2023年12月19日(火)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員: 40,150円(税込)
会員: 38,170円(税込)
学生: 40,150円(税込)
定 価 :1名につき 40,150円(税込)
会員価格:1名につき 38,170円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)
※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
※セミナー資料は開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
・高分子材料に関する業務を担当する技術者・研究者の方、
・高分子材料を使用する製品を設計する方、
・高分子材料に関する技術企画を担当する方。
※予備知識は特に必要ありません。基礎からご説明します。
・熱可塑性エラストマーに関する総合的な知識が得られる
・実務において、目的にかなった熱可塑性エラストマーの選定、また必要に応じて材料設計ができる
・熱可塑性エラストマーを用いた製品設計、製造の基礎が理解できる
熱可塑性エラストマー(TPE)はゴムの特性と熱可塑性プラスチックの成形性を併せ持つ注目されている素材であり、幅広い分野で応用が進んでいる。従来のゴムと比べて加硫工程が不要であり、成形加工性・リサイクル性に優れ、軽量である点が評価されている。
本セミナーの受講によって、受講者の方が下記のことができるようになることを目標としている。
(1) 熱可塑性エラストマーに関する総合的な知識を得ることができる
(2) 目的に応じて適切な熱可塑性エラストマーを選定して、製品設計をおこなうことができる
(3) 必要に応じて材料設計をおこなうことができる
(4) 成形および評価をおこなうことができる
普段化学に接しておられない方でもご理解いただけるよう、熱可塑性エラストマーを理解するためのベースとなる高分子の基礎に関してもご紹介する。また、実用時に起こり得るトラブルについても例を紹介し、確実な製品設計に進んでいただけるよう考慮している。最後に、熱可塑性エラストマーにおけるカーボンニュートラルへの対応についても紹介したいと考えている。
1.熱可塑性エラストマーの基礎
1.1 はじめに
1.1.1 熱可塑性エラストマー(TPE)とは
1.1.2 TPEの成分と構造
1.1.3 TPEの熱的性質
1.2 TPEの歴史
1.3 製造、特性、加工を理解するための基礎
1.4 TPEの分類
2.熱可塑性エラストマー各論
2.1 スチレン系TPE
2.2 オレフィン系TPE
2.2.1 ブレンド系
2.2.2 TPV(動的加硫)系
2.3 ウレタン系TPE
2.4 エステル系TPE
2.5 アミド系TPE
2.6 その他のTPE
3.熱可塑性エラストマーの選定・設計・成形
3.1 TPE選定の考え方
3.2 TPEの評価方法と特性比較
3.3 TPEの設計
3.3.1 設計の考え方
3.3.2 設計例
3.4 ゴムの置き換え
3.4.1 TPEとゴムの特性比較
3.4.2 置き換え例
3.5 TPEの成形
3.5.1 押出成形
3.5.2 射出成形
4.熱可塑性エラストマー実用時に起こりうるトラブルとその対策
5.カーボンニュートラルと熱可塑性エラストマー
5.1 TPEのライフサイクルアセスメント
5.2 カーボンニュートラルをめざしたTPE
□ 質疑応答 □