非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
47,025円
(本体価格:42,750円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
人体を通信経路として利用し、『触れる』という自然な動作の流れの中で各種機器を制御できるのが『人体通信技術』の最大の特徴です。ウェアラブルデバイスと組み合わせることで、BAN(Body Area Network)の構築はもちろん、意志をもって通信対象に触れるだけで外部機器との“Seamless Connect”を実現できます。近年、ウェアラブルコンピューティングの利便性を高める次世代近距離通信技術として注目されている『人体通信技術』の歴史から最新技術動向まで、2000年から15年間の研究歴を有する講師が秘話を含めて平易に解説します。
なお、本セミナーに御参加頂いた人体通信技術開発をお考えの事業会社に対しては、最恵待遇にて技術開発のお手伝いを致します。
1. 人体通信秘術登場の背景
1.1 無線通信の歴史
1.2 通信距離の近距離化
1.3 BAN(Body Area Network)の登場
1.4 ウェアラブル・コンピュータの概要
1.5 ウェアラブル・コンピュータの課題
1.6 MITが発案した人体通信技術
1.7 日本でも始まった人体通信研究
1.8 人体通信の萌芽期
2. 人体通信の研究開発エピソード
2.1 光で電気を測る「電気光学サンプリング」
2.2 原点は電気光学式オシロスコープ
2.3 人体の電界を計る…?
2.4 人体通信は不可能なのか?
2.5 不可能が可能になった瞬間
2.6 人体を伝わる10Mbps の信号
2.7 内緒のはなし
3. 人体通信の常識
3.1 人体通信技術の分類
3.1.1 電流式人体通信
3.1.2 電圧(電界)式人体通信
3.1.3 その他
3.2 通信装置と地球の関係
3.3 有線でもなく無線でもない通信とは
3.4 電気的等価回路の概略
3.5 壁も天井もフローリングの床も「GND(グランド)」?
3.6 通信装置の接地形態
3.6.1 完全接地型人体通信
3.6.2 不完全接地型人体通信
3.6.3 非接地型人体通信
3.6 なるほど…ややこしい?人体通信技術
4. 高感度電界センサ
4.1 電界検出技術
4.1.1 光電界センサ
4.1.2 コイル型電界センサ
4.2 電界センサ高感度化の概略
4.3 受信感度向上がもたらす恩恵
4.4 人体通信装置の事例
4.4.1 カード型送信機
4.4.2 小型タグ型送信機
4.4.3 指先装着型送信機
4.4.4 眼鏡型送信機
4.4.5 その他
4.5 人体通信の課題
5. 人体通信の応用分野
5.1 無線通信との比較
5.2 どんな場面で使える技術なのか?
5.3 具体的な利用シーン
5.4 人体通信の報道事例
5.5 人体通信は本当に必要か?
5.6 人体通信の課題
□質疑応答・名刺交換□