本セミナーでは、接着の基礎技術を概説した後に、精密接着技術について、光情報通信用精密光部品の組立工程などを例に、接着剤の選定方法やトラブル対策などについて解説する。

精密接着技術の基礎と応用【WEBセミナー】
電子部品、光学部品等の精密部品組み立てに使用する接着剤の選定・使用法・トラブル対策

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セミナー概要
略称
精密接着技術【WEBセミナー】
セミナーNo.
st240407
開催日時
2024年04月24日(水) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員: 37,400円(税込)
会員: 35,640円(税込)
学生: 37,400円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 37,400円(税込)
会員価格:1名につき 35,640円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・録画・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・精密接着技術を利用して、部品、機器などを開発・製造を計画あるは実施している企業の技術開発担当者
・精密接着剤・樹脂の開発・商品化に興味持っている接着剤メーカや部材メーカの技術担当者や開発・商品企画担当者
習得できる知識
・最適な精密接着技術(適切な接着剤選定と接着剤使用方法)
・精密接着技術に関するトラブル対応技術
・光通信部品や各種光電子部品の実装技術の経済化が実現できる簡便な精密部品接着組立技術
・最近のIoTやAI などの情報の伝達・処理技術、ロボット化技術、安全・安心・健康対応技術を支える各種の光電子デバイス、光、電気などを利用したセンサ類、表示機器などの精密部品・機器の高性能化、高信頼化、低コスト化を実現できる精密接着技術
・現代の高度情報化社会を支えている、大容量・高速通信を可能にする光通信技術や大規模電子回路(LSI)のシリコン集積回路技術において、各種光電子部品の実装技術の経済化が実現できる精密部品接着組立技術
趣旨
 近年、IoT(Internet of things)化やAI(人工知能) 化などの情報の伝達・処理技術が発展拡大中です。これらを支える各種の電子部品や光学部品などの精密部品の高性能化や低コスト化の要求が急激に拡大し、製品の品質と信頼性の確保や更なる向上も期待されています。これらの精密部品の組み立てには、低コスト化が期待できる各種の接着剤が使用されていますが、その接着剤の適切な選定・使用や接着剤のトラブル対応策などを実施するには、多くの経験や知識が必要です。
 本講座では、まず初級技術者向けに接着の基礎技術を概説し、次に実務技術者向けに精密接着技術の適切な適用方法として、①精密接着剤の種類と特徴、②選定方法、③使用方法、④技術的トラブル対応方法、⑤最近の精密接着・接合技術などを解説します。また、精密接着技術の応用技術の具体例として、光情報通信用精密光部品の組立に使用されている ①精密光部品接着固定技術、②光路結合用透明接着技術、③光コネクタや光ファイバアレイの組み立て接着技術、④光ファイバ接続補強用接着シール技術などにおける精密技術を紹介します。さらに、日本接着学会の構造接着・精密接着研究会において2018年から開始され、現在、2023年から展開されているPhase2の精密接着ワーキンググループ活動状況の一部を紹介します。
プログラム

1.接着技術の基礎 ―接着のプロセスと強い接着接合部を実現するには―

2.精密接着技術
 2.1 精密接着剤の種類と特徴
 2.2 接着剤の適切な選定方法
 2.3 接着剤の適切な使用方法
 2.4 接着剤のトラブル対応方法
 2.5 最近の精密接着・接合技術

3.光通信用光部品における精密接着技術
 3.1 精密部品固定接着技術
 3.2 光路結合用接着接合技術
 3.3 光コネクタ接着組立技術
 3.4 光ファイバアレイ接着組立技術
 3.5 光ファイバ融着接続部の防水接着シール技術
 3.6 光部品防湿接着シール技術

4.日本接着学会 精密接着ワーキンググループ活動の紹介

5.終わりに、技術課題など

□ 質疑応答 □

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