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粉砕の基礎知識から、トラブルとその改善、メカノケミカル現象のメカニズムや制御、粉体の凝集・付着の防止をはじめとするメカノケミカル効果の活用法、材料創製や資源処理などへの応用技術など、徹底解説します。
初学者から、粉砕操作で課題を抱えている方など、ぜひこの機会をご活用ください。

効果的な微粉砕操作のための実践ノウハウとメカノケミカル現象の理解・制御、積極的な利用・応用技術

~微粉砕の基礎とトラブル対策、凝集・付着解消のためのメカノケミストリーの理解・制御と固相合成による機能性粉体材料の創製、資源処理とリサイクル等への有効活用~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要

略称
粉砕
セミナーNo.
st191203  
開催日時
2019年12月05日(木)10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん  4F 研修室
価格
非会員: 49,500円(税込)
会員: 47,020円(税込)
学生: 49,500円(税込)
価格関連備考
49,500円 ( 会員受講料 47,020円 )
定価:本体45,000円+税4,500円
会員:本体42,750円+税4,270円

【2名同時申込みで1名分無料!(1名あたり定価半額の24,750円)】
※2名様とも会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価の半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

講座の内容

受講対象・レベル
1.粉砕に取り組んでまだ間もない技術者・研究者
2.粉砕操作を行っている中で問題を抱えておられる方
3.新しい粉砕法を模索されておられる方
4.物質に含有する有価物などを回収したいと考えている方
5.従来の物質処理、資源処理を進めておられる方で、お困りになっておられ、別の解決策を考えておられる方など
習得できる知識
1.微粉砕の効果的方策の理解
2.微粉砕によるメカノケミカル現象の理解
3.メカノケミカル現象の制御と活用
4.メカノケミカル効果を利用した物質処理
5.メカノケミカル現象を利用した資源リサイクルとエネルギー回収 など
趣旨
 粉砕操作に携わる技術者・研究者が抱える課題の一つは、乾式並びに湿式粉砕操作の適切な処理であり、また、その過程では様々なトラブルに見舞われる。例えば、粉砕しているのに微粒子が凝集し、逆粉砕現象が起こることなどである。また、粉体を原料にした物質処理操作に携わるプロセスにおいても、粉体原料調整の段階で不明な点が多いことから、その溶解工程や整形・焼成工程を経て、製品となる過程で問題が生じる場合がある。これらの課題や問題には、往々にして原料(微粉体)調整段階での情報を良く知ることで解決に繋がる場合がある。その情報の一つに、粉砕で発現するメカノケミカル効果がある。
 本セミナーでは、微粉砕の効果的な方策とその過程で発現するメカノケミカル現象の理解とその応用について解説する。固体の微粉砕では、原料特性、粉砕機特性の2つを熟知することがスムーズな粉砕進行に役立つ。セミナーでは、乾式と湿式での粉砕における効果的な方法を説明し、具体的な改善に繋がる例を紹介する。そのうえで、微粉砕過程で発現する凝集・付着現象の原因がメカノケミカル効果にあることを解説し、その制御法としての効果的方法を紹介する。一方、この効果を積極的に利用する立場で微粉砕過程では原料の結晶構造の変化や相転移、エキソエレクトロン放射などによる機械的活性現象がある。この機械的活性化の結果として微粉砕操作で複数原料間での固相合成の達成を多数例示し、そのマッピングから反応の可否を説明する。このようなメカノケミカル効果(機械的活性を含む)による様々な固相反応による触媒などの機能性粉体材料の合成例を示すとともに、タルクと二水石膏の微粉砕による水硬性粉体の合成をはじめとして様々な資源処理、廃棄物からの有価物やエネルギー回収についての例を示す。
 これらのセミナー内容を理解することにより、微粉砕で生じる多くの問題・課題に対しての解決のヒントが得られ、微粉砕過程で発現するメカノケミストリーの積極的な活用を目指す研究者・技術者に有益な情報を提供できるものと考える。
 セミナーの最後には、質疑応答と技術相談の時間も設けてあるので、課題を抱えておられる多くの皆様のご参加をお待ちしております。
プログラム
1.はじめに
 1.1 固体の粉砕
 1.2 巨視的変化と微視的変化

2.微粉砕のA to Zとトラブルシューテング
 2.1 微粉砕プロセスの理解と微粉砕促進の表示
 2.2 粉砕促進策~分級、粉砕助剤添加、湿式粉砕におけるスラリーの安定性維持
 2.3 ミル内媒体運動のシミュレーションと粉砕操作の最適化
 2.4 トラブルシューテング
   粉砕効率改善、湿度調整・湿式粉砕、マイルド粉砕、粉塵爆発防止法、摩耗対策、装置洗浄など

3.メカノケミストリー~固体の微粉砕で起こる現象
 3.1 メカノケミカル効果
 3.2 効果発現の条件
 3.3 効果・機械的活性化の経時変化
 
4.メカノケミカル効果の制御
 4.1 乾式粉砕と湿式粉砕の例から
 4.2 金属の粉砕における発火抑制の観点から
 
5.メカノケミカル効果による相転移例
 
6.混合粉砕による固相合成の条件と合成過程
 6.1 直接合成(酸化物から)
 6.2 間接合成(塩化物などから)
 
7.タルクなどの層状鉱物のメカノケミカル効果
 7.1 タルクの粉砕
 7.2 粘土鉱物の粉砕
 
8.2水石膏のMC効果と水移動による水硬性粉体の合成
 
9.微粉砕によるナノ粒子製造
 9.1 酸化物、硫化物ナノ粒子
 9.2 金属ナノ粒子
 9.3 複合酸化物ナノ粒子
 
10.樹脂の固相反応と分解
 10.1 ハロゲン含有樹脂の脱ハロゲン化
 10.2 樹脂と無機物の固相反応
 
11.固相合成を支配するもう一つの要因~出発原料の結晶構造
 
12.固相合成と化学的処理の組み合わせによる各種材料開発
 12.1 タルク等の鉱石処理
 12.2 SrSO4などからのX線遮蔽材の製造
 
13.未利用資源(廃棄物)からの有価物回収~メカノケミカル効果+化学的処理
  13.1 EPダストからのV回収
  13.2 廃蛍光管からのレアアース回収
  13.3 透明電極廃棄物(ITO)からのインジウム、錫の回収
 
14.未利用資源(廃棄物)からの有価物回収~メカノケミカル効果+物理的処理
  14.1 アルミナのα化温度低減
  14.2 各種バイオマスからの水素製造
 
15.むすびと質疑応答(技術相談)

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