4つのポイントを押さえて、3Dプリンターとその材料の技術動向を解説します。
1.3Dプリンティング(AM)技術の活用分野から材料への要求特性を理解し、その材料への理解を深める
2.今後重要となると思われる最終製品製造のための材料、特に複合材料、高耐熱材料などの要求特性や特徴を理解する
3.特に注目されている3Dプリンティングの用途の動向を探る

3Dプリンティング材料:その現状と開発動向、如何にしてビジネスチャンスにするか?【WEBセミナー】
~樹脂材料を中心に解説~

セミナー概要
略称
3Dプリンター【WEBセミナー】
セミナーNo.
st240602
開催日時
2024年06月11日(火) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
横浜国立大学 総合学術高等研究院 客員教授 萩原 恒夫 氏
価格
非会員: 37,400円(税込)
会員: 35,640円(税込)
学生: 37,400円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 37,400円(税込)
会員価格:1名につき 35,640円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
・製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
※セミナー資料は開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。
※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・企業・研究機関の新規ビジネスの企画担当者、特に3Dプリンティングに興味を持っている企画担当者
・材料メーカ・研究機関の開発者で、自社材料、特に樹脂材料を利用して3Dプリンティング材料に取り組もうとしている材料開発者
・製造業・研究機関の製品設計・開発者で、3Dプリンティングを利用して製品開発に取り組もうとしている開発者
・3Dプリンティングに関する現状、動向を調査し、自社での取り組みを推進する知財関係者
習得できる知識
・3Dプリンティングの基礎知識を再確認する
・3Dプリンティングの最新の状況を確認する
・3Dプリンティング関連特許の状況を知る
・3Dプリンティングの材料とその開発の現状を知る
・3Dプリンティングを利用する製品開発の動向を知る
・3Dプリンティングに利用される新規材料の開発動向について知る
・特に、3Dプリンティングによる最終製品製造のために求められる樹脂材料について整理し、今後の動向を知る
趣旨
 40有余年前に試作模型を作製する目的での小玉秀男氏により発明された光造形法を緒に各種三次元積層造形法(Additive Manufacturing = AM法)が発明されてきた。これら基本特許の消滅を契機に2012年に大きな「3Dプリンターブーム」が巻き起こり「ものづくり」に新しい流れが出来た。今日、AM法は3Dプリンティングとも呼び、装置を3Dプリンターと一般的に呼ばれている。
生活環境や製造業においてデジタルによる大変革(Digital Transformation=DX)が進行しており、このDX「デジタルによるものづくり」に3Dプリンティングが重要な役割を担っている。また、新型コロナウィルス、ロシア軍のウクライナ侵攻等によるサプライチェーンが大きく変貌した。このサプライチェーンの再構築にはDXとともに「データさえあればどこでもものが作れる」3Dプリンティングが大きな役割を果たすと考えられている。

 一方、「オンデマンド生産」や「デジタル在庫」が話題になり、この3Dプリンティングはこのための手段として大きく成長しようとしている。各方式の3Dプリンター材料はそれら装置に応じて開発されており、3Dプリンターで直接最終製品を製造する役割は年々拡大し、現在3Dプリンティング利用の4割近くまでに至っている。直接最終製品製造には粉末床溶融法(PBF)や材料押出し法(MEX)を中心に展開されているが、材料性能や品質・信頼性で顧客のニーズを充分に満たすほどには至っていない。そのため、材料の更なる進化が求められ、高品質で高信頼な材料の開発が必須であり、ヨーロッパを中心とした化学系大企業がビジネスチャンスとみて参入が続いる。
 
 講演では、3Dプリンティング材料への取り組みについて、大半を占める樹脂材料を中心に、金属材料や無機材料を含めて材料の視点から、現状を俯瞰し、ビジネスチャンスにつなげる今後の方向性を探ることとする。
プログラム

1.活性炭の種類と特徴

2.活性炭の製造工程と設計のポイント

 2.1 原料
 2.2 製造工程
 2.3 活性炭設計のポイント
  (1) 形状設計
  (2) 細孔設計
  (3) 表面設計

3.活性炭の利用技術
 3.1 活性炭の吸着特性
  (1) 吸着相互作用
  (2) 吸着平衡
  (3) 吸着速度
  (4) 破過特性
 3.2 活性炭のプロセス選定の流れ
 3.3 液相用活性炭:浄水場・浄水器、食品の脱色・精製、金属吸着など、
 3.4 気相用活性炭:溶剤回収、脱臭、空気清浄機、吸着式ガス貯蔵など

4.触媒・触媒担体

5.分子篩炭素

 5.1 空気分離
 5.2 バイオメタン精製

6.活性炭の再生
 6.1 オンサイト再生
 6.2 メーカーでの再生

7.最新の研究開発事例
 7.1 分子シミュレーションを用いた分子篩炭素の合理的設計指針の探索と用途展開
  (1) O2/N2分離用分子篩炭素の設計指針探索
  (2) C3H6/C3H8分離への適用
  (3) D2/H2分離への適用
 7.2 活性炭の疎水化によるクロロホルム吸着性能の向上検討

8.質疑応答・名刺交換

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