再生可能エネルギーを経済性の観点から徹底分析して発案された風力熱発電の技術動向を中心に解説

風力熱発電と太陽光も含めた再エネ導入拡大を可能とする蓄熱発電技術
~風力発電、太陽光発電のさらなる導入に向けた新たな発電システムの可能性~

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セミナー概要
略称
風力熱発電
セミナーNo.
st170106
開催日時
2017年01月24日(火) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4階 第2特別講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
趣旨
 再生可能エネルギー(再エネ)の大規模導入が世界的に試みられる中、これまでに無い大きく早い変革が電力システムにて起きつつあります。これまでは不安定な再エネでも電力系統の調整で対応できてきましたが、今後は蓄エネルギー無しには成立しなくなってきています。そこにシーメンス社が岩石蓄熱から蒸気タービン発電するといった、全て既存技術で効率は悪いながら経済的な全く新しいシステム開発に乗り出しました。再エネの技術開発ではエネルギー効率向上から経済性向上へと大きく変化しつつあります。シーメンス社のシステムよりさらに高機能で経済性向上を狙った世界初の風力熱発電について、周辺技術なども含めて講演したいと思います。
プログラム

1.風力熱発電(WTES)の概要
 1.1 本日のアウトライン
 1.2 風力熱発電の概要;激変する再生可能エネルギーの革新的技術
 1.3 シーメンス社の蓄熱発電所によるコペルニクス的転回
 1.4 先行類似技術および知財権に関して

2.再エネ大量導入に関する世界の状況
 2.1 再エネ大規模導入をはたした欧米の状況;スペイン、ドイツ、デンマーク、アメリカ
 2.2 もはや3\/kWhとなった発展途上国での再エネ導入
 2.3 日本の現状;系統接続コスト、電力自由化やn-1問題など

3.太陽熱発電、風力発電技術の概要と現状
 3.1 各種太陽熱発電技術の概要;トラフ、タワー、そしてフレネルの復活
 3.2 急拡大する太陽熱発電
 3.3 風力発電の概要;ダイレクトドライブの必用性
 3.4 風力発電の最新状況;立地問題や公害対策も含めて

4.風力熱発電の経済性定量評価
 4.1 単純化条件での試算
 4.2 実風況を想定しての試算
 4.3 マクロ的試算
 4.4 ヒータ式との比較、超電導化も含めて

5. 発熱機
 5.1 発熱機の様々な構成例
 5.2 発電・発熱型の原理および系統余剰電力吸収運用方法

6. 熱媒体、蓄熱、熱電変換など関係周辺技術
 6.1 熱媒体、蓄熱技術の概要
 6.2 実績に基づく各種蓄エネルギーシステムとの比較
 6.3 熱電変換技術の色々 ~小型から大型まで~

7.中・小型の風力熱発電

8.課題および今後の展開

 8.1 風力熱発電実現に向けての課題と対策
 8.2 国際協力体制

□ 質疑応答 □

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