~ 応力、成形、環境要因を考慮したプラスチック製品の信頼性向上 ~

プラスチック製品の強度設計における安全率設定(入門)
プラスチック製品を設計する際の安全率設定は技術者の頭の悩ませどころです
本セミナーでは、プラスチック製品の安全率を設定する際に必要な基礎知識を解説します

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セミナー概要
略称
プラスチック製品安全率
セミナーNo.
st161109
開催日時
2016年11月30日(水) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5階 第4講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
受講対象・レベル
プラスチックに関する初歩的知識をお持ちの方
習得できる知識
・プラスチックの強度設計に必要な基礎特性および実用特性を理解する
・プラスチック製品の信頼性に影響する諸要因と向上策を習得できる
・プラスチックの安全率設定の考え方を習得できる
趣旨
 安全率(安全係数)とは材料の破壊強度を許容応力で除した値であるので、安全率を高く設計するほど製品の信頼性は向上する。しかし、プラスチック材料では許容応力設定に関する考え方が体系化されていないので、安全率そのものが明確でないことが多い。その理由は、プラスチックは粘弾性挙動を示すこと、負荷応力の種類によって変化すること、環境劣化すること、成形条件によっても変化することなどが複雑に関係するからである。
 本講では、プラスチックの安全率に影響する諸要因について解説し、講師の体験を基にして安全率または許容応力を決める考え方を解説する。
プログラム

1.プラスチックの製品設計における安全率の考え方
 1.1 安全率とは
 1.2 安全率設定におけるプラスチック固有の課題

2.安全率に影響する諸要因
 2.1 応力亀裂
  2.1.1 ストレスクラック
  2.1.2 ケミカルクラック
 2.2 負荷応力と破壊強度
  2.2.1 静的強度(引張、曲げ、圧縮)
  2.2.2 衝撃強度
  2.2.3 クリープ破壊強度
  2.2.4 疲労強度
 2.3 成形要因
  2.3.1 成形過程の分解
  2.3.2 残留応力
  2.3.3 ウェルドライン
  2.3.4 応力集中
  2.3.5 再生材の使用
 2.4 環境劣化要因
  2.4.1 熱劣化
  2.4.2 加水分解劣化
  2.4.3 紫外線劣化
  2.4.4 薬品劣化

3.安全率または設計基準の設定の考え方
 3.1 許容応力
  3.1.1 静的応力(引張、曲げ)
  3.1.2 定ひずみ下の応力
  3.1.3 定応力下の応力(クリープひずみ、クリープ破壊)
  3.1.4 疲労応力
 3.2 長時間寿命の予測
  3.2.1 熱劣化寿命
  3.2.3 加水分解劣化寿命
  3.2.4 紫外線劣化寿命
 3.3 実用製品の加速信頼性評価

□ 質疑応答 □

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