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各医療材料の基礎物性から、要求特性、情報科学を用いた設計まで幅広く解説!

医用材料の基礎を踏まえた生体適合性評価

~製品に求められる材料選定の考え方とは~

セミナー概要

略称
医用材料
セミナーNo.
開催日時
2019年12月25日(水)10:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 
講師
【第1部】東北大学大学院工学研究科材料システム工学専攻 教授 山本 雅哉 氏 
《専門》
医用高分子、生体材料学、再生医療
《略歴》
1994年 3月 京都大学 工学部 高分子化学科 卒業
1999年 3月 京都大学 大学院工学研究科 高分子化学専攻 博士後期課程 修了
1999年 6月 独国ドレスデン高分子研究所 高分子表面化学 博士研究員
2000年10月 京都大学 再生医科学研究所 生体材料学分野 助手
2007年 4月 米国コーネル大学 医学部 遺伝子医学 客員研究員
2011年 2月 京都大学 再生医科学研究所 生体材料学分野 准教授
2017年 4月 東北大学 大学院工学研究科 材料システム工学専攻 教授
2017年 6月 東北大学 大学院医工学研究科 治療医工学講座 教授(兼任)
《活動等》
日本バイオマテリアル学会評議員(2004年〜現在)、
日本DDS学会評議員(2010年~現在)
日本再生医療学会代議員(2004年〜現在)、編集委員(2010年〜2017年)、
総務委員(2017年〜現在)、Regenerative Therapy Section Editor(2017年〜現在)
日本炎症・再生医学会評議員(2010年~現在)
TERMIS-AP 監事(2017年~現在)
Tissue Engineering Editorial Board(2013年〜2015年)
PLoS ONE Academic Editor(2013年~現在)


【第2部】医療機器技術情報協会 代表 川端 隆司 氏
《略歴》
1970年4月~1999年7月  日本ゼオン㈱入社 高分子研究13年、医療事業立上げ16年  主任研究員から研究総括、製品技術部長、医療器材研究所長、ゼオンメディカル役員として、医療機器事業を立ち上げる。 人工心臓ほか、IABP、 PTCA、不整脈治療など多数の心臓カテーテル、消化器外科、消化器内視鏡製品、人工皮膚(創傷被覆材)等の開発、製品開発に伴う、医療工場建設、薬事、GMP/FDA、 品質保証、生産技術、健保推進を推進
1999年8月~2007年6月 日本ライフライン㈱  商社であった同社に初めて、医療機器の研究開発及び、製造を立ち上げる。 リサーチセンター及び工場開設を行い、リサーチセンター長/工場長(兼務) 2004年  開発生産本部長 、PTCA用ガイドワイヤー、
不整脈診断・治療用カテーテル、その他を開発・上市 2006年6月同社顧問 2007年退職  2001年~2006年 (独法)物質材料研究機構 客員研究員(兼務) 
2007年2月 医療機器技術情報協会(医療技術コンサルタント事務所)設立、現在に至る
上場大企業、中小・ベンチャーを含む多くの企業の医療機器開発・薬事・事業化支援のほか、神戸市先端医療都市推進機構顧問、さいたま市など自治体の医療機器アドバイザー。 医工連携コーディネータ協議会員として医工連携の推進
《専門》
バイオマテリアル (高分子、医療用金属材料等)の展開、医療機器(低侵襲治療用カテーテル、循環器製品等)の開発
医療機器の研究管理と権利化推進、治験を含む薬事承認の推進、品質保証体制(QMS)の構築
医療機器事業参入企業の事業構築支援
《参加学会等》
日本医療経営学会、日本バイオマテリアル学会、医療機器学会、日本インターベンションラジオロジー学会、
中小企業診断協会、東京都診断士協会、医療ビジネス研究会、医薬品等研究会、
《資格等》
中小企業診断士、MDIC:医療機器情報コミニュケーター(医療機器学会)、



【第3部】東京工業大学 物質理工学院 材料系 准教授 林 智広 氏
《専門》
表面・界面科学、走査型プローブ顕微鏡、分子振動分光
《略歴》
2003年5月 ハイデルベルグ大学 物理化学科 博士号取得
(学位:Ph.D)
2003年 10月 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 産学官連携研究員
2006年 4月 独立行政法人 産業技術総合研究所 計測標準研究部門 研究員
2007年 6月 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 物質電子化学専攻 助教
2010年 7月 東京工業大学 物質理工学院 材料系 准教授 現在に至る
2017年10月 JST戦略的創造研究推進事業 さきがけ 研究員
2016年 日本表面真空学会 協議員、日本応用物理学会 薄膜表面物理分科会 幹事

価格
非会員: 55,000円(税込)
会員: 49,500円(税込)
学生: 11,000円(税込)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。

※2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず消費税が10%になります。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付

講座の内容

プログラム
【第1部】医用材料の基礎および応用展開と最新動向 10:00~12:00
《趣旨》
医用材料は、タンパク質、細胞、生体組織などの生体成分と接触して用いられる材料です。その応用範囲は、従来の医療に加えて、ドラッグデリバリーシステム、再生医療、創薬、ウエアラブルデバイスなど、関連技術の進歩とともに拡大しつつあります。本セミナーでは、様々な分野で用いられている医用材料について、基礎、応用展開、最近動向、課題などについて紹介します。これらの基礎知識に基づいて、医用材料の最新動向に対応できるようになることを目指します。
《プログラム》
 1.はじめに
 2.医用材料の基礎
  2-1 材料の組成、構造、性質
  2-2 高分子材料
  2-3 無機材料
  2-4 金属材料
  2-5 材料劣化
  2-6 医用材料に対する生体応答
  2-7 医用材料の生体適合性
 3.医用高分子の基礎
  3-1 高分子表面の改質・物性・分析
  3-2 生体吸収性材料の合成・物性・分析
  3-3 高分子微粒子の合成・物性・分析
  3-4 ハイドロゲルの合成・物性・分析
 4.医用高分子と再生医療・創薬
  4-1 ドラッグデリバリーシステムの基礎と応用展開
  4-2 ドラッグデリバリーシステムの最新動向
  4-3 再生医療の基礎
  4-4 細胞培養技術(2次元培養、3次元培養)
  4-5 細胞足場材料と再生医療への応用
 5.医用材料の最新動向
  5-1 バイオプリンティング
  5-2 ウエアラブルデバイス
 6.医用材料の今後の課題


【第2部】激変する医療環境を踏まえた価値創造のための医療材料要求特性、材料選定と留意点―易滑性/親水性/Xを題材として― 12:40~14:40
《習得できる知識》
1.激変する医療環境下で、価値創造、事業成功の必須条件であるテーマ絞り込みの考え方。
2.ターゲット製品の要求品質・機能・機構展開を通して、製品の規格試験法に迫る方法。
3.先行研究、競合品と比較、目標製品を明確に差別化する、表面修飾技術の複層的活用。
《プログラム》
 1.医療経済、人口動態、激変した医療環境と医療ニーズ この中でなにを狙う?
 2.この環境下望まれる製品・材料とその特性
 3.医療材料に求められる実用性能と情報収集
 4.実用特性実現の手法と計画
   4-1実用製品の要求品質の分析と品質実現の手法
   4-2要求品質から機能・機構・材料仕様への展開
   4-3要求品質実現と材料選定・材料開発の考え方
   4-4時間経過を読み込んだ製品・材料設計
   4-5環境変化に呼応する材料と製品
 5.各論 親水化
   5-1親水化とその効果
   5-2親水化の方法と特性
   5-3親水化を求める医療材料・機器とその理由
   5-4隠された親水化の重要な意味
   5-5親水性材料応用の重要留意点
 6.各論 易滑化
   6-1易滑化とその効果
   6-2易滑化の方法と特性
   6-3易滑化を求める医療材料とその機器
   6-4隠された易滑化の重要な意味
   6-5易滑化材料応用時の重要留意点


【第3部】バイオマテリアルの生体適合性のメカニズム解明と情報科学を用いたバイオマテリアル設計
《趣旨》
本セミナーでは、人体と人工材料が触れた際に、その界面で起こる分子プロセス、細胞・組織応答に関して概説します。全てのバイオデバイスの性能、組織・固体応答の起点となる界面の分子プロセスについて議論し、抗タンパク吸着特性、抗細胞接着特性、血液適合性の物理的起源について、近年の研究を紹介しつつ解説します。
また、後半では情報科学を用いたバイオマテリアル設計について解説します。最近注目を集めている情報科学の、バイオマテリアル設計への応用可能性を議論し、データベース構築、アルゴリズムの選択に関して、実例を交えながら解説します。また、最後に初心者のための情報科学的手法のツールについても紹介します。
《プログラム》
 1.はじめに・バイオマテリアル概論
  1-1生体適合性とは
  1-2生体適合性研究の歴史・生体適合性の定義の変遷
 2.抗タンパク吸着特性・抗細胞接着特性のメカニズム
   2-1様々な手法を用いたバイオ界面の解析
   2-2原子間力顕微鏡による材料観察
   2-3表面間力測定
   2-4表面選択的振動分光
   2-5質量分析による表面吸着タンパク質の解析
 3.情報科学を用いたバイオマテリアル設計
   3-1なぜ、バイオマテリアル分野で成功例が少ないか?
   3-2どの様なデータが必要か?: データベースの構築方法
   3-3アルゴリズムの選択 3-4データベースの質の重要性
   3-5機械学習を用いたスクリーニングはずれのない材料設計へ
   3-6今後の展望
 
スケジュール
10:00~12:00 第一部講演
12:00~12:40 昼食
12:40~14:40 第二部講演
14:40~14:50 休憩
14:50~16:30 第三部講演
キーワード
医用材料、材料選定、生体適合性、バイオマテリアル、セミナー、講習会

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