2015年01月27日(火)
10:30~16:30
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30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
ラミネーティング(積層)技術は、材料と材料とを貼り合わせる技術である。この加工技術には接着剤を介して貼り合せる方法と、溶融樹脂を介して貼り合せる方法に大きく分けられる。そこには現場でしか見えて来ないノウハウ、また製品をいかにロス少なく作り上げる「モノづくり」が多く潜んでいる。接着がどのようにして発生するかをやさしく説明し、そこで生まれる問題点を挙げ、その解決法を実際の製造現場から見た主な事例を具体的に示し、さらに巻取部で製品に多く発生する巻締りシワをとり上げ、現場でどのような対策を立てたら良いかを考える。
ラミネート加工技術の中身を知りたい、もう少しのぞいて見たいと考えている方々、インキ・接着剤・原料樹脂関係、加工現場、品質管理、検査、設備の方々に参加していただき、業務の一助になれば幸いです。
1.はじめに
1-1 各ラミネート法の各部での加工上の主なポイント
1-2 接着剤の強さ、接着界面の強さ
2.ノンソルベント(NS)・ラミネーションでのトラブル事例対策
2-1 ノンソルベント・ラミネーションプロセスとトラブル
2-2 濡れと接着強度
2-2-1 濡れの接着への影響
2-2-2 主な液体・固体の表面張力
2-2-3 初期接着力(接着剤の凝集力)
2-2-4 NSラミネート用接着剤
2-3 トンネリング、カール
2-3-1 トンネリング
2-3-2 カール対応
2-4 接着剤供給装置と洗浄
3.ドライ(DL)・ラミネーションでのトラブル事例対策
3-1 ドライ・ラミネーションプロセスとトラブル
3-2 トンネリング、カール
3-3 ドクター筋、カスレ
3-4 ラミ加工中の縦折ジワ
3-5 印刷縦柄製品の巻締まりシワ
3-6 ラミニップ部でのシワ、熱ジワ
3-7 接着剤の反応と種類および接着強度
3-8 ハイソリッド接着剤の加工の問題点
4.押出(EX)コーティング・ラミネーションでのトラブル事例対策
4-1 シングル押出ラミネーションのプロセスとトラブル
4-2 タンデム押出ラミネーションのプロセスとトラブル
4-3 代表的な押出コーティング用樹脂
4-4 溶融押出樹脂と箔および基材フィルムとの接着
4-5 押出ラミネート用AC剤の種類、特徴および用途
4-6 ダイ・ディケル、ロットピンによる厚み偏肉、耳高調整
4-7 自動偏肉制御装置の機能と効果
4-8 耳のトリミング
4-9 工程内での印刷ピッチ調整
4-10 カール対策
4-11 原料樹脂交換(PE、EVA、PP、EAA、EMAA、アイオノマー)
4-12 押出ラミネーションでのオゾン処理効果
4-13 ノーアンカーコート押出コーティングの有効性
5.製品の巻締まりシワ・トラブル現象と対策
5-1 巻きジワ(NS 巻芯シワ、巻き締りシワ)
5-2 巻き芯シワ(DL)
5-2-1 巻取部
5-2-2 製品の紙管への巻き込み
5-2-3 巻取り事例
5-2-4 巻取条件項目8要因
①巻取部の巻取条件事例
②巻取部の巻取張力、テーパー張力およびタッチロール圧の最適関係
6.ラミネーション加工前後の主なトラブル事例対策
6-1 印刷インキとのトラブル
6-2 残留溶剤トラブル対策
6-3 各工程での歩留まり対策
6-4 印刷時の巻き芯シワ対策
6-5 ラミネート後のエージング(保温)
6-6 耐内容物適性(オイル、消炎鎮痛剤)
6-7 異物混入、外観管理
6-8 ラミネート加工工程で儲けるために、何をしたら良いのか?