初期的には問題が無いように見えても、経年することで生じる吐出の不具合・トラブルにお困りではないですか?
産業用で安定して求められる、高い信頼性の確保に、経時のマッチング品質の確保に向けて、
インク物性変化・レオロジー特性・材料劣化・気泡挙動などの評価・解析事例や
文献・特許情報をもとに、現象理解から対策検討につながる種々のアプローチ法を解説します。

インクジェット吐出信頼性向上のためのアプローチ法【WEBセミナー】

ライブ配信(アーカイブ配信付)

セミナー概要
略称
インクジェット【WEBセミナー】
セミナーNo.
st260515
開催日時
2026年05月27日(水) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
FUTURE I WORKS(合) 代表
インクジェット技術アドバイザー 
永井 希世文 氏

【専門】錯体化学 インクジェット用材料
1984年東京大学理学系大学院相関理化学専門課程修了。同年(株)リコー入社。画像記録用材料の開発,設計に従事。主としてインクジェット用染料開発および処方設計を担当。2000年より普通紙対応顔料インクの開発リーダーを務める。2012年より産業用インク開発の室長を担当。2014年技師長。2018年11月より再雇用社員、シニアエグゼクティブとして活動。2021年よりリコーフューチャーズビジネスユニット、インクジェット技術のエキスパートとして活動。2023年10月30日をもって退社。同年12月25日FUTUR I WORK合同会社設立。
価格
非会員: 39,600円(税込)
会員: 37,840円(税込)
学生: 39,600円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
会員価格:1名につき 37,840円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
特典
ライブ配信受講者特典のご案内
ライブ配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。
※ライブ配信を欠席しアーカイブ視聴のみの受講も可能です。
[視聴期間:6月11日(木)~6月24日(水)]
備考
PDFデータ(印刷可)

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
インクジェット用インク開発およびインクジェットヘッド・システムの開発のご担当者
趣旨
 インクジェットでの商用・産業用を進める中で、インク・ヘッドに関する様々な不具合事象に遭遇すると思います。不具合事象がどのような要因から起こるのか、どのような評価方法をすると確認できるのかなどお困りの方も多いかと思います。特に、初期的には吐出特性などが満足であったとしても、産業用ではより高い信頼性が安定してもとめられると思います。ヘッドのインクに浸漬することによる耐久劣化など、経時のマッチング品質の確保が必要となるため、解決のアプローチ方法につながる技術紹介をさせていただきます。
プログラム

1.はじめに:インクジェット技術概要(簡潔に)
     1) インクジェット基本構成
     2) インクジェット技術の開発史ヘッド方式と吐出原理方式分類
     3) インクジェットプリンター開発史~水性インクを中心として
     4) インクジェットインク種
     5) インクジェットシステム シリアルとライン
 
2. インクジェット不具合事象
 
2.1 1) インクジェットにおける各種不具合
     2) 各アプリケーションと各種不具合
     3) 吐出不良の要因は?
 2.2 評価手法概要
     1) インクジェット吐出観測装置
     2) SWIR、XRAYによる気泡トラップの観測
 2.3 ヘッド構造と吐出特性KM,EPSON
 2.4 着弾精度と補正
 2.5 吐出特性と物性評価
     1) 各種計測装置
     2) サテライトの低減:動的表面張力
     3) 界面活性剤添加と吐出特性 μs-msでの特性
     4) インク特性による吐出状態
 2.6 水分蒸発粘度挙動と吐出信頼性
     1) レーザードップラー法によるノズル近傍の乾燥過程
     2) 乾燥による吐出不良
     3) HPデキャップ対応技術④循環ヘッドでの増粘挙動
 2.7 ピエゾヘッドの劣化と耐久性
 2.8 ミスト挙動解析気流の影響
 2.9 圧力変動と吐出
 2.10 ノズルプレートにおける諸現象と撥水膜
     1) 溢れ(Flooding)、パドリング
     2) 撥水膜(使用されている主な材料)
 2.10 レオロジーと吐出特性伸長粘度計とPAV
 2.11 染料溶解性と吐出特性
 2.12 メニスカス近傍での固液分離挙動
 
3.インク特性による吐出劣化と対応技術
 3.1.1 沈降性顔料インクの安定吐出白インクの沈降性改善と再分散性改善
     1) 白色顔料の沈降性改良の取り組み
     2) 低沈降白顔料
 3.1.2 沈降性顔料インクの循環ヘッドによる吐出信頼性改善HPマイクロポンプ循環キヤノン特許循環技術
 3.2 流動誘導凝集(Flow induced aggregation)
     1) Ring-slit法による評価
     2) 樹脂粒子種と凝集
     3) ナノ無機微粒子のインク構成と吐出特性(濾過精度による違い、粗大粒子量)
     4) せん断速度による高分子劣化
 3.3 濾過性に関する評価手法 
 3.4 気泡トラップの吐出影響と脱気、樹脂吸着の影響とQCMによる解析
 3.5 吐出安定性に関するインク特性変化
  コダック特許
     1) インクのpH変化
     2) コンタミの精製
     3) 顔料分散時のコンタミ樹脂ビーズ
     4) シリコーン界面活性剤の分解による表面張力変化
     5 サーマルインクジェットでの信頼性低下課題よりグリコール系溶剤の劣化と信頼性
 3.6 インク浸漬劣化と対応技術
     1) 防錆剤添加テキスタイル前処理液の腐食防止
     2) アセチレングリコール系材料の腐食防
     3) 樹脂部材・接着剤(特許情報)HSPを用いた検討例樹脂部材の耐溶剤とHSP
     4) 撥水膜性能の劣化と特許にみられる対策(ヘッド構成・インクの両側面から)

4.ヘッド内部構造からの改善
     1) パナソニック
     2) 富士フィルム

  □質疑応答□

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