金属ナノ粒子・微粒子 概論【WEBセミナー】

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セミナー概要
略称
金属ナノ粒子・微粒子【WEBセミナー】
セミナーNo.
cmc201101
開催日時
2020年11月02日(月) 13:30~16:30
主催
(株)シーエムシー・リサーチ
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  39,600円 (本体価格:36,000円)
学生:  0 (本体価格:0)
価格関連備考
1名につき 44,000円(税込)※ 資料付

メール会員登録者は 39,600円(税込)
 ★ 【メール会員特典】】2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、2名目は無料、3名目以降はメルマガ価格の半額です。
 ★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
備考
・本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
・当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
・ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
・「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
講座の内容
受講対象・レベル
大学で化学もしくは材料を学んだ人が主な対象である。
 そうでない場合には、少なくとも分子構造式、元素記号、モルの概念、化学平衡の概念は理解できることが必須。
 電子顕微鏡像がある程度理解できるととても講演が理解しやすい。
習得できる知識
 金属ナノ粒子の化学合成法、金属ナノ粒子のサイズ制御法、形状制御法、 保護剤分子の設計(ナノ粒子の微細構造解析法)、分散安定化の基礎(分散制御法)、インク化・ペースト化の機器、添加剤選択の指針(ナノ粒子の焼結指針の獲得法)
趣旨
 無機ナノ粒子・微粒子のうち、金属ナノ粒子・微粒子の研究について短時間で総ざらいし、基本的理解をする1日コースです。発表者のこれまでの研究成果を十分にわかりやすく皆様にご紹介するとともに、重要な点は少し深く見ていきましょう。化学法・凝集法を中心にその合成法、サイズや形状の制御に関する考え方と実践について述べます。さらに、得られたナノ粒子の表面、表面吸着物、酸化膜構造の解析、さらには金属コアの構造解析について例を挙げて紹介します。電子部品部材に用いるための低温焼結法などいくつかの応用例をその原理や考え方を含めて解説します。また、当研究室独自のナノ粒子に対する考え方や解析手法などについても一緒に議論しましょう。
プログラム

1 講師紹介
 1.1 講師のこれまでの研究例の紹介
 1.2 ナノ粒子の応用分野
 1.3 ナノ粒子の解析方法の概要

2 金属ナノ粒子の設計と合成
 2.1 ナノ粒子研究の歴史
 2.2 日本での研究例
 2.3 金属ナノ粒子の定義
 2.4合成プロセス俯瞰
 2.5金属源の選択

3 金属ナノ粒子の合成例
 3.1 分類
 3.2 凝集法
 3.3 保護剤
 3.4 化学法
 3.5 金、銀、銅ナノ粒子の例
 3.6 粒子径を揃える、La Merの法則
 3.7 異方性粒子・ナノワイヤーの原理と合成例
 3.8 導電材料のためのナノ粒子合成
 3.9合金ナノ粒子合成

4 導電材料のためのナノ粒子
 4.1 設計
 4.2 コスト戦略
 4.3 保護剤の利用
 4.4 粒径をそろえる
 4.5 ペースト化
 4.6 凝集防止
 4.7 化学還元法による大量合成のキモ
 4.8 液中プラズマによるナノ粒子合成

5 ナノ粒子の構造評価
 5.1 TEMの原理
 5.2 TEMによる構造解析
 5.3 STEMの原理
 5.4 STEM-HAADF
 5.5 EELS
 5.6 TEMによる粒子の表面構造の評価
 5.7 TEMによる粒子の表面酸化の評価
 5.8 表面吸着有機物をTEMで見る
 5.9 拡散、ストークス半径の求め方
 5.10 元素分析による保護剤評価
 5.11 TG-DTAによる保護剤評価、酸化評価

6 金属ナノ粒子の材料化へのポイント
 6.1 金属ナノ粒子の回収
 6.2 回収時のキーポイント
 6.3 精製法
 6.4 再分散のキーポイント
 6.5 少量からのテストペースト作製
 6.6 少量から大量へ
 6.7 分散安定性の評価

7 電子顕微鏡を用いた金属ナノ粒子の加熱その場観察
 7.1 その場観察のメリット
 7.2 その場観察手法
 7.3 その場観察のもたらす効果

8 金属ナノ粒子の将来
 8.1 低温焼成
 8.2 迅速焼成
 8.3 導電性を発現させるために
 8.4 MLCC内部電極
 8.5 そのほかの金属ナノ粒子の応用

まとめ

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