☆生分解性TPEの分子設計、合成、物性、および生分解性について紹介します!

熱可塑性エラストマー(TPE)の基礎と生分解性TPEの開発【LIVE配信】
☆日程が延期になりました。2024年2月27日(火)⇒ 2024年5月14日(火)

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:5/15~5/29(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
熱可塑性エラストマー【WEBセミナー】
セミナーNo.
240149
開催日時
2024年05月14日(火) 13:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
広島大学 大学院先進理工系科学研究科 応用化学プログラム 准教授 中山 祐正 氏

【学位】
博士(理学)

【専門】
高分子化学

【略歴】
1995年3月大阪大学大学院理学研究科高分子科学専攻博士後期課程修了(博士(理学)取得)
1995年4月大阪大学 理学部 助手
2000年4月広島大学 工学部 助手
2007年4月 同 大学院工学研究科 助教
2008年4月 同 大学院工学研究科 准教授
2020年4月改組により 同 大学院先進理工系科学研究科 准教授

2022~2023年度 高分子学会グリーンケミストリー研究会 運営委員長
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
・資料付(PDFデータでの配布)
 ※紙媒体での配布はございません。
 ※資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちら からミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・製造業務にたずさわって1~3年の若手技術者や新人~中堅の方
必要な予備知識
・高分子化合物やその原料などの化学構造式が出てきます。
・高分子化学の基礎知識があると理解しやすいですが、できるだけ分かり易くするよう努めます。
習得できる知識
・熱可塑性エラストマー(TPE)とは何か
・一般的なTPEの種類、化学構造、性質が理解できる
・生分解性TPEの分子設計を理解できる。
趣旨
 熱可塑性エラストマー(TPE)は、熱可塑性プラスチックと同様に成型加工が可能なエラストマー(ゴム)材料であり、通常の架橋ゴムと比較して、成型加工性やリサイクル性に優れているという特徴を有する。一般にTPEは柔軟なソフトセグメントと剛直なハードセグメントから構成される、トリブロック以上の多ブロック共重合体やグラフト共重合体の構造を持つ。TPEがどのように合成されるのか、TPEの構造と物性の関係、などについて説明し、一般的なTPEの例とそれらの特徴について述べる。
 また、植物由来の生分解性ポリマーとして注目されているポリ乳酸は比較的剛直なポリマーであり、ポリ乳酸をハードセグメントとして利用したTPEがいくつか報告されている。そのようなTPEの例として、講演者が開発した生分解性TPEの分子設計、合成、物性、および生分解性について紹介する。
プログラム

1.はじめに
 1-1.高分子材料
 1-2.プラスチックとゴム

2.熱可塑性エラストマー(TPE)
 2-1.TPEの特徴
 2-2.TPEの構造
 2-3.TPEの合成
 2-4.TPEの物性
 2-5.一般的なTPEの例

3.生分解性を有するTPE
 3-1.生分解性TPEの分子設計
 3-2.ポリ乳酸をハードセグメントとするTPE
  (1).これまでの報告例
  (2).最近の研究1:ポリ(ε-カプロラクトン-co-D,L-ラクチド)をソフトセグメントとするTPE
  (3).最近の研究2:縮合系脂肪族ポリエステルをソフトセグメントとするTPE

キーワード
熱可塑性,エラストマー,生分解性,高分子材料,プラスチック,ゴム,ポリ乳酸,講演,セミナー
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索