ネット・ゼロ・エネルギービルや住宅、自動車、産業排熱への活用に向けた蓄熱空調システムの新展開

蓄熱材・調湿剤及び同システムの基礎と蓄熱空調技術開発の動向【大阪開催】
蓄熱・調湿の基礎から材料開発動向、システム応用例、採算性まで徹底解説
蓄熱・調湿材料やシステムの開発、導入に生かせる知識を体系的に学べます

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セミナー概要
略称
蓄熱【大阪開催】
セミナーNo.
st170521
開催日時
2017年05月30日(火) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
ドーンセンター 5F 大会議室2
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
受講対象・レベル
蓄熱・調湿技術や熱エネルギー関連に興味があれば、どなたでも受講可能。予備知識がなくとも理解できるよう、講師にお話頂く予定です。
習得できる知識
・我が国における環境とエネルギー政策等の動向
・住宅・自動車空調分野における省エネルギー等
・蓄熱材料とその分類
・蓄熱技術とそのシステム化
・蓄熱・調湿システムの経済性
・調湿剤(デシカント剤)の分類
・調湿技術とそのシステム化
・蓄熱・調湿技術と建物のエネルギーマネジメント
・自動車の燃費向上に向けての蓄熱・調湿技術の新展開
趣旨
 近年の情報機器の普及による冷却熱需要や民生用温熱・冷熱需要の急増そして多様なエネルギー供給源の最適化に向けての調整さらに化石燃料利用による環境問題などを勘案した省エネルギーの立場から、蓄熱・調湿技術に対する期待が大きくなっている。

 特に、我が国の民生部門は、最終エネルギー消費の約3割を占め、その増加割合が顕著であることから、調湿・調温などの快適性の追求を基本として、省エネルギー、創造エネルギー(再生可能エネルギー主体)そして蓄エネルギー(蓄電池や蓄熱)を主体とするエネルギーマネジメントシステムの推進が重要課題となっている。本年度から建築物省エネ法が施行されて、具体的なネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)や住宅(ZEH)の構築に欠かせない蓄熱・調湿技術に対しても新たな展開が期待されている。一方、運輸部門においても、調湿・調温などの車内環境の快適性の確保を基本として、環境規制や経済性の確立の上で、その変動性を有する排熱(冷却熱、排ガス)の活用において、蓄熱技術の採用が重要視されている。さらに、産業部門においても、様々な産業排熱や未利用熱エネルギーの活用から、省エネルギーや創エネルギー機器開発に蓄熱・調湿技術の応用が進んでいる。熱エネルギー有効利用技術としての蓄熱・調湿技術は、環境親和型省エネルギー技術に位置づけられる熱マネジメント技術と言える。

 本セミナーでは、蓄熱・調湿技術の基礎や蓄熱・調湿材料の紹介そして具体的な蓄熱・調湿システムの導入事例や採算性などを体系的に説明し、さらに今後の蓄熱・調湿技術開発の最新動向にも幅広く言及し、熱エネルギーマネジメント技術としての蓄熱・調湿技術の将来像を明らかにする。
プログラム

1.最近のエネルギー活用に対する社会的動向と政策
 1.1 地球環境保全とエネルギー需給の展望
 1.2 建築物や自動車等のエネルギーの効率的利用に向けての技術動向

2.蓄熱技術の基礎
 2.1 熱マネジメント技術としての蓄熱技術
 2.2 蓄熱技術に要求される機能特性
 2.3 蓄熱材料として具備しなければならない特性

3.蓄熱材料の分類と蓄熱システム
 3.1 蓄熱材料の種類と分類
 3.2 顕熱蓄熱材と顕熱蓄熱システムの具体例
 3.3 潜熱蓄熱材と潜熱蓄熱システムの具体例
 3.4 自動車関連の蓄熱システムの具体例

4.蓄熱システムの応用と運用
 4.1 蓄熱システムの展開
 4.2 蓄熱システムのコストと経済性
 4.3 蓄熱技術開発の計画フロー

5.調湿剤(デシカント剤)の基礎と分類
 5.1 調湿剤(デシカント剤)の種類と分類
 5.2 デシカントシステムの具体例
 5.3 顕熱潜熱分離空調の省エネルギー性
 5.4 新規開発低温再生可能調湿剤の開発と活用

6.今後の蓄熱・調湿システム展開と方向性
 6.1 顕熱潜熱分離型空調システムへの蓄熱・調湿技術
 6.2 先駆的蓄熱・調湿技術の展望

□ 質疑応答 □

 

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