マルチモーダル情報処理・機械学習に基づき多様な行動情報から人間の性格・スキル・認知状態などの内面を推定する社会的信号処理技術【WEBセミナー】

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セミナー概要
略称
マルチモーダル情報【WEBセミナー】
セミナーNo.
tr211106
開催日時
2021年11月16日(火) 11:00~16:30
主催
(株)トリケップス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  50,600円 (本体価格:46,000円)
会員:  50,600円 (本体価格:46,000円)
学生:  50,600円 (本体価格:46,000円)
価格関連備考
お1人様受講の場合 50,600円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)

※4名以上お申し込みの場合は、ご連絡ください。
 
備考
★本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。

★インターネット経由でのライブ中継のため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
講座の内容
趣旨
 性格,感情,認知状態,社会的コミュニケーションスキルといった人間の内面は,行動・言語といったマルチモーダル情報として観測されることが社会学・心理学・認知科学等の知見として得られている. マルチモーダル情報より多様な内面状態を推定・生成する技術は「社会的信号処理(Social Signal Processing)」と呼ばれている.
 本講義では社会的信号処理の根幹となる,カメラ・マイク・生体センサといった複数のセンサから取得されるマルチモーダル時系列データより,多様な人間の内面状態を自動推定するためのマルチモーダル情報処理・機械学習技術を体系的に解説する.また社会的信号処理の応用として,「対話中の感情認識」,「プレゼンテーション・対人コミュニケーションスキルの推定」,「運転行動情報に基づく認知機能の推定」,「日常行動計測に基づく認知症傾向の推定」,「マルチモーダル対話ロボット」といった幅広い事例を紹介する.
プログラム

1 マルチモーダル社会的信号処理の導入

2 マルチモーダル社会的信号処理のための理論
  2.1 社会言語学の知見
  2.2 社会心理学の知見
  2.3 社会的信号処理に用いるマルチモーダル情報処理のための基礎
   2.3.1 音声情報処理
   2.3.2 画像情報処理
   2.3.3 言語情報処理
   2.3.4 生体情報,その他のセンサ情報処理
  2.4 社会的信号処理のためのAI技術
   2.4.1 機械学習
    ①分類・回帰学習
    ②時系列データの学習
    ③マルチモーダル情報の統合手法
    ④マルチモーダル機械学習
   2.4.2 データマイニング
    ①時系列データからのパターン発見
    ②時系列パターンのクラスタリング
  2.5 社会的信号処理モデルの構築方法
   2.5.1 データコーパスの収集
   2.5.2 心理学の知見を利用した正解ラベルデータの作成方法
   2.5.3 入力モダリティの選定
   2.5.4 マルチモーダル特徴量の抽出
   2.5.5 マルチモーダル情報の機械学習・評価
  2.6 社会的信号処理の応用実例
   2.6.1 マルチメディアコンテンツ解析
   2.6.2 マルチモーダル感情認識
   2.6.3 コミュニケーション・プレゼンテーション能力の推定
   2.6.4 運転行動データに基づく認知機能の推定
   2.6.5 行動情報に基づくストレス推定
   2.6.6 行動データに基づく認知症傾向の推定
   2.6.7 マルチモーダル会話ロボット
   2.6.8 ユーザの内的状態推定に基づくロボットの会話戦略
   2.6.9 ユーザの面接対話スキル判定機能を備えた就職面接訓練エージェントシステム

3 社会的信号処理・マルチモーダル情報処理の課題


【質疑応答】

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