エクセルギーってそもそも何?どんな時に使えるのか?どうやって算出するのか?こんな疑問に応えます
エクセルギーの基礎知識から具体的な計算方法までを徹底解説

エクセルギーの基本的な考え方とその効果的な使い方
~何故エクセルギーは有用なのか?基礎と計算方法をしっかり学ぶ~

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セミナー概要
略称
エクセルギー
セミナーNo.
st160705
開催日時
2016年07月19日(火) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4階 第2特別講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
持参物
【関数電卓持参のお願い】
本セミナーの演習では関数電卓を用います。つきましては、セミナー参加に際して関数電卓をご持参頂きますようお願い申し上げます。
※ EXP(eのべき乗)と自然対数LNが計算が出来れば一般的な電卓やスマートフォン等でも可です。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
受講対象・レベル
機械工学・化学工学を専門としていなくてもよいが、熱工学、化学反応の学部基礎教養レベルの知識を有するか業務でその類の教科書をかじっていることが望ましい。
習得できる知識
・エクセルギーの意味するところ,基礎的な知識
・電気・化学・熱などのエネルギー形態の量と質を統一的に表す指標として利用できる
・図式的な理解法の導入
・具体的な計算方法と電卓あるいはエクセルによる演習
・典型的なエネルギー変換とエクセルギー解析の事例
趣旨
 我々が日常エネルギーと称しているものには様々な形態があり、コージェネレーションシステムを例にとれば熱・電気・化学の3つが関与しています。経済産業省の技術戦略マップでも、「時空を超えたエネルギー利用技術」として、これら熱・電気・化学エネルギーの3形態間の相互変換による質の向上や最適運用に係わる技術が挙げられています。エネルギー3形態を議論する場合、「量:(エンタルピーの概念)」と「質:(エクセルギーの概念)」の2つの指標が重要です。特に劣化した熱のエクセルギーは未利用のまま廃熱として膨大な量が捨てられており、減らすだけではなく電気や化学反応と組み合わせて増進・再生を図る技術オプションも考えていく必要があります。成熟・高度化した優れた省エネ技術をもつ日本は、この分野において理論と実践的な事例の双方において国際的にリードしており、その概念の根幹について図式的に理解を深めていただきます。
 本講座は基礎編として、3形態いずれにも適用できる計算方法について具体的な演習を交えながら解説し、2日目の実践的利用編につなげていきます。
プログラム

1.序論 エネルギーシステムの創造におけるエクセルギー視点の重要性

2.熱力学の基本法則とエクセルギーの理解

 2.1 熱力学の基本4法則
 2.2 エネルギー保存則・エクセルギー

3.エクセルギーの算出方法
 3.1 物理的なエクセルギー
 3.2 化学的なエクセルギー
 3.3 仕事(電気)・運動のエクセルギー

4.エネルギー変換とエクセルギー
 4.1 熱力学コンパス
 4.2 エクセルギー率
 4.3 エクセルギーによるエネルギー変換の理解
  4.3.1 燃焼
  4.3.2 燃料電池・ガスタービン
  4.3.3 ヒートポンプ
  4.3.4 化学再生

5.まとめ

□ 質疑応答 □

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