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オリゴ糖の製法開発と食品への応用

機能性食品素材として注目のオリゴ糖を30種以上網羅した成書!詳細な製法から機能性,食品分野への応用展開など徹底解説!製糖企業はもちろん,様々な食品企業にとって有益な情報が満載!

商品概要

略称
オリゴ糖
商品 No.
bk7367
発刊日
2012年03月01日(木)
ISBN
978-4-7813-0549-3
体裁
B5判,237ページ
価格
69,120円(税込)
発行
シーエムシー出版
問い合わせ
(株)R&D支援センター TEL:03-5857-4811 MAIL:info@rdsc.co.jp
監修
早川幸男・中久喜輝夫
著者
早川幸男   (社)菓子・食品新素材技術センター
中久喜輝夫  (社)菓子・食品新素材技術センター 理事長
中西泰介   昭和産業(株) 生産技術部 糖質技術部長
三國克彦   塩水港精糖(株) 糖質研究所 所長
和田幸樹   日本食品化工(株) 研究所
中川佳紀   日本食品化工(株) 研究所
西田毅弘   (株)林原 L'プラザ
竹森浩義   (株)林原 糖質事業本部 食品素材営業部
藤本佳則   日本食品化工(株) 技術営業部 課長補佐
久保田倫夫  (株)林原生物化学研究所 開発センター 取締役
齊藤典行   (株)林原 糖質事業本部 食品素材事業部 食品素材営業部 課長
上野慶一   (株)明治フードマテリア 新素材事業部
永井幸枝   三井製糖(株) 商品開発部
宮坂清昭   三井製糖(株) 商品開発部
伊藤哲也   塩水港精糖(株) 生産・開発グループ 糖質研究所
藤田孝輝   塩水港精糖(株) 生産・開発グループ 技術部
堀内賢一   日本甜菜製糖(株) 総合研究所 第2グループ 研究員
金井晴彦   ヤクルト薬品工業(株) 技術部 技術課 課長
長南 治   (株)ヤクルト本社 研究管理部 研究企画課 課長
関 信夫   森永乳業(株) 食品基盤研究所 主任研究員
佐分利亘   北海道大学 大学院農学研究院 生物化学研究室 助教
松井博和   北海道大学 大学院農学研究院 生物化学研究室 教授
藤川茂昭   サントリーウエルネス(株) 健康科学センター 課長代理
大野木宏   タカラバイオ(株) 機能性食品部 課長
柴田歌菜子  焼津水産化学工業(株) 商品開発センター 機能食品開発部 主任
南条文雄   三井農林(株) 食品総合研究所 所長
舟根和美   (独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 応用微生物研究領域 上席研究員 発酵細菌ユニット長
松原保仁   香川県産業技術センター 食品研究所 主任研究員
釜阪 寛   江崎グリコ(株) 健康科学研究所 マネージャー
魚津伸夫   (株)ファンケル 総合研究所 健康食品研究所 機能研究グループ
発刊にあたって
オリゴ糖類の開発研究は1970年代から始まり,ある種のオリゴ糖が,生体への有用性が認められる,と言われるようになってからも,既に30年にも及んでいる。この間,多くの特徴あるオリゴ糖類が開発され,それなりの市場を展開している現状である。
本書は,現在までに開発された,多くのオリゴ糖類のそれぞれについて,守秘部分を除いて,できるだけ詳細に製法の特徴が紹介されているものであり,これからのオリゴ糖類を開発するにあたって,極めて示唆に富んだ内容になっているとともに,機能特性についても簡潔に纏められている。本書に紹介されている製法と機能評価を精査し,可能な限りターゲットを絞り,新しいオリゴ糖開発への挑戦に意欲を持たれるとすれば,本書執筆の諸賢にとって,この上ないプレゼントになるものと思われる。
2012年3月 吉日
早川幸男
書籍・DVDの内容
序章 オリゴ糖の基礎知識 中久喜輝夫

1 オリゴ糖開発の背景
2 オリゴ糖の種類
3 オリゴ糖の製造法
4 オリゴ糖の機能特性と利用
  4.1 オリゴ糖の機能特性
  4.2 オリゴ糖の安全性
  4.3 オリゴ糖の用途
5 結語

【第1編 澱粉関連オリゴ糖の製法と機能特性】

第1章 マルトオリゴ糖 中久喜輝夫

1 マルトース
  1.1 概要
  1.2 製造方法
  1.3 諸性質
  1.4 安全性
  1.5 用途
2 マルトトリオース(G3)
  2.1 概要
  2.2 製造方法
  2.3 諸性質
  2.4 安全性
  2.5 用途
3 マルトテトラオース(G4)
  3.1 概要
  3.2 製造方法
  3.3 諸性質
  3.4 安全性
  3.5 用途
4 マルトペンタース(G5)~マルトヘプタオース(G7)
  4.1 概要
  4.2 製造方法
   4.2.1 マルトペンタオースシロップの生産
   4.2.2 マルトヘキサオース&マルトへプタオースの生産
  4.3 諸性質
  4.4 安全性
  4.5 用途
   4.5.1 食品用途
   4.5.2 診断薬分野

第2章 イソマルトオリゴ糖 中西泰介

1 はじめに
2 製造方法と製品組成
  2.1 製法
  2.2 製品の糖組成
3 製品特性と組成
  3.1 甘味特性
  3.2 保湿性
  3.3 耐熱性,耐酸性
  3.4 メイラード反応
  3.5 発酵性
4 食品用途への応用例
  4.1 味質調整機能
  4.2 タンパク変性抑制機能
  4.3 煮崩れ低減機能
5 安全性
6 おわりに

第3章 シクロデキストリン

1 α-シクロデキストリン 三國克彦
  1.1 はじめに
  1.2 製造方法
  1.3 生理機能および利用特性
2 β-シクロデキストリン 和田幸樹
  2.1 はじめに
  2.2 製造法
  2.3 基本物性
  2.4 関連法規等
  2.5 利用例
   2.5.1 難水溶性物質の溶解性改善
   2.5.2 水溶液の安定化効果
   2.5.3 抽出への利用
   2.5.4 苦味・渋みの抑制
   2.5.5 粉末化による徐放効果
  2.6 まとめ
3 γ-シクロデキストリン 中川佳紀
  3.1 概要
  3.2 製造方法
  3.3 生理機能と作用機序
  3.4 安全性評価
  3.5 用途展開や実用化
   3.5.1 ルチンの退色防止及び水溶性の改善
   3.5.2 オレイン酸粉末の酸化抑制
   3.5.3 コエンザイムQ10の可溶化
4 シクロデキストリン誘導体
  4.1 分岐シクロデキストリン 三國克彦
   4.1.1 はじめに
   4.1.2 製造方法
   4.1.3 機能特性
   4.1.4 まとめ
  4.2 HPβ-シクロデキストリン 和田幸樹
   4.2.1 ヒドロキシプロピル化シクロデキストリンとは
   4.2.2 HP-β-CDの製造法
   4.2.3 HP-β-CDの物性
   4.2.4 HP-β-CDの安全性
   4.2.5 HP-β-CDの利用例
   4.2.6 おわりに

第4章 トレハロース 西田毅弘

1 概要
2 製造方法
3 生理機能と作用機序の最新知見
4 安全性評価
5 用途展開や実用化
  5.1 水和特性
  5.2 ガラス転移温度
  5.3 氷結晶成長抑制作用
  5.4 澱粉の老化抑制
  5.5 タンパク質の変性抑制
  5.6 脂質の変敗抑制
  5.7 テクスチャー保持

第5章 マルトシルトレハロース(ハローデックス(R))の製法と機能特性 竹森浩義

1 はじめに
2 マルトシルトレハロースの構造
3 製造方法
4 基本物性
5 機能特性
6 おわりに

第6章 ニゲロオリゴ糖 藤本佳則

1 概要
2 製造方法
3 安全性評価
4 用途展開や実用化
  4.1 果汁感増強効果
  4.2 天然色素退色抑制効果
  4.3 旨味保持・増強効果
  4.4 その他の利用特性
5 おわりに

第7章 ゲンチオオリゴ糖 藤本佳則

1 概要
2 製造方法
3 味質特性と生理機能
  3.1 味質特性
  3.2 ヒト腸内フローラへの影響
4 安全性評価
5 用途展開や実用化
  5.1 苦味付与効果
  5.2 果汁感増強効果
  5.3 その他の利用特性
6 おわりに

第8章 コージオリゴ糖 久保田倫夫

1 コージオリゴ糖
2 コージビオース
3 コージビオースホスホリラーゼ
4 酵素生産
5 コージオリゴ糖生産
6 セラギノース
7 分析
8 用途

第9章 環状四糖・五糖 久保田倫夫

1 環状四糖
  1.1 CNN
   1.1.1 製造方法
   1.1.2 分析方法
   1.1.3 製品の種類
   1.1.4 利用
  1.2 CMM
   1.2.1 製造方法
   1.2.2 分析方法
   1.2.3 製品の種類
   1.2.4 利用
2 環状五糖
  2.1 CG5
   2.1.1 製造方法
   2.1.2 分析方法
   2.1.3 製品の種類

【第2編 ショ糖関連オリゴ糖の製法と機能特性】

第10章 グリコシルスクロース(カップリングシュガー(R)) 齊藤典行

1 概要
2 製造方法
3 基本物性と機能特性
4 安全性評価
5 食品への応用
  5.1 和菓子類
  5.2 洋菓子類

第11章 フウラクトオリゴ糖 上野慶一

1 概要
2 製造方法
3 生理機能と作用機序の最新知見
  3.1 ビフィズス菌増殖効果
  3.2 整腸作用
  3.3 難消化性
  3.4 ミネラル吸収促進作用
  3.5 難う蝕性
  3.6 便臭軽減作用
4 安全性評価
  4.1 食経験
  4.2 毒性試験
  4.3 下痢に対する最大無作用量
5 用途展開や実用化

第12章 イソマルチュロース(パラチノース(R)) 永井幸枝,宮坂清昭

1 概要
2 製造方法
3 安全性評価
4 生理機能と作用機序
5 用途展開及び実用化

第13章 ラクトスクロース 伊藤哲也,藤田孝輝

1 はじめに
2 LSの工業的生産方法
3 LSの安全性
4 LSの諸物性
5 LSの消化性
6 腸内細菌による資化性
7 整腸効果
8 ミネラルの吸収促進効果
9 乳糖不耐症の症状の軽減
10 脂肪蓄積抑制効果
11 免疫調節作用
  11.1 アレルギー症状の緩和効果
  11.2 腸管における感染防御効果
  11.3 インフルエンザウイルス感染予防効果
12 おわりに

第14章 ラフィノース 堀内賢一

1 概要
2 製造方法
3 生理的機能と作用機序
  3.1 腸内菌叢の改善と整腸作用
  3.2 アトピー性皮膚炎の改善効果
  3.3 保存性向上効果
4 安全性評価
5 用途展開と実用化

【第3編 乳糖関連オリゴ糖の製法と機能特性】

第15章 ガラクトオリゴ糖

1 β-結合オリゴ糖 金井晴彦,長南 治
  1.1 概要
   1.1.1 β-結合オリゴ糖の構造
   1.1.2 生体中のβ-結合オリゴ糖
  1.2 製造方法
   1.2.1 β-結合オリゴ糖の開発経緯
   1.2.2 オリゴメイトの製造方法
  1.3 生理機能と作用機序の最新知見
   1.3.1 消化・吸収とエネルギー
   1.3.2 腸内細菌による資化性
   1.3.3 便性の改善
   1.3.4 ミネラル吸収の促進
   1.3.5 最近の話題:皮膚性状に及ぼす影響
  1.4 安全性評価
  1.5 用途開発や実用化
   1.5.1 OM55Nの物理化学的性質
   1.5.2 乳製品への利用
   1.5.3 飲料への利用
   1.5.4 パン・菓子類への利用
   1.5.5 特定保健用食品
   1.5.6 育児調製粉乳への利用
   1.5.7 ビフィズス菌選択培地成分としてのGOS
2 α-結合ガラクトオリゴ糖 伊藤哲也,藤田孝輝
  2.1 はじめに
  2.2 α-GOSの大量調製法
  2.3 α-GOSの安全性
  2.4 α-GOSの諸物性
  2.5 α-GOSの消化性
  2.6 腸内細菌による資化性
  2.7 ヒト腸内フローラおよび糞便性状に及ぼす影響
  2.8 α-GOSの最大無作用量
  2.9 カンジダ菌の定着予防・除去効果
  2.10 関節炎に対する発症予防効果
  2.11 アレルギー性喘息の抑制効果
  2.12 おわりに

第16章 ラクチュロース 関 信夫

1 概要
2 製造方法
  2.1 製品規格
  2.2 耐熱性・耐酸性・加工特性
3 生理機能と作用機序の最新知見
  3.1 整腸作用
  3.2 ミネラル吸収促進
  3.3 骨強度向上
  3.4 脂肪蓄積防止作用
  3.5 作用機序
4 安全性評価
  4.1 急性毒性試験
  4.2 最大無作用量
5 用途展開や実用化
  5.1 育児用調製粉乳への利用
  5.2 特定保健用食品としての利用
  5.3 健康食品としての利用
  5.4 医薬品としての利用

第17章 エピラクトース 佐分利 亘,松井博和

1 CE
2 CEを用いたエピラクトースの合成
3 エピラクトースの消化性とビフィズス菌増殖活性
4 エピラクトースによるミネラル吸収の促進
5 骨粗鬆症モデルラットへのエピラクトースによるミネラル吸収促進効果
6 まとめ

【第4編 その他のオリゴ糖の製法と機能特性】

第18章 キシロオリゴ糖 藤川茂昭

1 はじめに
2 キシロオリゴ糖の製造
  2.1 原料
  2.2 前処理
  2.3 酵素分解
3 キシロオリゴ糖の物性
4 キシロオリゴ糖の生理活性
5 特定保健用食品とキシロオリゴ糖

第19章 アガロオリゴ糖 大野木 宏

1 概要
2 製造方法
3 生理機能と作用機序
  3.1 アガロオリゴ糖の抗炎症作用
  3.2 アガロオリゴ糖の関節への作用
  3.3 アガロオリゴ糖の皮膚への作用
  3.4 アガロオリゴ糖の抗炎症作用の機序
4 安全性評価
5 用途

第20章 キチンオリゴ糖 柴田歌菜子

1 概要
2 製造方法
3 特性
  3.1 利用上の特性
  3.2 難消化性
  3.3 腸内細菌利用性
  3.4 腸管吸収性
4 生理機能
  4.1 免疫賦活作用・抗腫瘍作用
  4.2 その他の生理作用
5 安全性
6 応用
7 今後の展望

第21章 キトサンオリゴ糖 柴田歌菜子

1 概要
2 製造方法
3 特性
  3.1 利用上の特性
  3.2 難消化性
  3.3 腸内細菌利用性
4 生理機能
  4.1 抗菌作用
  4.2 抗腫瘍作用
  4.3 免疫賦活作用
  4.4 植物への作用
  4.5 その他の生理作用
5 安全性
6 応用
7 今後の展望

第22章 シクロフラクタン 南条文雄

1 はじめに
2 構造
3 製法
4 性質
5 安全性
6 シクロフラクタンの生体調節機能
  6.1 腸管IgA抗体生産促進作用
  6.2 血中脂肪改善作用
  6.3 体脂肪蓄積抑制作用
7 食品への応用
  7.1 苦渋味抑制作用
  7.2 鉄臭抑制作用
  7.3 褐変抑制作用
8 おわりに

第23章 シクロデキストラン 舟根和美

1 シクロデキストランの構造
2 シクロデキストランの製造法
3  シクロデキストランの性質と機能
  3.1 シクロデキストランの包接能
  3.2 シクロデキストランの抗プラーク作用

第24章 アルギン酸オリゴ糖 松原保仁

1 アルギン酸
2 アルギン酸リアーゼ
3 アルギン酸オリゴ糖の製造方法
4 アルギン酸オリゴ糖の植物成長促進作用
5 アルギン酸オリゴ糖の機能性と食品への利用ついて

第25章 リン酸化オリゴ糖カルシウム 釜阪 寛

1 リン酸化オリゴ糖カルシウムの調製方法
2 POs-Caの安全性
3 カルシウム素材としてのPOs-Ca
  3.1 POs-Caの生体利用性
  3.2 POs-Ca由来カルシウムの腸管吸収性
4 POs-Caのオーラルケア用途への利用
  4.1 POs-Caの再石灰化効果
  4.2 SPring-8におけるエナメル質の再結晶化の検証
5 おわりに

第26章 ダイフラクトースアンハイドライドIII(DFAIII) 魚津伸夫

1 概要
2 製造方法と特徴
3 機能性
  3.1 カルシウム
  3.2 鉄
  3.3 その他
4 安全性
5 実用化
キーワード
加水分解反応,糖転移反応,縮合反応,異性化反応,保湿・吸湿性,安定性,皮膜効果,老化防止,整腸作用,非・低・抗う蝕作用,血糖値上昇抑制,コレステロール上昇抑制,ミネラル吸収促進,肥満抑制,免疫改善,炎症抑制,書籍,本
送料
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