光開始剤の選定から影部硬化まで詳しく解説!
UV硬化の要点と最新の開始剤や材料・LED光源技術で硬化不良を解決

UV硬化の基礎と硬化不良対策および影部の硬化【東京開催】
~硬化反応の基礎知識から光開始剤の選定、材料とLED光源の最新動向、デュアル硬化などを解説~

セミナー概要
略称
UV硬化【東京開催】
セミナーNo.
st251010
開催日時
2025年10月14日(火) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第1講習室
講師
東京理科大学 創域理工学部 先端化学科 教授 博士(工学)
有光 晃二 氏

【専門】
光機能性有機高分子材料

【略歴】
1997年7月 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 電子化学専攻 博士課程中退
   同年7月 東京工業大学 資源化学研究所 光機能化学部門 教務職員
2001年3月 博士(工学) 東京工業大学
   同年4月 東京理科大学 理工学部 工業化学科 助手
2006年4月 マサチューセッツ工科大学 在外研究員[平成19年3月まで]
2007年4月 東京理科大学 理工学部 工業化学科 講師
2010年4月 東京理科大学 理工学部 工業化学科 准教授
2017年4月 東京理科大学 理工学部 先端化学科 教授
(2017年4月から学科名が工業化学科から先端化学科に改称、
2024年4月から学部名が理工学部から創域理工学部に改称)現在に至る

【関連学会等での活動】
一般社団法人ラドテック研究会 会長
価格
非会員: 49,500円(税込)
会員: 46,970円(税込)
学生: 49,500円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 49,500円(税込)
会員価格:1名につき 46,970円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
製本テキスト(会場にて直接お渡しします)
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中の会場でのパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
講座の内容
受講対象・レベル
UV硬化の基礎、光開始剤について学びたい人であれば誰でも参加可能です。
有機化学、高分子化学の基礎を知っていることが望ましいが、必須ではない。
習得できる知識
・UV硬化反応の基礎知識
・UV硬化(材料・LED光源)の最新情報
・開始剤の選び方
・硬化不良対策
・影部のUV硬化
趣旨
 光硬化技術にとって、光開始剤は極めて重要なアイテムである。これらの性能によってUV硬化材料の硬化特性が決まってしまうといっても過言ではない。さらに、光開始剤と光源とのマッチングも重要である。本セミナーではUV硬化反応の基礎について、光開始剤の特性と硬化機構の両面から解説する。
 最新のトピックスとして、演者らが開発したノンアウトガスタイプの光塩基発生剤、高感度な光強塩基発生剤、および光潜在性チオールとその応用についても紹介したい。さらに、酸・塩基増殖剤や連鎖硬化剤を利用した“光化学+熱化学反応”によるデュアル硬化について解説し、影部分の硬化不良対策についてもわかりやすく解説する。
プログラム

1.UV硬化の基礎
 1.1 UV硬化に必要な光化学の基礎
 1.2 光源の選択(短波長LEDの活用)
 1.3 UV硬化の現状と課題

2.光開始剤
 2.1 光ラジカル重合開始剤の特性とUV硬化への応用
 2.2 光酸発生剤の特性とUV硬化への応用
 2.3 光塩基発生剤の特性とUV硬化への応用
  2.3.1 第1級、第2級アミン発生系
  2.3.2 第3級アミン、強塩基発生系
 2.4 光潜在性チオールの特性とUV硬化への応用

3.カスケード式化学を利用した影部分のUV硬化
 3.1 酸増殖剤の開発と応用
 3.2 塩基増殖剤の開発と応用
 3.3 連鎖硬化剤を利用したUV硬化
 3.4 フロンタル重合系の構築
 3.5 光塩基発生剤を利用したレドックス開始重合系 

□質疑応答□

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