、ファインバブルの基礎物性、特性や機能および装置技術、測定評価法および活用事例などファインバブル技術の全般について基礎的な解説をおこなう。
プログラム

1.はじめに
 1.1 ファインバブルの歴史
 
2.ファインバブルの特徴と特性
 2.1 マイクロバブルの上昇速度
 2.2 マイクロバブル流の摩擦抵抗の低減
 2.3 マイクロバブルの自己加圧効果
 2.4 マイクロバブルの溶解・収縮
 2.5 ファインバブルの比表面積
 2.6 ファインバブルの表面電位と静電気的作用
 2.7 ファインバブルの疎水性相互作用
 2.8 ファインバブルの活性酸素種(OHラジカル)の生成
 2.9 ウルトラファインバブルの分散安定性
 2.10 ファインバブルの残存寿命
 
3.ファインバブル発生技術~発生原理・装置の特徴とその差異、使い方等~
 3.1 マイクロバブル発生装置
 3.2 ウルトラファインバブル発生装置
 3.3 効果を引き出すための装置の選定・設計方法
 
4.ファインバブル計測技術とその評価法~粒子径・粒子数や特性・機能等~
 4.1 ファインバブルのバルク液物性計測・評価法
 4.2 マイクロバブル計測・評価法
 4.3 ウルトラファインバブル計測・評価法
 
5.ファインバブルの活用事例と適用のポイント
 5.1 農業、水産業
  5.1.1 農作物(水産物)の成長促進
  5.1.2 鮮度保持
 5.2 環境
  5.2.1 工場排水処理
 5.3 洗浄
  5.3.1 トイレ洗浄
  5.3.2 ウエハー洗浄
  5.3.3 野菜・食品等

 □質疑応答□

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