2018年02月13日(火)
                        10:30~16:30
                                    
                        
                    
                 
    
            
            
                
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                    49,500円
                    (本体価格:45,000円)
                    
                    会員: 
                    47,025円
                    (本体価格:42,750円)
                    
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                    48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン!(1名あたり定価半額の24,300円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
    ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
 ※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
  (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
 ※他の割引は併用できません。
                
             
            
                
                
                    ※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
                
             
            
            
                
                
                    ・プラスチックの基本特性である粘弾性特性及び熱粘弾性特性が理解できる。
・残留応力の発生メカニズムが理解できる。
・残留応力の理論的、実験的解析方法が理解できる。
・残留応力の低減方法並びに積極的な利用法が修得できる。
・粘弾性特性・熱粘弾性特性を基準とした強度、変形の力学的取扱いの基礎が修得できる。
・粘弾性特性に成立する時間-温度換算則の概念が修得できる。
・時間-温度換算則を用いた強度、変形の長期予測法と信頼性評価法の基礎が修得できる。
                
             
            
                
                
                     プラスチックの力と変形の比例定数である材料定数は、時間と温度依存性を有し緩和弾性係数や貯蔵弾性係数と呼ばれ、著しい粘弾性挙動を示します。プラスチックの成形過程で生ずる残留応力の発生要因やこれが時間や温度に伴って変化するつまり経時的な事象は、この粘弾性挙動に起因するところが大であります。
 粘弾性挙動の時間、温度依存性には、時間-温度換算則が成立し、この法則を用いて残留応力解放に伴う変形や強度の長期予測、及び繊維強化プラスチックの諸特性の時間、温度依存性の長期予測等が可能となります。
 ここでは、残留応力の発生メカニズムを、熱粘弾性力学モデルを用いて定性的に説明し、熱粘弾性挙動に伴う残留応力の理論的、実験的な取扱法及びその低減化法について平易に解説します。さらに、時間-温度換算則の作成法と各種事象への応用方法について説明します。 
                
             
            
                
                
                    
                    1.残留応力の発生を理解するための基礎知識
 1.1 粘弾性特性・熱粘弾性特性とは
 1.2 粘弾性特性・熱粘弾性特性の利用方法
 1.3 粘弾性に伴う特異現象(クリープ挙動、緩和挙動)
2.プラスチックの力学を理解するための基礎知識
 2.1 プラスチックの応力とひずみ
 2.2 粘弾性挙動と粘弾性モデル
 2.3 応力-ひずみ関係式(構成方程式)
   ・応力-ひずみ関係式の誘導方法 
3.熱粘弾性挙動による残留応力の発生メカニズム
 3.1 残留応力の発生要因の分類
 3.2 冷却過程で生じる残留応力の発生メカニズム
 3.3 硬化過程で生じる残留応力のメカニズム
 3.4 GCP(ガスカウンタープレッシャー)による残留応力の低減化法
4.時間-温度換算則とその解釈
 4.1 時間-温度換算則の基礎概念
 4.2 粘弾性挙動のマスタ-曲線の作成方法
 4.3 時間-温度移動因子(アーレニュウス型、WLF型)
5.粘弾性挙動のマスタ-曲線の活用方法
 5.1 マスター曲線を用いたクリープ変形の長期予測法
 5.2 マスター曲線を用いた残留応力開放に伴う変形の長期予測法
 5.3 マスター曲線を用いたCFRPの変形、強度の経時的変化の予測方法
 5.4 その他、事象への応用例